「独擅場(どくせんじょう」
広辞苑で「独壇場(どくだんじょう)」を引くと「擅(せん)の誤読からできた語。独擅場(どくせんじょう)に同じ」と出てきます。
一方、「独擅場(どくせんじょう)」を引くと「その人だけが思うままに活躍できる所。ひとり舞台。誤って独壇場(どくだんじょう)とも言う」と書かれています。
独壇場は、ひとり壇上に上がるという意味から生まれたかと思っていましたが、そうではなく誤読から生まれたんですね。
誤読とはいえ辞書に載るほど市民権を得たわけで、使ったとしても現代では間違いとは見なされないでしょう。
ただ誰かが「独擅場」と書いているのを見て「字が違うよ。独りで壇上に上がるから独壇場と言うんだよ、ばかだな」と指摘すると、かえってウッカリさんになってしまいますから、その点は気を付けたいですね。
「独擅場(どくせんじょう)」の「擅」はもともと「手」と「亶(たん=ひとまとめの意)」から成り、「ひとまとめにして持つ」転じて「ひとりじめ」という意味を持ちます。そこから「独擅場」(どくせんじょう)は「ひとりわがままに振る舞う」という意味になりました。「壇」は別字です。
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