前回、このブログを執筆していたのが、9月23日でした。
それ以降、コロナワクチンに関する情報で、重要だと思ったものを、時系列で列挙します。

なお、日にちは、主として筆者がその情報に接した時点を示していますので、必ずしも発信された日と一致していません。

また、これらは、直接見たわけではないので、100%正しい情報であるとは保証できません。
しかし発信元その他から、筆者自身がかなり信憑性が高いと判断したものを集めています。

これらの情報は、受信しだい、ほとんどFacebookにシェアしていますが、それらのうち、抹消されているものもあります。それについては、末尾に赤い×印をつけておきます。

 

9月23日
群馬県伊勢崎市の市の原病院で、クラスターが発生。25名のうち24名がワクチン2回接種を完了して
いた。残り1名も1回接種済み。×

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210922/k10013272781000.html
この事実はワクチン接種に意味がないどころか、かえってブレイクスルーを増やすことを表しています。

 

9月24日 
イタリアで、ある医療従事者が、ICU患者のすべてがワクチン接種済みであると告白。
https://twitter.com/Spring46310905/status/1440801479233716227?ref_src=twsrc%5Etfw%7Ctwcamp%5Etweetembed%7Ctwterm%5E1441636264747225089%7Ctwgr%5E%7Ctwcon%5Es4_&ref_url=https%3A%2F%2Fameblo.jp%2Fobasannneco%2Fentry-12701249811.html(動画あり)

 

9月25日 
コンゴ共和国、アストラゼネカ社のワクチン170万回分のうち、130万回分を返還。接種者は全人口のわずか0.1%。
https://www.yomiuri.co.jp/world/20210925-OYT1T50040/?fbclid=IwAR2xU06N_bJoSBHwdkEbiDGsnV-cmHObTMhyBC2hI2pT6_vwCNUCkLaKaSY(画像あり)
国民がその有効性、安全性に信頼を置いていないのですね。賢い対応だと思います。

 

9月28日 
ノルウェー、ブースター接種は免疫疲労を起こすとして、コロナ規制をすべて撤廃。×
https://www.facebook.com/i.kohama
日本もいいかげんに、この前代未聞の壮大なインチキ劇に気づくべきです。
少しずつ気づく人が増えてきたようですが。

 

9月28日 
シンガポール、ワクチン接種が8割を超えているのに、行動制限をふたたび強化。3人以上の集まりを禁止、
原則在宅勤務。ブースター接種50代以上に拡大。
https://www.sponichi.co.jp/society/news/2021/09/25/kiji/20210925s00042000183000c.html
日本よりひどいですね。新政府よ、真似すんなよ。

 

9月29日 
この日現在、ワクチン拒否か、規制完全撤廃諸国:デンマーク、ルーマニア、ブラジル、ノルウェー、クロアチア、ハイチ、タンザニア、ブルンジ・、コートジボワール、エスワティニ。このうち、アフリ
カ諸国とハイチの大統領はすべて謎の死を遂げている。
また、日本各地で、クラスター発生場所でワクチン2回接種者がいずれも過半数を占める状態になっている。
https://www.facebook.com/i.kohama

 

9月30日 
ノーベル賞受賞者・山中伸弥教授が、「多くの人がワクチンを」と、若者向けの動画を公開。
https://mainichi.jp/articles/20210929/k00/00m/040/032000c(動画あり)
厚労省から指示された文言をオウムのように繰り返すだけで、何の科学的根拠も示していません。

顔が奇妙に引きつっている。研究費を出してもらっただけで、あの誠実そうな研究者は、たちまち御用学者に変貌しました。人間とはこうも変わるものなのか。

彼は再生医療の専門家ではあっても、免疫学やワクチンの専門家でも何でもありません。
しかし、ノーベル賞受賞者という「栄光」が人々の目をくらませているので、こういう発言を彼がすることは、若者たちに非常な悪影響を与えます。

何なら一つでもよい。たとえば冒頭かかげた伊勢崎市のクラスター発生がすべてワクチン接種者であった理由を、ノーベル賞の名誉にかけて説明してください。

 

9月30日 
大分県臼杵市市議会が、若林純一議員に辞職勧告を決議。若林議員はワクチンを子どもに接種することに反対の論陣を張っていたが、「鼻出しマスク」を議長から再三注意されても従わなかったため、退場を命じられる。その間に1人を除き残りの議員全員が辞職勧告決議案に賛成。若林議員は岡山県倉敷市の、子どものワクチン接種に反対する運動団体と連絡を取り、そこで発行されたビラを駅前などで配る活動も行なっていた。
https://www.dailyshincho.jp/article/2021/10061102/?all=1(画像あり)
若林議員の行動は、勇気があり、英雄的です。しかし日本のこの風土では、調和を乱す偏屈ものとして片付けられる。困ったものです。

 

9月30日 
米ユナイテッド航空、ワクチン接種拒否者を600人解雇。
https://www.afpbb.com/articles/-/3368398

 

10月1日 
厚労省、医師は副反応が出ても報告しなくてもよいように報告義務を大幅に緩和。結果として報告数、急激に減少する。

https://ameblo.jp/sunamerio/entry-12701080093.html?fbclid=IwAR0KtbZHkjLmvwlnj_Cn0t199LriYUrg_x7GsNegYpe3c0obhiBfDIclHA0
厚労省に上っている接種後の死亡者の報告数は1233人(10月1日現在)ですが、これからは伸びがほとんど現れなくなるでしょう。厖大な人々が水面下に埋もれていきます。

 

10月1日 
この子は生後3ヶ月の女の子。ワクチン接種した母親の母乳で育っていたが、ひどい皮膚症状を発出。
母親はその1ヶ月前に死亡。

https://twitter.com/AIbiuld/status/1443796262222905346?ref_src=twsrc%5Etfw%7Ctwcamp%5Etweetembed%7Ctwterm%5E1443809605000200195%7Ctwgr%5E%7Ctwcon%5Es3_&ref_url=https%3A%2F%2Fameblo.jp%2Fobasannneco%2Fentry-12701256393.html(動画あり)
この事例は、残念ながらどこの国か不明です。言語はスペイン語かポルトガル語のようですが、筆者には判別がつきません。
それにしても可愛い赤ちゃんがこんなことになって、しかもお母さんはもうこの世の人ではないのです。

 

10月1日 
スイス人がワクチンパスポートに抗議して、駅を占拠する。
https://ameblo.jp/obasannneco/entry-12701262185.html?fbclid=IwAR0mmib5abdE4jkW4O3CSNUW0ijBGnX68MxwD2iQMpeR48ITgHv0VlD16lg(動画あり)
この光景はちょっと壮観です。

日本人に真似をしろといっても無理でしょう。

 

10月2日 
YouTubeが、コロナワクチンの「誤った情報」を流すコンテンツは削除すると正式に表明。
https://ameblo.jp/jam512412/entry-12701484172.html?fbclid=IwAR3N_8-N3Z6Lb89yI-01sq3RkzJqYJ0P_UXNk7PckJISpT47_xYzmu1EdjE(動画あり)
正しい情報が広がっては都合が悪いので、このような挙に出たものと思われます。多くのYouTuberたちがすでに削除の目に遭っており、セカンドチャンネルを用意しています。筆者もかつて2回削除されました。

 

10月2日 
和歌山県紀の川市立西貴志小学校6年女子が、ワクチン接種後に死亡。これはメディアでは発表されていない。
https://ameblo.jp/kayokonakagiri8/entry-12701358442.html

