極端に言えば | ほどよい敬語~「コミュニ敬語」でいこう

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プロのライターでも経営者でも間違えることがある敬語。相手を思いやるコミュニケーションツールとして「ほどよい敬語」を使いこなして「デキル人」になっちゃおう。

主に敬語についてのコンテンツは先週末でおよそ1か月経ちました。今後も「あれ?」と思える表現があれば、随時記事にしますが、しばらくは広く「日本語」について書いてみることとします。

「極端に言えば」

相手先 「◯◯さんは、業務用××についてはかなりのシェアをお持ちのようですね。
     日本では70%だそうじゃないですか」

こちら側「はい。極端に言えば、日本の8割いきたいのです」

これでは、さほど極端ではありません。

相手先 「◯◯さんは、業務用××についてはかなりのシェアをお持ちのようですね。
     日本では70%だそうじゃないですか」

こちら側「はい。極端に言えば、世界の70%といきたいところです」


これは、ほんとうに極端です。
しかし、話の抑揚や場のムードによっては、相手に野心を感じさせる効果も生みます。

うまく使えば効果的である言葉を、まったく極端でない場面で、単なる接続詞のように濫用するのは避けたいものですね。



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