言葉 | 生涯資産を生みだす方程式

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コミュニケーション・ラボ 代表
ビジネスモデル・プロデューサー 鈴木秀一郎 公式ブログ

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観測史上26年ぶり、81cmの積雪でヘコんでいたら、2m58cm積雪している地域の友人に一笑に付されました。

これこそ「リフレーミング」ですね(笑)

さて、今日のトピックは「言葉」です。

わたくしたちは毎日、言葉を使って生活しているわけですが、多くの人は、日常的には特別な意識をしてはいませんね。

しかし世の中には、物事の意味や価値を純粋に考えて、人間が生きる価値を高めるべく努力されている方がたくさん居られます。

先日、友人から紹介していただいた「法則の法則」という本ですが、この著者の一条真也さんという方もそのお一人です。

法則の法則―成功は「引き寄せ」られるか/一条 真也

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本業は葬儀関係の大きな会社を経営されているそうですが、著書も多く、日々、死と向き合うお仕事をされているせいか、哲学や宗教をテーマにした本が多いようです。

しかしこの「法則の法則」は、簡単とは言いづらいですが、決して学術的とか難解という内容ではなく、読み物としてもわりにサクサク読めてしまう文体でもあり、好奇心を刺激されるタイプの本です。

その中に「言葉」について、興味深い部分がありましたので、かいつまんでご紹介したいと思います。

 人間は言葉というものを所有することによって、現実の世界で見聞したり体験したことのない、もしくは現実の世界には存在しない抽象的イメージを、それぞれの意識の中に形づくることが出来るのです。そして、そのイメージを具現化するために自らの肉体を用いて自然を操作することが出来ます。

(中略)

 抽象的なイメージ形成力を持ち、自然を操作する力を持ち、自らの生存力を高めてきた人間ですが、その反面で言語を持ったことにより大きな不安を背負うことにもなりました。
 
 人間はもともと宇宙や自然の一部であると自己認識していました。しかし、意識を持ったことで、自分がこの宇宙で分離され、孤立した存在であることを知り、意識の中に不安を宿してしまったのです。実存主義の哲学者たちは、それを「分離の不安」と呼びます。しかし不安を抱えたままでは人間は生きにくいので、それを除去する努力をせざるをえませんでした。この営みこそが文化の原点であり、それは大きく哲学・芸術・宗教と分類することが出来ます。


人類が「言葉」を持つことによって、自然から切り離されてしまったと意識するようになった、という点がとても興味深い考え方だと思いました。

そしてその一体感を取り戻すために、学問や芸術や宗教が存在するとは…。言葉を持ってからの人の中で、どれだけの思索が繰り返されたのかと思うと、また人の「心」の奥深さに興味を惹かれます。