今夜は眠るのが勿体ない…
明日の朝には忘れてしまうだろうから
クラウド・アトラス ☆☆☆
時系列を分解して再構築した映像作品ならではの実験的な構成、時空を超えた6つの物語が交錯する。特に2144年「クローン少女の革命」に一番引き込まれた。人間栽培と共食いの事実が明かされるシーンの衝撃は、ウォシャウスキー兄弟の「マトリックス」を彷彿とさせるSF感だった。
ほかにも1936年「作曲家の苦悩」冒頭の銃での自殺シーンは衝撃的だったし、2012年「老編集者の脱走劇」もコミカルで笑える。2321年「崩壊後の地球」という設定なんてSFの醍醐味とも言える内容だろう。

空気人形 ☆☆
クラウドアトラスで気になった女優べ・ドゥナが主演。「誰も知らない」「そして父になる」の是枝監督ということで観てみることにしました。映画冒頭の彼女の美しい裸体に目を奪われ、最後に待つ悲しい結末に言葉を失います。ただ、こういう映画…自分的にはイマイチなんですよね、心を持つことは切ないことだから。
ライフ・オブ・パイ ☆☆☆
こういう感じの映画っていつもならセレクトしないんだけど、「アバター」を超える映像革命なんていわれたら観るしかないでしょ!どこまでも無限に広がる大海原、光差し込む太陽。
特に夜の闇の中でまるでオーロラのように輝くプランクトンの群れ、巨体を翻して飛び上がるクジラの幻想的なシーンに見惚れてしまいます。決して好みの映画ではないのですが映像は美しいので、是非ともブルーレイで鑑賞してほしい。
キャビン ☆☆
予告編を店頭のモニターで偶然目にした時に面白そうだとずっと思ってて、、ようやく借りたんだけど…まさかのライトノベル的な発想の結末にがっかり。ストーリー後半の世界終末的な展開はない方が絶対よかった!
夏休みに訪れた山小屋で襲われる青年たち、それを観察する科学者たちという設定はとてもよく、モンスターを一斉管理している地下施設が暴かれる展開まではホントに☆5つ級の出来だったんだけど、、とっても残念賞な映画でした。。

ドッグウィル ☆☆
舞台のような異色の映画で、トリアー監督の底知れぬダーク臭漂う作品。ドッグウィルに逃げ込んだ女性が村人たちに次第に受け入れられていく前半部分が後半になって一変する。
閉鎖的な村の中で暴かれていく人間の性と欲望、裏切りと嫉妬、薄れていく罪悪感と道徳心。深淵を覗き込むとき、深淵もまたこちらを見つめている…この映画、はっきり言ってお勧めしない。
運命じゃない人 ☆☆☆☆☆
婚約破棄された女性、彼女に逃げられたサラリーマン、私立探偵の親友、男を騙す謎多き女、ヤクザの親分。
ある一晩の出来事が練りに練られたパーツに分けられ、おもしろさがどんどん加速していく!こんな映画を待っていた!!!ラストのシュールで見事な演出に思わずニヤリとさせられてしまうだろう♪

銀河ヒッチハイク・ガイド ☆☆☆
バカSFの歴史に輝く超ド級の大傑作!!ブリティッシュ・ジョーク満載でお届けするスラップスティック・コメディ。
冒頭の銀河ハイウェイ建設工事のために地球を破壊するって展開からしてイカしてるし、大統領のぶっ飛びっぷりが半端ない!!!でも映画自体はB級テイスト仕上がりなので、この話の面白さを真に理解するには小説で読むことをオススメします、はい!
TED ☆
愛らしいぬいぐるみがファンキーでやさぐれているという捻った設定に心惹かれ、旧作ランキング1位だったのもあってレンタルしてみたのだが、、やっぱり自分はこういう系の映画は受けつけないらしい。。意味なくノラ・ジョーンズ本人が登場した時はなんか呆れて言葉も出なかった。ホント何も言えね~

きっとうまくいく ☆☆☆☆
インド映画ってなんか苦手で、唯一観たのは「スラム・ドット・ミリオネア」くらいだった。というか、急に歌ったり踊りだすミュージカルが全般的にダメなんだ。でも、これは良かった、特に友情シーンが胸にアツく不覚にも思わずウルッときましたよ、ワイグル氏♪
さかさまのパテマ ☆☆☆☆
手を離したら少女は空におちていく…サカサマ・トリック・スペクタクル!!閉ざされた世界が広がり、ラストに二つの世界の真実が明らかとなる。SF作品の王道を上下サカサマの世界というアイデア一つで新しく感じさせてくれる。そして、子供の頃に観た「天空の城ラピュタ」を想起させるような心躍る少年少女たちの冒険。
非常に魅力的な世界観なだけに、もう少しSF的な乗り物や小物があると面白くなると感じた。ゲームの「ICO」を参考にしているというなら、もうちょっと緊迫感を演出するようなアクションがあってもよかったと思う。

アップ・サイド・ダウン 重力の恋人 ☆☆
パテマと同時期だったのでこちらも気になってレンタルしてみた。天地逆転する映像や海にダイブするシーンなんて見惚れてしまうくらい素晴らしいのだけど…ストーリー自体の盛り上がりに欠け尻切れトンボな感じが否めない。。彼女の記憶喪失という設定って必要だったの!?
グランド・イリュージョン ☆☆☆☆
マジックの鉄則は相手の予測を裏切ること、見た目に気を取られていると簡単に騙される。そして、マジックで最も重要なのはミス・ディレクション。マジックの最中に銀行を襲う前代未聞のショーを披露したホースメンの4人、彼等の存在そのものがそうだったのだから。

閉ざされた森 ☆☆☆☆
ジョン・トラボルタってなんか好きになれない俳優なんです…昔から。「ソードフィッシュ」のときも「フェイス・オフ」の時もそうだった。それを差し引いても?この映画は良かったと思う。食い違う証言の数々、麻薬密売と軍内部の暗躍。そして、鍵を握る秘密組織セクション8。つじつまが合ってさえいればいい♪
ニューオーリンズ・トライアル ☆☆☆☆☆
銃乱射事件の裁判、勝敗の鍵を握るのは陪審員制度。伝説の陪審コンサルタントと銃撤廃を掲げる辣腕弁護士、そこに割って入り票を操作する一人の陪審員と裏取引を持ちかける謎の女性。
スピーディーな展開に唸り、三竦みの攻防に舌を巻く!ジョン・キューザックって何気に結構いい作品に出てる気がする…久しぶりに素敵な映画に出逢えた喜びをあなたにも♪

P.S. 戦場の戦乙女と黒い魔女へ
久しぶりに映画館に行って映画を観てきた。「ALL YOU NEED IS KILL」と「マレフィセント」のどちらを観るか最後まで悩んだけど。
公開日から結構経っている映画なんで、お客さんは僕たち2人だけでさ…それはそれで貸し切りっぽくて良かったと思うんだ♪
2人きりの映画館より