一晩、暖房を切った部屋の空気は、重ささえ感じるほどの存在感です。
普段なら感じない感覚を際立たせてくれる、自然の変化。
この変化へのアンテナを見失わないように生きたいものです。
さて、今日のトピックは「どこに繋がるのか」です。
わたくしたちは一日に数十万の考えを巡らせている、と読んだことがあります。
それは江戸時代に生きた人の一生分の情報を超える量だとも言われていますが、
それを考えるだけで、気が遠くなる気がします。
先日読んだ、小阪裕司さんの「人間力の科学」という本には、わたくしたちはその
情報量に圧倒されて、「脳疲労」という状態に陥っている人が少なくない、それは
うつ病が蔓延している原因のひとつでもある、と警鐘を鳴らしておられます。
「人間力」の科学/小阪 裕司

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人はモノが知りたくて知識や情報を得るために、様々なメディアに接触しますが、
情報量に圧倒されると、時として混乱しやすい状態になります。
それは「自分の存在理由を見失う」と言い換えられるかも知れません。
特にこのように変化の早い時代になると、「やり方」の進歩に翻弄されることも
ありがちかと思います。
心理学で言うように、人の本質的な存在とは「Doing(何をするか)」ではなく、
「Being(どうあるか)」で表わされます。
もし自分の中で、混乱が起こり始めたと感じたら、ぜひ情報と自分自身を切り離して、
頭の中をゼロクリアにする時間を作りましょう。
人によっては、それを「瞑想」と表現するかも知れません。
それも良い方法だと思います。
いずれにしても、出来ればひとりきりになり、内側にあるあなたの「本質の声」に
耳をそばだててみることをお勧めします。
あなたの本質とは、「自然」のことです。
ですから、別に部屋に閉じこもって修行のように過ごさなければならないわけでは
ありません。
もし近所にお気に入りの場所があれば、そこまでひとりで散歩されても良いと思います。
散歩しながら、自分の本質と対話をしてみる。
「自然」は常に生成発展する存在です。
ですから、否定的な声が聞こえたら、それは繋がるところを間違えています。
被害者意識を捨て、「自分自身を人生の主役」として覚悟を決めれば、繋がるべき
ところに繋がり、あなたが本当に必要としている情報にアクセスできると思います。
ぜひ試してみて下さいね。