今日は、わたくしの師匠のおひとり、稲垣節子先生から教わったお話です。
ニホンザルと人間は、その遺伝子の98%が同じと言われています。
なのに、なぜサルはサルへ、人間は人間に分かれてしまったのでしょうか。
稲垣先生は、情景が浮かぶように、こんな例え話をして下さいました。
ある日、オスとメスのサルがデートしていました。
草むらに二人で腰を下ろした時、ちょうど二人の間に、とても美しく
可愛らしい花が一輪、咲いていました。
オスはその花に目を止め、茎に手を伸ばし、優しくその花を手折ったのでした。
そしてその花を、そっとメスに差し出しました。
その瞬間、そのサルはサルから人間に進化していったのです。
稲垣先生は「つまり、サルが美意識を持った時から人間になったのです。」と
教えて下さったのでした。
人生を生きる上で、美しさを求めることは、人としての誇りだとわたくしも思います。
出来るだけ美しい言葉を使い、美しい立ち居振る舞いで人生を生きて行きたいと思います。