翌3日午後3時頃、、紀ノ川にかかる水管橋が崩落した。先月までの月1度の目視点検では異常はなかった。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211003/k10013289651000.html(画像あり)
和歌山市の尾花正啓市長は4日に会見を開き、「(耐震化)工事をしたばかり。
老朽化そのものが落橋につながったとは考えられない」と述べました。
また、当時災害を予想させる状況ではありませんでした。
西貴志小はこの水管橋とほど近い距離にあります。
これらのことから、一部で、小六女子の死亡を隠蔽するための工作があったのではないかと疑われています。

 

10月2日 
カナダの医師35,000人がワクチン接種を拒否。
https://twitter.com/tamusan_4957/status/1443367987822563333(動画あり)
これは頼もしいですね。しかし後に出ますが、カナダの行動制限と規制は、相当厳しくなっています。

 

10月2日 
カリフォルニア州で、ワクチンパスポートを推進し、すべての子どもにワクチン接種を義務づける。
https://ameblo.jp/obasannneco/entry-12701457767.html?fbclid=IwAR3bd6v01DhfxkzZs9-Li-HgsQowK3Go0FgTzfOMUo-RdeATO-8sVGGsBzU(動画あり)
いかにもカリフォルニア。民主党の地盤で、バイデン政権のもとで、どんどん左傾化しているのでしょう。
しかし、アメリカでワクパスを強制しているのは、ニューヨーク州とカリフォルニア州とハワイの三州だけで、20の州は、ワクチン強制に反対しています。

 

10月3日 
ファイザー社が、生後6ヶ月の孤児を新ワクチンの実験に使用していると、ポーランドの弁護士、医療専門家、運動家から告発された。ファイザー社は、国会議員からのアクセスもシャットアウトしている。
https://tratratra.hatenablog.com/entry/2021/10/02/212942
これは許しがたいですね。ファイザーの過去の閲歴を見れば納得できます。この内部告発が実を結ぶことを祈ります。

 

10月3日 
ブラジルのボルソナロ大統領、ワクチン推進勢力が終わりなきワクチン接種を続けようとしているとして、これは人口抑制のためだと言明。
https://t.me/MichaelJacksonQ/2301?fbclid=IwAR23Us-oRxjpGQ_vOF-1lp8shCZu-gkPXKuSBJe76kx043zbJbqXDgbUrMQ(動画あり)
ボルソナロ氏も頼もしいですね。

 

10月7日 
カナダのトルドー首相、電車や飛行機に乗る12歳以上のすべての人に、ワクチンを義務化。
TransporterさんはTwitterを使っています 「カナダのトルドー首相、12歳以上で電車や飛行機に乗る人全てにワクチン義務化。 https://t.co/Ob9lzkyqYn」 / Twitter
フランスのマクロンにしろ、トルドー首相にしろ、DSにからめとられている人はどうしようもありません。

 

10月7日 
ワクチンパスポートの提示を拒否した母親が子どもたちの目の前で逮捕される。泣き叫ぶ子どもたち。
https://ameblo.jp/mizui15/entry-12702320039.html(動画あり)
この動画は、逮捕された母親の夫が逐一カメラに収めたそうです。後半、警官との激しいやりとりが出てきます。

 

10月7日 
日本経済新聞の、本日の見出し「先進国でワクチン余剰 3億回分、途上国へ再配分急務」
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCA243UB0U1A920C2000000/?n_cid=NMAIL007_20211007_A&unlock=1&fbclid=IwAR0NB7kwDMM7YoSK7L2cx0jmx-lZIE-v-B0TOpY6KJyIgeJIazDimLMcfFw(グラフあり)
これを書いた日経の記者は、このことが何を意味するのかわかっているのでしょうか。

かつて安倍元首相は、アストラゼネカ社のワクチンを在庫にしておいて、プレゼントと称して台湾に押しつけました。アストラゼネカのワクチンが粗悪品であることを知った上での処置でした。

これだけ死亡者や副作用で苦しむ人が出ているワクチンを、「効果」がなくならないうちに途上国へ急いで押しつけるということは、それこそ、人口削減を企図するDSたちの手助けを率先して行なうことなのです。

「急務」とは「賞味期限」が切れないうちにということですが、じつは、ジェノサイドを手早くということを意味しています。コンゴ共和国のように「お返し」する賢い国が次々に現れることを願います。

コロナにかかる子どもは皆無であり、若者もほとんどかからないのに、なぜ重症者や死亡者が絶えないワクチンの推進を彼らに強制する国が後を絶たないのか。

もちろんそれによって生き残り、さらに得をする少数勢力が支配しているからですが、それにしても、人類の脳は過半数が狂ってしまいました。

残った人たちで、良識を、常識を回復させましょう。

これまでずっと、コロナ―ワクチン騒ぎに懐疑的な論考を書いてきました。
はじめはコロナ騒動が仕組まれたものだとは思っていませんでした。

ただでさえ凋落を続けている日本経済を、奈落の底に突き落とすような政府・自治体の措置に腹を立てていたのです。

しかし、マスコミの不自然きわまる煽りと隠蔽工作、厚労省のコロナ死の水増し通達、世界のコロナ死の頭打ち状態、PCR検査のインチキ性、武漢ウイルスの実在の不明瞭さなどを次々に知る事になりました。

事ここに及んで、コロナパンデミックなるもの自体が存在せず、情報操作によって仕組まれたものであると感づくようになりました。

やがて早々とワクチンが登場しましたが、この世界的拡散がコロナ収束に効果をもたらしているどころか、逆に感染者の増大や重篤な副作用の発生、死者・重症者の著しい増加などをもたらしている事実が明らかとなりました。

この事実は、世界中の良心的な医師や研究者によって証明されています。

ここでは特に、ワクチン推進の世界的組織GAVIのメンバーであるベルギーのボッシュ博士、ファイザー元副社長のイードン氏、ワクチンの研究に自らかかわったカナダのブライドル博士、日本では、井上正康博士、高橋徳博士、大橋眞博士、岡田正彦博士らの名を挙げておきましょう。

各国の推進当局は、それでも接種を半ば強制的に勧めてきました。
今では、少数の例外を除いて、ワクチン接種を若者や子どもにまで強制しようとし、さらにはワクチンパスポートによって行動規制を厳格化しようとしています。

今さら言うまでもありませんが、新型コロナは子どもにはかかりませんし、若者の患者もごくわずかです。

そしてほとんどの場合、軽症で治ってしまいます。
新型コロナなるものは、普通の風邪と変わらないちょっとした流行病に過ぎません。

いったい何の根拠があって、毒性の高いワクチンを、未来のある子どもや若者にまで打たせようとするのか。
何のためにワクチンパスポートなどを発行して、民衆の行動を制限するのか。

ここまで推移をたどってみた時、コロナパンデミックからワクチンパスポートにいたるまでの一連の過程が、すべて国際的な有力勢力(DS)によって、世界を支配するためにあらかじめ計画されたものだったという結論に達します。

ほかに考えようがないのです。
このことは、つぎのような事実によって裏付けられます。

・2010年におけるビル・ゲイツ氏の人口削減発言とその後のワクチン推進行動

・2019年にニューヨーク州ホテルピエールで行なわれた、capsと呼ばれるウイルスによるパンデミックのシミュレーション「event201」

・米アレルギー・感染症研究所(NIAID)所長アンソニー・ファウチ氏の機能獲得実験の推進と武漢ウイルス研究所への譲り渡し

・NIAIDの資金提供による、コウモリのコロナウイルスに遺伝子編集を施して、ヒトの細胞に感染させる実験の成功例(崎谷博征『ウイルスは存在しない!』上巻p.80以下)

