お仕事は◯◯をしております | ほどよい敬語~その敬語、盛りすぎです!

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プロのライターでも経営者でも間違えることがある敬語。相手を思いやるコミュニケーションツールとして「ほどよい敬語」を使いこなして「デキル人」になっちゃおう。

「お仕事は◯◯をしております」

「お仕事は何をしていらっしゃいますか」と聞かれた時の回答についてです。

質問する側から相手の職種に「お仕事」と言うのは正しい表現です。
答える側は自分の仕事(業務)に「お」を付けるわけですから正しくありません。

なぜ自分の仕事に「お」をつけてしまうのでしょう。

これには「仕事とは相手からいただくもの」という感謝の気持が作用してのことと思われます。
「自分の作業、業務」であると同時に、
得意先からいただいた「ご依頼」「案件」という意味があるために
感謝の気持から「お仕事」と表現してしまうのでしょう。

この点は、一見「お手紙」「お電話」「ご連絡」と似ているように思えます。
ですから、よく親しんだ得意先に対して
話し言葉で「このあいだお話いただいたお仕事ですが」
「何かいいお仕事があればよろしくお願いいたします」というのは
目くじらをたてるほどでもないと思います。

(ただし「このあいだのご依頼ですが」「先日の案件ですが」
「何かいいお話があれば」
と言い換えることはできます)

それでもやはり企業や個人事業者のサイトなどで、
「私のお仕事実績」と書かれているのを読むと、妙な具合です。

「これまでの実績」「業務実績」と、箇条書きのなかですっきり書くのがいいでしょう。

──────ポイント

☆「お仕事」は相手の仕事の敬称で
自分の仕事に、「お」は付けません。



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