もちろんFさんに伴われて、アリゾナへ旅するためである。
Fさん主催のそのツアーには、女性を中心に総勢12名ほどが参加していた。
男性は私を含めても、3人だけだった。
まずロサンジェルスへ向かい、国内線に乗り換えてフェニックスに降り立つ。
フェニックスでは、タラップで降ろされたために、かつて経験したことのない
熱さと乾燥と焼けたアスファルトが私達を出迎えてくれた。
それからミニバンのレンタカーを2台調達して、セドナへのドライブである。
道々、本当に乾燥して何もない、西部劇のようなアメリカの砂漠地帯が続く
中を、おおよそ4時間ほど走り、うっすらと夕焼けが始まった頃に、私達の
眼前に、TDLのロッキーサンダーマウンテンとよく似た景色が広がってきた。
それがベルロックであり、セドナの入り口である。

翌朝から、セドナ近郊のパワースポットを、ピクニックのように毎日めぐる。
しかしパワースポットというだけあって、不思議と全く疲れを感じない。
むしろ身体が軽くなっていくような感覚を感じる。
そんな数日を送るうちに、ついにビジョンを確認する日がやって来た。
ホピランドへの短い旅の始まりである。