・巨大製薬会社の検証不十分で拙速なワクチン製造と、それによる莫大な利益獲得

・新型コロナの治療に有効とされる薬(イベルメクチンなど)の承認不許可

・各国政府が先を争うようにワクチン接種率の向上を目指して動いてきた事実

・にもかかわらず、かえってコロナ感染の増大や死亡者の増加を招いたために、感染予防には効果がないと弁解した事実

・ワクチンの2回接種では効果がないために、3回目の接種を実行に移している政府が存在する事実

・接種後に重篤な副作用や死者が頻発している事例の一部を、公式発表しているにもかかわらず、因果関係をけっして認めないこと(米CDC発表の死者13000人、厚労省発表の死者1155人。実際はこの数十倍はあるというのが定説)

さて、いくらこうした情報提供を行なっても、けっして説得されずにワクチンを受けてしまう人がたくさんいますね。

これは一種の宗教になってしまったからだと、前回説明しました。そしてこの世界新宗教に、私は「コロナ真理教」という名をつけました。

またたく間に何十億人もの信者を獲得してしまったこの恐るべき洗脳力には、ただただ感心します。

しかし私は、ブログでこの邪教の狂った様子を指摘し続ける一方、「本当のことを知ろう」をモットーにしている「あさまママの暮らしの中で」というブログを中心に多くの情報を得て、信憑性が高いと考えられる記事を毎日のようにFacebookにシェアしてきました。
https://www.facebook.com/i.kohama

その中に、「泣いて生まれてきたけれど」というブログがあります。

この管理人の方が、「報告は氷山の一角!コロナワクチン接種後の副反応、死亡のツイートが多すぎて戦慄!」というタイトルで、長い時間をかけて、ツイッターでやりとりされた一般庶民のワクチン接種体験や、身近な関係者からの接触体験の見聞を実に丹念に知らせ続けています。
https://ameblo.jp/sunamerio/entry-12694152400.html

これは前にもお知らせしたのですが、このブログが69回を数えた時点で、ここに出てくるワクチン接種後に死亡したヒトの数を、ある読者が数えたところ、3800人に上っていたそうです。

現在95回に達していますから、単純計算でも5300人以上になります。
でもこの期間にワクチン接種頻度は上がっていますから、実際にはもっと多いでしょう。

もちろんこれからも増え続けることは確実です。
ところで私は、公式発表や学者の警告や試算などよりも、こういう庶民の生の声が持つリアリティを信じる者です。

なぜなら、この人たちのツイッターによるやりとりには、身近な関係者どうしが地べたを這うようにして情報を伝え合っているので、そこには生活者の切実さがこもっているからです。

読んでいると、なんとも言えないやりきれなさと哀しみに襲われます。
みなさんも、ぜひ一度、接してみてください。

今回は、その中から、「えっ、どうして!?」と感じさせる例を2つ、原文のままにお伝えします。

1.《接種後の容態など、心配は尽きなくてワクチンが原因で赤ちゃんも私も死んでしまうこと覚悟しなくてはと不安で仕方ありません😢
先日お世話になった上司がワクチン接種後に脳出血で死んでしまったと連絡も入り本当に複雑な心境ですが接種しようと思います💦》9月10日

2.《コロナワクチンを今日打ってきます。
友達の知り合いもコロナワクチンで亡くなっています。なのでもし今日『コロナワクチン終了!』とツイートされず、Twitter自体低浮上になったらそーゆー事だと思ってください。きっと生きて帰ります!! 
頑張るよ!!!》

これに3として、知人から送られてきた情報も添えましょう。
タクシーの運転手さんから聞いた話だそうです。

3.いつも送迎していた隣町の老夫婦。1回目のワクチン接種で病院に送迎、2回目のワクチン接種の送迎をしたときは奥様だけだった。聞くところによると1回目の接種翌日に旦那さんが容態が急変してお亡くなりになったとのこと。

1は妊娠しているのでしょう? 赤ちゃんも死んでしまうことを覚悟しながら受けに行くという。合理的な思慮判断からは考えられない意思のあり方ですね。「だからこそ受けたほうがいいんだよ」などとアドバイスする人が周りにいるんだろうなあ。

2は特攻隊に出撃していく時の心境に近い。「そーゆー事」とは死を意味しますね。
「頑張るよ!!!」という空元気がむなしく響きますが、「頑張る問題じゃねえだろ」などと揶揄する気にはなれません。

3は、夫がワクチンで死んでしまったのに、さしたる疑いも持たずに自分も2回目を打ちに行く。
しかしこの疑うことを知らない不合理きわまる心境にも、「何考えてるんですか!」と叱咤する気にはなれません。たぶんそれは無駄でしょう。

かといって、馬鹿な人だとあざ笑う気にもなれません。
とにかく、日本は(そして世界も)とんでもないところに来てしまいました。

それで、こうした庶民の声を聞いて、戦時下の民衆の心境とは、このようなものなんだということを思い知らされました。
迷いをせいいっぱい表出しながらも、「仕方なく」戦地に赴いてしまう。

「大日本帝国」は超大国アメリカと先端を開いてしまった。そうである以上、われら帝国臣民は運命共同体だから、負けることも覚悟で行ってきます! 必ず生きて帰ってきます!・・・・・・。

かつても「神国日本」という宗教があった。今も「コロナ真理教」という宗教がある。
どちらも今、戦争をしている。

ただ二つの宗教で違うのは、次の二つの点です。

一つは、かつては国家という観念の共同体が人々の心の中にしっかりと住み着いていて、その「敵」がはっきりしていたが、今はグローバリズムが、その観念を培養する枠を取っ払ってしまったので、よほど目をこらさないと「敵」が見えなくなってしまったこと。

二つ目は、かつては曲がりなりにも有能な司令官がいたのに、今は誰もいないこと。だから「命令らしきもの」にしたがって進むほかない。

司令部らしきものが出している無残な情報を二つ紹介しておきましょう。
いずれも戦意を完全に喪失しています。
そもそも司令部に、戦争をしているという自覚がありません。

●厚労省2021年9月7日発表
  

●国立感染症研究所2021年7月28日発表

やはり、国に頼らず、空気に頼らず、同調圧力に負けず、私たち自身で闘っていきましょう。

 

 

訂正とお詫び

前回のブログ「ワクチンによる世界制覇 その2」で、デンマークが国家ぐるみでワクチン接種を拒否したと書きましたが、
これは誤った表現でした。
正しくは、「デンマーク政府は、8月27日、『新型コロナウイルス感染症は、自国でこれ以上社会に重大な脅威ではない』と発表し、制限措置を9月10日に事実上すべて解除する。また、 ワクチン接種の有無や陰性証明記録などを含めた『コロナパス』についても、提示することがなくなると考えられる」です。
https://honichi.com/news/2021/09/01/denmarkreopen/
訂正して深くお詫びいたします。
ブログの文章も書き直します。
なお、デンマーク政府は、制限措置解除の理由を、ワクチン接種率が高いため解除が可能になったからだと説明していますが、この説明は、私見では欺瞞的です。
というのも、もともとデンマークは、ワクチンの強制的な接種やワクチンパスポートに対する反対が強く、激しいデモが繰り返されていました。
また、ワクチンが、死者、重症者などを含む多くの深刻な副作用を生み出しているばかりでなく、接種者がコロナ感染者数を増大させ、しかも非接種者に対しても伝染の危険を与えていることは、今日、世界的に知られているからです。



