品格 | 生涯資産を生みだす方程式

生涯資産を生みだす方程式

コミュニケーション・ラボ 代表
ビジネスモデル・プロデューサー 鈴木秀一郎 公式ブログ

有意義な人生を作るために必要な「生涯資産を生みだす方程式」をマスターするための情報や、日々の学び、気づきなどをシェアしていきます。

今日の天気予報は最高気温が5度。

「まあまあ暖かいな」と思ってしまい、何にでも慣れるものだなとちょっと笑ってしまいました。



さて、今日のトピックは「品格」です。

このブログではあまり時事的な記事は書くつもりがないのですが、先般の「小沢一郎民主党幹事長の政治資金問題」と「横綱朝青龍引退騒動」という2つの出来事の構図が、日本人の心の有り様に深く関わっていると感じたので、あえて取り上げてみました。

わたくしの大師匠に出会った頃、よく言われた文言がありました。

「お前たちは持ったことがないから持ちたいんだろう。
 持てばいいさ。持ち方も教えてやる。だけど持ったときに不幸に
 ならないように、分からなかったら何度でも同じ話をしてやる
 から今から俺が教えてやるから勉強しておけ。」

 
大師匠が使えた方は、バブル期に個人資産165億円まで経験した方でしたが、そこに至る過程をつぶさに見続けてきた大師匠の人生訓は聞けば聞くほど骨身にしみるものがあります。

そんなところから今回の出来事を見ると、まさに「持ちたくて持ったが不幸になっている」図が、ありありと浮かんできます。

特にもともと日本人は、「強ければすべてが正当化される」という価値観に抵抗を感じる民族です。

最近はほとんど死語のようになっていますが、「判官びいき」という感情も数百年持ち続けてきたわけです。

相撲好きが講じて、NHKの相撲解説に招かれるまでになった日本ロック界の鬼才、デーモン小暮閣下は朝青龍について、

「人間的には魅力的なキャラクターだったが、横綱というものを最後まで理解出来なかった不幸が今回の出来事を招いた」

と語っていました。

これを小沢一郎民主党幹事長に翻訳するなら、

「人間的には魅力的なキャラクター(?)だったが、国民の望む日本の政治的リーダーというものを最後まで理解出来なかった不幸が今回の出来事を招いた」

ということになるかも知れません。

あと、どのくらい「品格」という概念が生き続けることが出来るのか分からないのですが、どうやらまだ日本人のDNAには、「リーダーにとって、強いことが最優先事項ではない」と書かれているようです。

強くとも、リーダーには「ああいうふうになりたい」と思わせる「人間としての品位」が必要なのです。それを考えさせたかった日本人のDNAが今回の出来事を問題と捉えたような気がします。

朝青龍は引退し、恐らくモンゴルに帰るでしょう。
しかし帰る場所のない小沢一郎氏が、人としてどんな晩年を送るのかをよく見届けてみたいものだと思います。