- はじめて涙を流した映画を
- あなたは覚えていますか?
ホワイトハウスのスキャンダルと噂される「エリー」という女性を追っていた報道記者。
その記者の前に現れた米大統領は「E.L.E」が国家機密のコードネームである事を告げる。
その2日後、大統領は全世界に向けて記者会見を行った。
彗星が地球に向かって接近、
衝突は1年後であると。
合衆国は2つの対策を発表。
「ノアの方舟」となる地下シェルターの建設。
もう1つは彗星を破壊する「メサイア計画」。
3つの物語が同時進行し、その周辺の人間関係が丁寧に描かれている映画。
彗星の第一発見者となった少年。
地下シェルターへ入る権利を捨てて、幼馴染の少女と地上で最後の時を迎える事を決意する。
逃げ惑う大勢の人や車で道路が埋め尽くされるなか、2人で手を繋ぎ丘を駆け上がったところで彗星が落下する瞬間が訪れる。
仕事一筋でやってきた報道記者の女性。
職場の女性にシェルターへの権利を譲り、疎遠になっていた父のもとに向かう事を決意する。
浜辺で父と二人、海を見つめながらその最後の時を迎える。
彗星破壊の任を負った若き宇宙飛行士。
自分の命を犠牲にして世界を救うことを決意する。その最後の瞬間に映像がつながり、愛する妻と息子へ別れを告げる。
彗星の破壊には成功するが、その欠片が地球へと落下してしまう。
スペースシャトルの玩具が出てくるシーンで、
私は不覚にも号泣してしまった。
部屋で一人、涙をボロボロ流した事だけは
今でも覚えている。
後にも先にも映画で泣いたのはこれだけだ。
まだ高校生だったので、映画の世界観に純粋に入ってしまったのだと思う。
今ではそんな気持ちで映画を観る事はなくなってしまったのだけど…
観たタイミング、年齢や当時の心境によって泣いた映画は大きく異なるものだろう。
本作がそれほど良い映画だったかと聞かれると、今となっては正直微妙。
当時はタイタニックやアルマゲドンが大ヒットしていたのだが…
人それぞれ涙を流した映画は異なる、
私にとってはコレだったというだけの話。
良作品を探し求める伊達眼鏡野郎より