機会があって、星新一のショート・ショートをいくつか読みました。
そのなかに、「ネチラタ事件」というのがあります。
ある研究所に勤めている青年が、朝起きてテレビをつけてみると、コマーシャルからニュース、気象通報まで、ヤクザや不良がしゃべるようなひどく下品な言葉遣いに変わってしまっている。
女の声で百科事典のコマーシャル。
〈うすのろのガキを持てあましている、そのへんのおっかあどもよ。こいつのひとそろいを、買ってみやがれってんだ。そうすりゃあ、手のつけようのないうすのろも、半馬鹿ぐらいにゃあうかびあがらあ〉
出勤途中でも、隣の奥さん、交番で道を尋ねる老紳士と教える警官、駅の放送までが万事この調子である。
研究所にたどり着いた青年は、上司の博士にビクビクしながら遅刻をわびると、博士だけは普通の言葉遣いなので、ひとまず安心。
とんでもない異変の理由を尋ねると、原因はこの研究所で、きのううっかりしてネチラタ菌というのが外部に流れ出してしまったのだという。伝染性が強くあっというまにひろがる。人畜無害だが言葉つきがぞんざいになるだけだという。
「しかし、先生とわたしだけが、なんともないというのは・・・・・・」
「前から菌をいじっているので、免疫になっているのだろう」
「そうかもしれませんね。で、このありさま、どうなさるおつもりです。もとに戻らず、このままなんですか」
「・・・・・・これと逆の症状を示す、タラチネ菌というのをばらまけばいいのだ。言葉つかいが上品になり、すなわち以前の状態に戻るわけだ」
青年がその処置を急ぐように勧めると、博士は、急ぐ必要はないからそれは明日にして、今日はいい機会だからネチラタ症状のデータを集めておきたいので、青年に街へ出て観察し、調べてくるように命ずる。
お葬式での弔辞、デパートのエレベーター嬢の案内、紳士用品売り場での店員と客のやりとり、すべてがひどい調子である。やがてレストランに入って、丁寧な言葉でライスカレーを注文すると、案に相違してウェイトレスが丁寧な言葉で答えるので、ほっとするが、その表情を見てびっくり。
目をつり上げ、歯をむき出し、からだをふるわせて怒りをあらわに示している。
他の客もいっせいに非難の視線を青年に集中している。
やがて青年は気づく。ネチラタ症状の人に向かって丁寧な口をきくのは、このうえなく失礼なことなのだと・・・・・・。

さて前回、コロナ騒動とワクチン接種半強制のデタラメさをいろいろ列挙してきました。
最近では、接種者も非接種者と変わりなく感染をばらまくことがほぼ立証されてきましたので、3回目のワクチン接種(ブースターショット)が必要との声が世上に出回り、政府はさらに緊急事態宣言を延長する模様です。

接種率が世界に先駆けて高いイスラエルでは、接種者の入院者、重症者が激増しています。このことは、すでに、7月19日付拙ブログでグラフを示しておきましたが、現在はもっと歴然としていることでしょう。
https://blog.goo.ne.jp/kohamaitsuo/e/02f6a9a525101ce5f6b203c115d6def0?fbclid=IwAR1FdkTbN6sGnQiDPAAiH2EwVIshfmGMxvCc7jWTSrTlhK1NttcwydIMXi4
ところで、そうであればあるほど、ブースターショットなるものの必要性が強調されています。
我が国でも尾身茂会長がそれを示唆し、厚労省はすでに2022年用のワクチンを1億5000万本用意しているそうです。
要するに、ワクチン推進勢力は、これを永遠に続けるつもりのようです。あな恐ろしや。

前回、4月、5月、6月の死亡者数が例年より異常に高くなっているデータを示しましたが、ここで、それをさらに補強する緻密なデータを掲げておきましょう。
これは、「新型コロナ騒動の情報サイト」という、ある医療関係者が報告しているものです。
https://note.com/info_shinkoro/n/nc9b6eed433de?fbclid=IwAR04JHL3MMJHqdhURapIqBk2OWnxqG1WwpQ8DSz9VK1Rqqdt3VSY_vjeL00


これは、2012年から2021年までの各年の、4月と5月の死亡数のグラフです。
右上の赤い点を見てください。
2021年の4月と5月(特に5月)は、例年より飛び抜けて高いことがわかります。
これはワクチンによるものとしか考えられません。

しかし、欧米でも、ワクチン2回接種は多くて6割から7割止まりであり、残りの3割4割はこのワクチン禍に気づいており、これ以上は伸びないだろうと言われています。意識的に接種を拒否する人たちがかなりの割合でいるからです。
フランスやイタリアでは、ワクチンパスポートに対する激しいデモが繰り返されています。
またイギリスでは、ロックダウンや自粛要請をやめることにしました。効果がないことがわかったのと、経済をこれ以上縮小させるわけに行かないからです。
接種率の高い国々と、ほとんど接種していない国々(中央アジア諸国など)とでは、後者の感染率がきわめて低いことも知られています。

デンマーク政府は、8月27日、「新型コロナウイルス感染症は、自国でこれ以上社会に重大な脅威ではない」と発表し、制限措置を9月10日に事実上すべて解除しました。また、 ワクチン接種の有無や陰性証明記録などを含めた「コロナパス」についても、提示することがなくなると考えられます。
https://honichi.com/news/2021/09/01/denmarkreopen/

ルーマニアでは、国家ぐるみでワクチン接種を拒否しました。

また、タンザニア、ブルンジ、ハイチでもワクチンを拒否しましたが、これら3国の大統領は、なぜかいずれも突然死しています。

なお、日本では、昨年12月に予防接種法および検疫法が改正され、限定された対象者は、コロナワクチン接種を受けなくてもよいことになっています。
ここに令和2年12月2日発表された官報号外の新型コロナにかかわる予防接種法改正部分の7条4項にその趣旨が書かれていますので、それを書き出しておきましょう。
《(前略)予防接種を行なう場合において(中略)新型コロナウイルスの感染症のまん延の状況並びに予防接種の有効性および安全性に関する情報その他の情報を踏まえ、政令で当該規定ごとに対象者を限定して適用しないこととすることができるものとする。》
https://kokkai.ndl.go.jp/simple/dispPDF?minId=120315254X00720201202
「政令で当該規定ごとに対象者を限定して」となっていますが、この対象者が誰を指しているのかは、この条文からは特定できません。なお、この「政令」なるものは見つけることができませんでした。しかし、あらかじめこのように「対象者を限定し」と法律に書き込むということは、その対象者の中にこの法改正を行なった国会議員や官僚が含まれる疑いを抱かせます。
特に「予防接種の有効性および安全性に関する情報その他の情報を踏まえ」というところに注意してください。
情報しだいで接種対象から外されることが公式的に認められているのですから、これは、ワクチンが有効でも安全でもないことを国会議員や官僚が知っていることを意味します。
現に、2021年8月まで、ワクチンを接種した国会議員は皆無でした。
国民に半ば強要しておきながら、ふざけた話ですね。
それはまずいのではないかとの国民の批判を受けたせいか、今年7月、佐藤総務会長の提言で、国会議員700名超にも接種することになったのですが、実際に申し込んだのは100名程度でした。(日刊スポーツ8月16日付)
https://www.nikkansports.com/general/news/202108160000208.html
地元で打ってきたとか打つとか、見え透いたウソをついた議員が大勢いたらしい。

