先生、こちらで お待ちしてください | ほどよい敬語~「コミュニ敬語」でいこう

ほどよい敬語~「コミュニ敬語」でいこう

プロのライターでも経営者でも間違えることがある敬語。相手を思いやるコミュニケーションツールとして「ほどよい敬語」を使いこなして「デキル人」になっちゃおう。

(1) 「先生、こちらでお待ちしてください」
という言い方が気になる人は72.6%

10年前は66.0%ですから、この言い方が気になる人は増えています。

「お~する」は、謙譲語2の用法で、自分の行動に使うものです。
それを尊敬語として相手に用いているので正しいとはいえません。

正しくは「先 生、こちらでお待ちになってください」です。


参考資料文化庁「平成 25 年度「国語に関する世論調査」の結果の概要」