絶対泣かない | My favorite is …

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好きな音楽や本、映画に出逢った時、そこに関わるエピソードが必ずあります。

人間は時間的存在である。

それゆえに、過去の断片化した記憶を綴り、書き記していこうと思います。





旅立ちの季節に想いを寄せて





拝啓

謹んでお別れの言葉を綴らせて頂きます。はじめの印象は気配りのよく出来た人だと感嘆し、その次には相手に配慮した話し方をする人だと感心頻り。仕事ぶりにも気立ての良さを感じました。


嫌な顔ひとつせず、朗らかな微笑みを絶やさず、貴方の笑顔は周りの人も笑顔にしてくれました。この人はこんなに気ばかり遣って気疲れしないのだろうかと意味もなく心配していたのだけれど、家に帰ると旦那さんに愚痴を聞いてもらってる話をしてくれた時は一安心したものです。貴方にも安らげる場所があることに。



部署が変わってからは苦労されてましたね。家に帰って1人泣いてしまう日もあったとか。それでも職場で絶対泣かないと決めて、懸命に仕事にあたる姿は剣を携えた騎士のように勇ましかったです。


思い出すのは、ロビーで待っていたらそっとお茶を出してくれたこと、旅行先での飲み会の帰り道に上着の裾を引っ張られながら歩いたこと、何気なく仕事で助けてもらったこと…
瞳を閉じるとその時々の場面と貴方の笑顔が浮かびます。端からみると活発で愛想も良く社交的なのに、以外と内向きで休みの日は家にこもりっきりになってしまうという話をしてくれた時は何故か嬉しくなりました。凛々しい貴方にもそんな部分があることに。



春からの新しい環境、やがては家族も増え、家庭と仕事の両立に勤しんでいくことになると思いますが、どんな職に就くにせよ仕事は続けた方がいいでしょう。

働く君の姿はとても素敵だから。


                                      

     







P.S. 花のような人へ

時間に余裕があるときでいい。
心にゆとりがあるときでいいから。
出来るだけ本を読みなさい。あなたの人生をきっと豊かにしてくれるから。

話を聞かせてほしい人より