さてここまできて、なぜ世界各国はこれまで一般国民に、ワクチン接種を半強制的に勧めてきたのかという問題について考えざるをえません。
これについては、すでに触れてきたのですが、ビル・ゲイツが2010年という早い時期にTEDという組織での講演で、やがて90億に達する世界の人口を考えたら人口削減が必要で、そのためにワクチンを利用すれば10%から15%は減らすことができると明言しています。
動画のURLを掲載しておきましょう。
https://ux.nu/7QyRx
これは事実なのです。
ビル・ゲイツは、この後、ワクチン推進の世界的組織・GAVIなど多くの関係機関に巨額の寄付を行なっていますし、実際にワクチン普及に向けて積極的に活躍しています。
またこれもすでに拙ブログに掲載しておきましたが、「あなたはグレート・リセットを受け入れますか」という50分くらいのよくできた動画があります。
https://www.bitchute.com/video/iwJ6f6QYFMNF/
この動画の中に、2019年10月にニューヨーク州ピエールホテルで、capsと呼ばれる新しいコロナウイルスが発生して世界的なパンデミックを引き起こすことを想定した、「event201」というシミュレーション会議が行なわれた模様が出てきます(12分から18分くらいまで)。
つまり、「コロナパンデミック」(じつはそう呼べるほど大きな被害を引き起こさなかったことは、このブログで、繰り返し説いてきたとおりなのですが)は、初めから計画的に作られたものだったのです。

この試みは、半分は成功を収めました。
メディアの力によって、世界中の人たちが、その指導者も含めて、covid-19なるウイルス性による病の「大流行」という風説のために、恐るべきパニックになってしまったからです。感染力は強いが毒性はきわめて弱いにもかかわらず。
また、このパニックの定着が見定められたすぐあとに、救いの神のようにワクチンの提供が行なわれ、誰もがこれを接種しなければこの流行病から免れないという恐怖症の流行にこぎ着けることができたからです。
コロナ流行の情報を拡散した勢力、ワクチンの必要性の認識を広げることに貢献した勢力、それを製造した勢力、そしてその散布を実践した勢力とは、それぞれ利得があるので、結果的にスクラムを組むことになりました。

しかしこの見事なスクラムによるコロナ恐怖症の世界的な流行が、かえってボロを出す羽目になったのです。
世界の何十人、何百人もの真摯な研究者や医者が、「何かおかしい」と気づきはじめ、その疑問を率直に提出しました。
Covid-19のオリジナルが分離・同定されていない事実、PCR検査のインチキさ、メディアのひどい虚報と隠蔽、それだけではなく、ワクチンそのものにも、単なる副作用とはとても呼べない毒性が含まれていることが、次々に暴露されました。
ワクチン情報を管理する公的な機関も、因果関係は認めないものの、相当数の死者を含む有害事象が発生していることを公表しています。
やがてこれらの情報は、一般の人たちの間に拡散し、先述のように、もはやワクチン接種に応じない人々、ワクチンパスポートのような全体主義的行動規制に反対する人々を大量に生み出してしまったのです。

そういう意味でここには一つの戦争が出現しました。
コロナパンデミックを作り出し、ワクチンによって莫大な利益を得、またそれによって人口削減を実現し、さらにワクチンパスポートによって全体主義的な管理社会を完成させようとする一連の勢力(これらは、一つの勢力ではありません)と、弱い立場ではあっても真相を見抜き、彼らの企みに同調せず、あくまでこの流れに抵抗しようとする人々との間に。
これは、従来の国と国との間のヨコの戦争とはまったく違った、いわゆるDSつまりグローバル・エリートと、目覚めた一般民衆とのタテの戦争です。

それにしても、一つの問いが残ります。
なぜDSたち、グローバル・エリートたちは、そこまでして自分たちの民衆支配を成し遂げようとするのか。

この問いは、彼らの権力欲だと答えれば簡単ですが、そうした個人の欲望を表現するような言葉に還元しても、あまり答えになっていません。
先述の通り、これは一つの特定集団の陰謀ではありません。
さまざまな有力集団が、それぞれ違った動機をもちながら、共通の利害を見いだし、そこに一つの流れが生じたため、いっせいにそれに向かって邁進することになったのです。
ただ、人口削減という目的に関しては、ひとつの歴史的、文化論的なヒントを提出することができます。
これは、近代以降の西欧文化の特質を見れば、納得がいくことです。
18世紀の末にマルサスが「人口論」を著して、大ヒットしました。
この本は、食料生産が人口増加のスピードにけっして追いつかず、人口過剰で社会全体が貧困に陥ってしまうので、それを避けるためには、人口削減を考えることが急務だということを主張したものです。
初版では、貧困者、犯罪者、自分たちより劣った存在をまず削減の対象として指定すべきだと書かれていたそうです。
当時これを読んだ人たちは、もちろん、近代西欧のエリートたちだけです。
破竹の勢いで産業を興隆させ、文明の最先端を歩んでいた当時の西欧人は、自分たちだけがまともな人間だと思っていましたから、それ以外の人々を切り捨てることに本音の部分では違和感をもっていませんでした。
もちろんアフリカ人、アジア人、南北アメリカ人などは論外で、彼らはこの人たちを人間とは思っていませんでした。
こうした優生思想は、じつは西欧の伝統なのです。
その流れは20世紀の帝国主義時代になって、彼らの中に昔から潜在していたユダヤ人忌避の心理と結びつき、狭隘な民族主義として結晶し、ナチス・ドイツを生んだのです。
ドイツは一次大戦での手ひどい敗北で誇りを傷つけられていましたから、ヒトラーを熱狂的に支持しましたが、結局その極端な排外主義と侵略主義のためにふたたび敗北を喫しました。
そのために「民族浄化」の発想は潰え、戦勝国によってヒトラーは「悪魔」の烙印を押されました。
しかし戦勝国は、悪魔から本当に自由になったのでしょうか。
ヒトラー・ナチス・ドイツだけを「悪魔」と決めつけることで、自分たちの内なる悪魔をひそかに免罪したのではないでしょうか。
2017年に英国のウィリアム王子が口にした、「アフリカは人口が多すぎる」発言も、参考になるでしょう。
https://tocana.jp/2017/11/post_15008_entry.html
つまり、西欧人エリートたちの中の優生思想は、今にいたるまで連綿と残っているのです。
それが、彼らをして「人口削減」のためにワクチンと称する毒の散布を、さしたる抵抗もなく受容させる理由です。
これは、世界が闘争であることを実感できない、のほほんとした日本人の感覚には、ピンとこないことかもしれません。
しかし歴史を調べてみればわかるように、これに似たことを西欧人や中国人やモンゴル人やロシア人、要するにユーラシアの大陸文化を生きてきた国の覇者たちは、もっと露骨な形でやってきたのです。
その恐ろしさをよくかみしめることで、ノーテンキなお先棒担ぎだけは避けなくてはなりません。

それにしても、どうして世界中の人々が、いとも簡単にこんな安っぽい世界制覇の試みに洗脳されてしまったのでしょうね。
よく言われるように、インフルエンザが流行しても、これまでこんなに騒いだことはなかったのだし、ワクチンでこんなに死者が出ているのに、ほとんどの政府は、その事実を公式に認めず、ワクチン推進をやめようとはしていません。
ちなみに、かつてSarsが流行したとき開発されたワクチンは、死者が50名ほど出た時点で製造中止になったのです。健全さが生きていました。

