過ぎ去った日々を追わずにいたけど…
最近、車の中でかけるのはm-floの曲が多くなってきた。
なぜ今になって聴くようになったかというと、今期の月9ドラマ「ビブリア古書堂の事件手帖」で「Let's go」がいい感じに使われていたのがきっかけである。
…といっても私はこのドラマ見たり見なかったりなのだが、11日放送の「時計仕掛けのオレンジ」の回は良かった。次回に向けて、階段で蹴り落とされるシーンをラストに入れたのは上手い見せ方である。
人気小説のドラマ化は配役含め賛否両論あるようなのだが…やはり原作が面白いので内容は他のドラマより奥が深いと感じる。

2000年にリリースされた本作はm-floのファーストアルバム。近未来SFをテーマに構成されていて時代設定は2012年であった。
曲の合間にはさまれる間奏が機内アナウンスだったりラジオ番組だったりと随所に工夫が凝らされている。
特にラジオ番組を模したInterlude4が秀逸。いきなり機内アナウンスが流れるIntroには唸ったものである。
m-floの中で一番好きな曲♡
「Come Back To Me」
素敵な歌詞とピアノが奏でる無限ループ♩
「Hands」
サビへと続く曲展開がたまらない爽快感!!
「been so long」

m-floを初めて聴いたのは確か高校生の時だ。嵐の二宮さん、関ジャニ8の渋谷さん、加藤あいさんが出演していたドラマの挿入歌で流れていた。
ドラマの内容もタイトルも忘れてしまっていたのに、m-floの「L.O.T (Love Or Truth)」が使われていた事だけは不思議と覚えていた。調べてみたら月曜20時から放送していた「あぶない放課後」というドラマだった。
当時、お年玉を使って念願のMDプレーヤーを購入した私は、この町で唯一のレンタルショップだったGEOに足しげく通い録音するアルバムを見繕っていた。思い返してみると、こういったものをセレクトしていた記憶がある。
Dragon ash / Buzz songs
the brilliant green / TERRA2001
hide BEST ~PSYCHOMMUNIT~
LOVE PSYCHEDELICO / THE GREATEST HITS
当時の私は日本語と英語の歌詞が混同した曲が好きな傾向があった。歌詞に共感するというよりは、聴いていてカッコいい曲重視で選んでいたと思う。
まだ洋楽を聴く程には成熟していなく、それでもどこか気取ったセレクトをしようと試みていた。
「何聴いてるの?」なんて人に聞かれる確率は限りなく0に近いのに…誰に見せる訳でもないのに誰かに一目置かれようとしていた。
そんな若かりし頃の断片的な記憶が
淡くよみがえっては溶けて消える…
降る雪のように儚く静かに。

P.S 詩人の坂村真民さんへ
冬がきたら、冬のことだけ思おう
冬を遠ざけようとしたりしないで
むしろ進んで、冬の魂に触れ、
ふゆのいのちにふれよう
冬がきたら、冬だけが持つ
深さと厳しさと、静けさを知ろう
「置かれた場所で咲きなさい」を一読した者より