「間が持てない」「間が持たない」どちらの言い方? | ほどよい敬語~その敬語、盛りすぎです!

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プロのライターでも経営者でも間違えることがある敬語。相手を思いやるコミュニケーションツールとして「ほどよい敬語」を使いこなして「デキル人」になっちゃおう。

前の記事に引き続き、平成22年度「国語に関する世論調査」に興味深いデータがあったので、引用します。

 

「こんな場合にどちらの言い方を使いますか?」という問いです。

数字は「どちらの意味だと思うか」という問いに答えた人の割合です。

どちらが正しいか、最後に書きますね。

 

〜〜〜〜〜〜〜ここから引用〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

(1)「することや話題がなくなって、時間をもて余すこと」を

(a)間が持たない…………61.3% 

(b)間が持てない…………29.3% 

 

(2)「古くからのやり方にのっとった様子で」を

(a)古式ゆかしく…………67.3%

(b)古式豊かに…………15.2%

 

(3)「僅かの時間も無駄にしない様子」を

(a)寸暇を惜しまず…………57.2%

(b)寸暇を惜しんで…………28.1%

 

(4)「大きな声を出すこと」を

(a)声を荒(あ)らげる…………79.9%

(b)声を荒(あら)らげる…………11.4%

 

(5)「前に負けた相手に勝つこと」を

(a)雪辱を果たす…………43.3%

(b)雪辱を晴らす…………43.9%

 

〜〜〜〜〜〜〜ここまで〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

下線  を引いたほうが、正しい表現です。

寸暇を惜しんで」は、よ〜く考えれば間違えませんよ。

少しの暇も惜しむくらい時間を大切にするという意味ですから。

 

でも、でも!4番はびっくり。

声を荒(あら)らげる」が本来の言い方なんですね。知りませんでした。

あらららら。思わず声が上がりそうです。

1割の方がご存知とは。

この機会にしっかり覚えます。

 

 

 

 

■前田めぐる■