これは、世界に共通した社会心理の問題のはずですが、特にいま、世界情勢が極端に不安定になったわけでもありません。
謎です。
はっきりしていることは、この現象が、一種の宗教現象だと言うことです。
近代知性は失われ、文化も資本主義経済も崩壊の憂き目に遭い、中世に逆戻り
世界新宗教――コロナ真理教
神はかつての全能神に代わって、いかがわしい「科学神」。
救世主はワクチン様
教会はWHOを教皇とした各国政府の保健機関
神父は製薬会社やメディアや御用専門家
そして、お守りはマスク

がっちりと構造化されてしまったこのとんでもない邪教を打ち破るには、論理は使えません。
ネチラタ症状のように人畜無害ではなく、ワクチン様によって、すでに多くの人々が天国に召されてしまいました。
大多数の信者を目覚めさせるタラチネ菌もありません。
なぜ現代社会でこんな狂ったことになったのか、その原因がしかとつかめないからです。
私たち自身が、たとえ少数者であっても、少しずつ抵抗力を蓄えていくほかはないのです。
今はなき星新一博士を天国から呼び戻して、教えを請うのも一方法かもしれません。

 

 



あなたはもうワクチンを打ちましたか? まだでしたら、これから言うことをよく聞いてください。ちょっと長くなりますが、ご辛抱願います。

新型コロナと、コロナワクチンを巡る騒ぎは、始めから終わりまで、その基礎情報から政策に至るまで、正しいとされていることがとにかくめちゃくちゃで、デタラメです。
そして、なぜこんなひどいデタラメが世界中でまかり通ってしまったのかと言えば、ずっと前から恐ろしいことを考えてきた一部のグローバル・エリートたちの思惑どおりに事が運んでいるからなのです。
陰謀論者と嘲笑せずに、まあとにかく聞いてください。

まずPCR検査ですが、あの検査で新型コロナに感染しているかどうかは検出されません。
Ct値といって、喉や鼻の粘膜についている微量のウイルスを採取し、それを何億倍、何兆倍にも増幅して陽性と診断するのですが、これで検出されたからといって、感染したことにはなりません。
だれでもいろんなウイルスを体表にもっているので、何億倍、何兆倍にも増幅されれば、たいていの人は「陽性」とされてしまいます。
感染は、ウイルスが体細胞のなかに何千、何万と侵入して初めて起きるのです。
また、この検査では、新型コロナウイルスだけではなく、インフルエンザウイルスや、アデノウイルス、ウイルスの死骸、Ct値が高ければ、その他のいろんなものも拾ってしまいます。コーラや果物で陽性と出たという話さえ広がっています。
アメリカのCDC((疾病予防管理センター)は、インフルエンザウイルスも拾ってしまうからという理由で、今年いっぱいでPCR検査をやめると発表しました。

PCR検査法は、ウイルスの遺伝子配列を確認するためだけのもので、これを発明したキャリー・マリス博士は、決して診断に使ってはならないと警告していましたが、2019年に謎の死を遂げました。
マスコミは、PCR検査で陽性と判定された人をすべて感染者としてカウントしていますが、今述べたような不適切さについて、これまで一度もきちんと説明したことがありません。
第何波とか、感染爆発とか、今日の感染者何名とか、緊急事態とか騒いでおりますが、もともと感染を確定する検査そのものがいい加減なのですから、こんな騒ぎには何の意味もありません。

新型コロナの死者についてですが、厚労省が発表しているデータでは、Ⅰ年半以上かかって13,000名ほど(人口比で0.01%)で、しかも70代以上が88%、それもほとんどが基礎疾患持ちの人に限られています。30代37名、20代10名、10代以下ではだれも死んでいません。
ちなみにこの死亡数は、他の原因による死亡数と比べると、肺炎9万5千人、自殺2万人で、それらよりずっと少なく、全体で10位です。
つまり、パンデミックなど全然起きていないのです。

世界ではそんなことはないだろうとお考えの方もいるでしょうから、世界中でこの期間にどれくらい亡くなっているかを示しましょう。
ジョンズ・ホプキンズ大学が公表しているデータでは、8月26日時点で、100万人当たり572人、1万人当たりに直すと、5人から6人しか死んでいません(0.06%)。
そしてこの割合は、2020年の5月くらいからやや増えたものの、そんなに変わっていないのです。つまり、世界でもパンデミックが起きたとは言えません。

しかも多くの国がやっていることですが、これらの死者数は、水増しされています(中共は別)。
日本でも2020年の6月18日に、厚労省が他の病気が直接の死因であっても、死亡時に新型コロナに感染していればコロナ死としてカウントせよという通達を出したのです。
ずいぶんインチキな操作をやって、さも新型コロナが恐ろしい流行病であるかのように見せかけているわけです(それでも実際の死亡率を見ればちっとも恐ろしくありませんね)。

新型コロナは、指定感染症の2類に分類されていますが、これはエボラ出血熱などの致死率がたいへん高い伝染病に相当するものです。
ところが、上記の通り、新型コロナの致死率はたいへん低いので、5類に分類されているインフルエンザ以下にするのが妥当です。
これをいつまでもやらないために、新型コロナに感染したとされると(それもPCR検査といういい加減な検査によるものです)、医療行為を受けられる施設はごく限られ、医療従事者は大げさな防護服などを着て看護に当たらなくてはなりません。
普通の医院、病院では診ることが出来ないので、指定された病院で受診できない人は、自宅監禁ということになります。
それで「医療崩壊」というデマも流されています。
もしインフルエンザ並みに5類に下げれば、普通に風邪を引いたのを治すのと同じ治療を考えればよいだけの話です。
こんなバカなことをやっているのは日本だけです。

以上、新型コロナなるウイルスによる流行病は、多少はあったかも知れませんが、コロナパンデミックなどという現象は世界中どこにも存在せず、恐怖心が作り出した亡霊だということです。
しかも、武漢で発生したと言われる新型コロナウイルスのオリジナルは、じつは実験室できちんと分離・純粋化されていないのです。
また、どこの国の保健衛生部門も、その分離・純粋化とコピーの確定に成功したという証拠書類が残っていません。
しかし、これだけ世界中に広がった恐怖の渦をいったいだれが何のために巻き起こしたのかということをしっかり考えておく必要があるでしょう。

さてここからいよいよワクチンの話。
ファイザー製のワクチンが最も使われていますが、ファイザーでは、ワクチンの有効性を90%と謳っていました。
これ、どうやって計算したのかご存じですか。
2万人ずつのAグループとBグループ。Aにはワクチン注射をし、Bには生理的食塩水。つまりプラセボですね。それで2ヶ月未満の期間を経て、新型コロナにかかった人数を調べたら、Aは16人、Bは176人。
つまり16÷(16+176)=0.083だから、8.3%しかかからなかった。故に100-8.3=91.7で、90%以上の有効性があるというのです。
これは2重におかしい。
一つ。2ヶ月以降、この人たちがどうなったのか、全くわかりません。
仮にこの時点でのワクチン効果を認めるとしても、mRNAワクチンは効果が消えるのが早いと言われている。それに、プラセボ群のコロナにかかった人だって、治ってしまった可能性が高い(しかもPCRによる診断自体、当てにならない)。
二つ。プラセボ群でも、2万人-176人で、ほとんどの人はコロナにかかっていないのです。その率、99%です。
こんな数字のマジックで、ファイザーは、世界中にその有効性を強弁したのです。

なお厚労省は、ワクチンの予防効果を自ら否定しています。
重症化予防の効果があると苦し紛れの言い訳をしているようですが、その証拠は全くありません。
いろいろな人に問い詰められて、「わからない」「はっきりしない」とドギマギ答えるだけです。
予防効果もなく重症予防効果の証拠を示せない厚労省が、なぜこのいいかげんなワクチンを、新型コロナに一度もかかったことのない子どもも含めて、全日本人に接種することを勧めるのでしょうか!

