ダークマターと人生

宇宙に大量に存在するとされる
正体不明の粒子「暗黒物質」の
初観測を目指す日本のプロジェクトが
来年末で終了することになった
※読売新聞より
▼仮説上の物質
「暗黒物質」の名から一部の人は
真っ黒い物質、或いは、
某著名アニメの架空の妖怪を
想像するのかもしれないが
実際は存在するのかすら分からない
仮想上の物質を指す。
現代の宇宙物理学で見積もられた
宇宙の物質の総量が
予想よりも少なかったことから、
他に宇宙を構成する要素の存在が
あるのではとの仮説から生まれたのが
暗黒物質(ダークマター)だ。
▼予算認められず
プロジェクト終了の理由は
ズバリこれ。
あるのかどうかも分からないものに
これ以上、何十億円も出せない。
そんなお上の声が
どこからともなく聞こえてきそうだ。
具体的には2013年から始まった
暗黒物質観測プロジェクトへの
増強に必要な予算が下りなかった。
3-4年間継続して観測を続けているものの
はっきりと“暗黒物質”相当の何かを
検出するには至っておらず
これを研究者らは「装置の規模の問題」
とし、さらなる規模拡大を訴え
予算申請を行っていたのだ。
しかしながら政府としては
万一設備増強を経て
何一つ成果が出なければ
国民に説明がつかない、と。
苦渋の決断だったのだろう。
▼世間におけるダークマターの認識
手元のスマホで
ニコニコ大百科を紐解くと、
ダークマターとは
1.
「宇宙における質量の大半を占めながら
観測されていない(仮説上の)
物質の総称。」
2.
「見るに耐えない、
もしくは材料や原型を留めていない
暗色系で正体不明の物体。」
さらに 3、4、5と続き、
最後は7で締めくくられている。
その殆どは漫画やゲームの
キャラクターや魔法
(しかも超強力なヤツ)
について記されている。
とまあ、これが世間一般における
「ダークマター」の認識なのだろう。
ちなみにニコニコ大百科の
「4行でわかる暗黒物質」の
1行目が個人的に秀逸と感じたので
以下に引用する。
「目に見えない。
触ることも出来ない謎の物質。
「見えない/謎の」だから
ホントは闇物質が正しいけど
語呂が良いから暗黒物質」
▼ダークマターと人生
冒頭の発表によれば
国内観測の終了を決めたものの
イタリアで19年開始予定の
新実験に合流して
研究を継続する、とのこと。
宇宙の大半を構成しているのは
地球上で認識可能な物質とは違う
この“ダークマター”という話だが
存在を実際に確認できるのは
まだ当分先の話になりそうだ。
…
或いは現代科学では到底説明できない
全く別の理由でこの宇宙は成り立っている
かもしれない。。
夢見るだけはタダなので。笑