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生涯資産を生みだす方程式

コミュニケーション・ラボ 代表
ビジネスモデル・プロデューサー 鈴木秀一郎 公式ブログ

有意義な人生を作るために必要な「生涯資産を生みだす方程式」をマスターするための情報や、日々の学び、気づきなどをシェアしていきます。

辺り一面を真っ白にした、寒波もやっとひと息ついたようで、かなりの勢いで雪が溶け
春の予兆に、少しだけ心が和んだ一日を過ごしました。今年はもう、雪、いいかな…。


さて、今日のトピックは、


「お金と自己評価」


について書こうと思います。


ビジネスの相談を受けると、当然のことながら目標設定の話になります。

様々な話をする中で、「年収、どのくらいになったらいい?」という話になると、
ほとんどの方は、それなりの大きな金額を言われます。


ある時、そんな会話をしていて、興味深いことに気づきました。

例えば「年収1000万」を目標としている、という人に、試しに


「じゃあ、自分の時給っていくらだったら受け取れる?」


聴いてみたら、その人は「うーん」と黙り込んでしまいました。

それは別に計算ができないとかいう問題ではなくて、恐らく過去に自分がもらった
経験のある時給を基準に金額を計っていたのです。

もしその人が、過去最高の時給が1,200円だとしたら、年収1000万になるには
単純計算でどれだけ働かなければいけないのでしょうか。
今の時代なら、時給1200円は悪くないでしょう。仮に計算してみると、


月25日×8時間×1200円×12ヶ月=288万円


です。ということは、ざっと計算すると、時給5000円くらいの価値観で仕事を
しないと、月に25日も働いても、やっと年収1000万ということです。


この話題の核心はこの2点です。


「自分にいくらの金銭的価値を付けられるか」
「それを心理的に受け入れることが出来るか」


この部分の心理的障壁がない人は、スムーズにそれを実現し、受け取っていきます。

しかしここに「引っ掛かる」人は必ず足踏みをします。


同じテーマで、別の角度からのエピソードとして、


「ビジネスで一番難しいのは価格設定」


という定説が語られています。

特に物販以外のカタチのないもの(様々なサービス分野)は特にそうですね。
ものがあれば、相対的に相場と比較が出来ますが、カタチがないと、自分自身の
価値観を頼るしか、決める術がないからです。


これ、すべて「自己評価」があらわになる機会です。
自分の欲求と自己評価のギャップがモロに分かってしまいます。

そことどう向き合って、修正を加えていくのか。

そもそもその目標自体が適切なのか。

ビジネスをする上で、他の価値観はないのか。

どんどん内側に向けて、問いを立てていく必要があります。



こういったことを含めて、自立した人間になろうとする取り組みにはとても
価値があることが分かります。

本質的にアタリマエのことですが、金銭的価値を含めて、


「自分の価値は自分で決めていい」

わけで、それを受け入れるかどうかも自分で決めればいいだけのことです。

しかしこれは言うほど容易いことではありません。

人生は体験学習。

あなたのエネルギーを「お金」というシンボルに一時的に交換する。
その価値を自分自身で決める。これは経済の課題であり、同時に心理的課題なのです。

前回の続きです。


自分に起こる出来事に


「反応する」


のか、あるいは



「自分で意味を付けて、行動を選択する」



のかで人生が変わる、というところまでで前回は終わりました。

さて、ではなぜそれで人生が変わるのか、ということに触れたいと思います。



人生はもちろん様々な要素から構成されているわけですが、わたくしはそれを
決定づける重要な要因のひとつに、



「人間力=信頼性」



があるのではないかと考えています。

他の言い方をすれば、
「一貫性」と云ってもいいかも知れません。

出来事に対する次の行動に安定感が感じられる人と、その都度、大きく揺れる人。

あなたなら、果たしてどちらの人に信頼を置きますか?

答えは明確ですね。

だから出来事に一喜一憂する人ではなく、反応を選択する人に信頼が集まるのです。



信頼の高さは、すなわち
「あなたのブランド」になります。

いわゆる「パーソナル・ブランディング」というやつです。

それが高いほど、あなたには重要な役が回ってきます。

その役に一喜一憂せず、その役に価値ある意味を付けて、与えられた課題に向き合い
それを消化していく。

それがまた「あなたは◯◯な人」という信頼の積み重ねになり、あなたの資産になって
行くのです。



あなたの本当の資産とは、今持っている現金や預貯金などではありません。

これからの時代、むしろそれらのもので手に入れることのできないものこそが本当の資産かも知れません。


「出来事に自分で意味を付けて、行動を選択する」


そして一貫性を意識されてみてはいかがでしょうか。
継続すればするほど、あなたに実感できる変化が訪れることをお約束します。

新潟県の山沿いは3mオーバーの豪雪で、スゴイことになっているようです。

屋根から雪を下ろした後から一晩で80cmも積もった日には、どれだけショックでしょう。

ふだん、めったに積雪することのないうちの近所でも、道路の多くが圧雪になっています。

窓の外を見ると、視界が効かないほどの雪が降っている時もありますが、この雲の上には青空があるんだと思い直して気を取り直す今日この頃です。



さて、今日のトピックは「反応か、選択か?」です。


先日、ある方から連絡をいただき、少し話を聴いて欲しいということでお会いしました。

一見して、息苦しい感じの表情。何か言いたいことが胸につかえているのが見て取れます。

お話を聴いてみると、職場での上司との関係や、愚痴の多い同僚への対応、家族関係の悩みなど、さまざまなストレスを抱えておられるようでした。


「それで、Aさんはどうしたいのですか?」

とお聞きしたのですが、「うーん」という感じで、次の言葉がなかなか出てきません。


「じゃあ、例えば10年後、Aさんはどうなっていたらいいでしょうかね?」

という質問をすると、「えっ?」というような表情で、Aさんは顔を上げられました。


「そんなことはしばらく考えてもいなかったですね」という返事。


「ということは、もしかするとAさんは今、起こっていることに反応して感情が揺れていたのですか?」


と聞くと、腕組みをして少し考えて、


「反応…そうかも知れません」


と言いました。


本当によくあることなのですが、多くの人は、自分の行動に意図を持っていません。

まさに目の前に起こったことに「反応」しているだけなのです。

しかし反応とは、例えばそこらへんのイヌに向かって小石を投げたら吠えられる、それと大差ないわけです。

人間ですら、意図のない行動は動物と同じように反応してしまうのです。



しかしもしあなたが日々、意図を持って生きていたとします。

するとどんな違いが生まれるでしょうか?



意図を持つ、つまり「自分はこう在りたい」というイメージを持っている人は、

「起こったことに自分で意味を付けて、そのあとの行動を選ぶ」

ことが出来ます。

つまり、出来事に感情を振り回されて、自分を見失うことがないのです。

実は、これはその人の人生に大きな影響力を持つことなのですが、長くなってきたので、次回に続きます。