さて、ワクチンの有害事象が各国で相当数報告されています。
アメリカのCDCが正式に認めているVAERSというデータシステムがあります。この最新の報告結果(8月13日)を以下に掲げます。



赤地に白数字は、左上から順に、死者、入院者、緊急処置、外来診療、アナフィラキシー、ベル麻痺の数です。
しかしこれらはごく一部に過ぎません。
実際には、少なくともこの10倍、あるいは100倍という説もあります。
10倍とすれば死者13万人、100倍なら130万人ですね。
というのは、この報告システムは、医者が自由意志で報告したものだけだからです。
医者は自分が打ったワクチンのせいで死んでしまったと思ったら良心がとがめます。
あるいはそう思わなくとも、まわり(たとえば遺族や医師会)からそうみなされたら、訴えられたり、村八分にされたりすることを覚悟しなくてはならない。だから報告したくないと考えるのが人情ですね。

日本ではどうか。
厚労省に上がってきた最新のデータ(8月25日)では、ワクチン接種後に死亡したという報告が、1093人となっています。
しかし厚労省はこれらの一つも、ワクチンとの因果関係を認めません。
補償額4000万円なんて、宙に浮いた話です。
また日本の場合も、実態はこれよりずっと多いという状況証拠があります。
「泣いて生れて来たけれど」というブログを運営している方が、早い時期から、ワクチンの有害事象の事例をツイッターに投稿された庶民のツイートから、丹念に集積してきました。
「報告は氷山の一角!コロナワクチン接種後の副反応、死亡のツイートが多すぎて戦慄!」というタイトルがついています。
https://ameblo.jp/sunamerio/entry-12694152400.html
これは、普通の人たちが自分の身近なところで起きたことを素朴に語っているので、上から目線で調べたものなどより、はるかにリアルで真に迫るものがあります。
すでに69回を数えているのですが、この読者の一人が通算で死者が何人出ているかを数えたところ、3800人に上ったそうです。
これだけでもまさに「氷山の一角」でしょうから、実際にはもっとずっと多いでしょう。
一説に17000人から20000人に及ぶという算出例もあります。可能性を否定できません。

新型コロナワクチンの危険性については、すでに多くの専門家が指摘しています。大きく分けて短期と長期と二つあります。
一つ。ファイザーおよびモデルナのワクチンのmRNAは、スパイクタンパク(コロナウイルスの表面の突起の部分)を体内に生成するために、これが血液によって全身を巡り、肝臓、脾臓、卵巣などに蓄積し、さらに血小板減少や毛細血管の破壊による血栓を引き起こすというもの。
事実、接種後に起きた重篤な有害事象には、くも膜下出血、脳梗塞、心筋梗塞、皮膚の発疹など、血栓を原因とするものが数多くみられます。
mRNAの寿命は短いのですぐ消えるから安心だという説がありますが、先頃、ファイザーのワクチンには、mRNAの一部に寿命を長くする措置を施していたことが明らかになりました。
また、ADE(抗体依存性感染増強)といって、ウイルスと結合した抗体がかえってウイルスの標的の細胞に侵入してウイルスの作用を助けてしまう現象があり、今度のワクチンではそれが自然免疫の作用を阻害してしまうことが心配されています。

長期的な懸念のほうですが、mRNAが逆転写されてDNAが形成されると、永久的に残るため(アストラゼネカははじめからDNAを核に埋め込む)、数年後に何が起きるかわからないので、これから妊娠する女性には決して打ってはならないと警告するもの。
男性の精巣にも影響を与えると言われています。
こんなに危険なワクチンを、政府は12歳以上の子どもにまで、接種を勧めているのです。

ところで、昨年は新型コロナがあんなに騒がれたにもかかわらず、総死亡数は9000人減少しています。高齢社会ですから、例年2万人ほど死亡者は増加していたのですが、なんと昨年は11年ぶりに減少に転じました。
しかし今年の4月、5月、6月になって、死亡者が急に増え始めたのです。


出所:厚労省人口動態統計速報

このグラフの濃い赤の線が2021年です。明らかに浮き上がっていますね。5月の速報で例年と大きく開いたことはたいへんなショックですが、みんなまだこのことに気づいていません。あるyoutuberによれば、3月の月報では、死者の内訳が出ていて、特に自殺など、何かの死者が増えたということはないそうです。4月以降はまだ月報が出ていず、何がこんなに死者を増やしているのかわかりません。
しかし皆さんには、もう想像がつきますよね。この月から高齢者に対するワクチン接種が行なわれ、さらに6月からは一般者の接種も行なわれています。今後、このカーブがどうなっていくか、予想するだけで恐ろしいものがあります。

今回はここまでにしておきますが、どうでしょうか。やっぱりワクチン打ちますか?
ワクチンパスポートのような脅迫に屈せず、同調圧力にも振り回されないよう、意志と勇気を固めておく必要があるのではないでしょうか。
フランスでは、マクロンのワクチンパスポート方針に反対して、毎週数十万人規模のデモが起きています。

次回は、なぜこんなことになるのか、国際情勢も含めて、考察を深めてみましょう。



アメリカを中心にポリコレがブームになっている。
つい先頃も、ロサンゼルスのコリアンタウンにあるサウナの女湯に、トランスジェンダー(と称する)男が堂々と入ってきて、6歳の少女を連れた母親がフロントに抗議したが、受け入れられなかった。
母親や他の客がインスタグラムに投稿したところ、全米に拡散した。
「トランスジェンダー連合」のCEOは、「われわれに対する無知と偏見から来る差別以外の何物でもない」と攻撃した。
事態はLGBTQ側と反LGBTQ側との暴力的な対決にまで発展した。
(「NEWSポストセブン」2021年7月9日)
 
日本の江戸時代には混浴文化というのがあって、当局は何度も取り締まったと歴史に書かれているし、幕末に西洋人が来日したときにも、カルチャーショックを感じたらしく、混浴の模様が有名な絵画として残されている。
だから、われわれ日本人がこういう話を聞いても、何も暴動まで起こさなくても、と思ってしまう。
それにサウナの光景を思い浮かべると、何となく滑稽に感じられる。
「俺も今度から銭湯では女湯に行こう」などというジョークも聞かれた。

しかし、アメリカ人のかなりの部分が、いまこのテーマで大真面目になっている。
ニューヨークでは公衆トイレの男女共用はふつうだし、トイレマークは男印・女印以外に「All Gender」と称して半分スカート、半分ズボンのマークがついたトイレがあちこちにあるという。
今回のオリンピックでも、ニュージーランドの重量挙げ選手がトランスで、女子グループに参加して話題を投げた。
中共などは自国の国威のためなら何でもやるから、むくつけき風体の「男」たちが、何人も女子選手として参加している。
IOCでも頭を悩ませているらしく、ホルモンの値など細かなガイドラインを決めているが、性転換手術までは条件に定めていないらしい。

こうした話が日本の庶民レベルでは、まだ野次馬的な話題として取り上げられる範囲に収まっているが、LGBTQ差別をなくせと大真面目に主張している稲田朋美のような国会議員もいるから、いずれ真剣な政治課題としてテーブルに上る日も近いだろう。
しかしこの種の「差別をなくせ」の声は、ある時期からはいつもそうだが、被差別者とされる該当者たちが、かつての水平社宣言(1922年)のように本当に過酷な社会的差別を受けていて、内部から悲痛な声を発しているのかどうか、どれくらいの人がどういう具体的な差別を受けているのか、という肝心の問題がきちんと問われない。
「とにかく差別はけしからん」という観念が支配的なイデオロギーとしてまずあり、何を差別と呼ぶのかという理性的な議論もおこなわれないまま、声がデカいごく少数の人の、感覚に依拠した言い分がそのまま公式的に認められてしまう。
糾弾を受けそうなほうは、ビジネス上の便宜や責任逃れの意識から安易な自主規制に走ってしまうのである。
こうしてポリコレブームは、その勢いを増していく。

サウナの女湯にトランスの「男」が入ってきても、日本では下ネタ的な話題で笑いに解消できている部分があるが、次のような情報に接すると、ポリコレに血道を上げているアメリカという国の非常識ぶりを真剣に問題にしたくなってくる。

医師と医学生の米国最大組織、米国医師会(AMA)は、出生証明書の性別表記を廃止するよう求め、物議を醸している。この案は、6月にAMAの評議員会で採択されたもので、公的書類である出生証明書に出生児の性別を記録することは、「差別の可能性」があるとしている。(中略)性別を記載することは、自身の性自認や自己表現が出生時に割り当てた性別と異なる人にとって、「混乱、差別、嫌がらせ、暴力を招く可能性がある」としている。(中略)米国務省は6月30日、LGBTなど性的マイノリティーの人たちの権利に配慮し、国民がパスポートを申請する際に医療証明書を提出せずに性別を選択できるようにすると発表した。AMAの提言はこれに続く形だ。今後、米国のパスポートの性別欄で「第3の性」を選択することができるようになる。
https://www.epochtimes.jp/p/2021/08/76893.html?utm_source=newsletter&utm_medium=email&utm_campaign=647&fbclid=IwAR3sMuecgjVTXBnPNu97J632jV8Sqa-sJOo1TzMxEI4FlKmDp07j3MdxJlw

こうした決定の根底にあるのは、性差がそのまま差別につながるから、性差を否定した方がよいという粗雑な思想である。
トランスジェンダーにかかわる差別では、ノーマルな性との差異が問題にされているのだから、それとは異質に思えるかも知れない。「わたしは、体は男だが女だというはっきりした性自認がある」と。
しかし、トランスジェンダーのこの性自認という言葉がそれほど明瞭なのか、私は怪しいと思っている。
何しろ証拠がないのである。

幼いころから男だと規定されてそのことに違和感を抱き、自意識を悩ませ続けてきた人が、周りを見回すと、ジェンダーの二分法しか存在していない。
そのため彼は、「自分はきっと女なのだ」というアイデンティティを選ぶことに、自意識の悩みを緩和させる安らぎの場所を見いだしてきたにすぎないのではないか。観念を自由に浮遊させるのが人間だからだ。しかしいつしかその心の傾きは固定することになった・・・・・・。

そうした発達途上での心理的な過程をよく調べずに、体は男でも心は女(また、その逆)という性自認の絶対性を容認して、それを「選択可能」な制度としてしまうことは、究極的には、性別という、個人的にも社会的にも、また歴史的にも深い意義をもった人間の条件を無意味化してしまうことにつながる。
それは結局、性差それ自体を解消して、この世界を抽象的な人間と見立ててしまうことだ。
もちろん、現実的にも大きな不都合が生じるだろう。
性別を勝手に選択できるのなら、犯罪は容易になる。詐欺、詐称も自由である。父親認知も免れる、本人確認も困難になる、逃亡も楽々出来る。

しかしここでは、それとは別に、もう少し哲学的な角度からこれを取り上げたい。
性差を社会的に問題にしなくなるとは、自由平等という理念を無限定に絶対化してしまうことである。抽象的な自由平等というものが実体として存在するかのような錯覚に陥ることである。
どんな差別も許さないというポリコレのもくろみはまさにそこにある。だが私たちはそんな社会を望むだろうか。
そもそも人間は頭で思い描くほど自由でも平等でもなく、定められた宿命やさまざまな困難を背負いつつ、その中で許された自由や平等の獲得を求めていくことが出来るだけである。
男または女として生れる、階級社会に生れる、文明度の低い、貧しい国に生れる、低い身分に生れる、貧困な家に生れる、病弱な身体として生れる、醜い容貌を持って生れる、障害を持って生れる、低い知能を持って生れる等々。
私たちは、それぞれがそれぞれの宿命を背負って生きるほかないのである。

トランスジェンダーに話を戻せば、「体は男、心は女」というようなあり方は、性の宿命を甘受できない心を育ててしまったという、これまた精神的な宿命の所産である。
だが彼らのすべてが、自分の宿命からの解放を、「差別の撤廃」という政治的な方向に求めているかどうか、それは疑わしい。LGBTQ全体ということになれば、なおさらそうである。
彼らが個人としてより生きやすい道を見つけること、そのような方途を社会が提供する便宜を図ることを私も願う。
しかし、ことをすべて政治的な解決に求めようとするのは、過剰な自由平等を期待することであって、人間として好ましくない。政治的に解決すべき問題は、大多数の人たちの生活のなかに、見えにくい形で、しかし普遍的な形で、時にはもっとずっと深刻な形で満載しているからである。

先の記事には、テッド・クルーズ上院議員(テキサス州選出)の国家安全保障顧問オムリ・セレン氏が「過激で進歩的な幻想主義に代わって、科学がほぼ全面的に政治化された。実に速いペースだ」と述べたと書かれている。
この言葉には、おそらく全体主義化の流れのなかで作り上げられている、コロナ問題、気候問題、食料問題などのテーマも含意されているのだろう。
同感である。



今日、ワクチンを巡る世界や日本の情勢は、ますます狂乱状態を呈しています。

次のブログに、厚生労働大臣の答弁が組み込まれています。
この答弁で大臣は、ワクチンはコロナ感染の予防に効果があるという確証が得られていないこと、重症化を防ぐかどうかについても確証が得られていないことを明言しています。
https://ameblo.jp/kissy-seed/entry-12686628654.html?fbclid=IwAR01APWHRuvIvKy1ytcmbWm7UGgksQAGQi74vBpkiqHD1udk1HM0F5YzOe4
いったい効果の確証が得られない薬を、国の機関が、「努力義務」などと称して、国民全員へ半強制的に投与するなどということが許されてよいものでしょうか。
政府は、ワクチンパスポートの実施をちらつかせています。これは国民に対する脅迫行為です。
しかも河野太郎ワクチン担当大臣は、7月6日、「米国では2億回接種して、死者はゼロだ」などと、デタラメを公表しています。
https://www.youtube.com/watch?v=vc96qiztQkM
(なおこの動画は削除されています。最近はワクチン行政にかかわる批判的な動画はどんどん削除されています。)
米国疾病予防管理センター(CDC)と米国保健社会福祉省(HHC)の共催によるVAERSデータベースが公表しているワクチンによる死者、重症者などの数は、以下のようになっています。これは任意の報告によるものだけですから、実際にはこの何倍もあると予想されます。

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次のブログには、世界に先駆けてワクチンを最大割合まで接種を完了させたイスラエルの、接種者、非接種者状況とコロナ感染者、入院患者、重症者についてのそれぞれの内訳がグラフ化されています。

https://ameblo.jp/don1110/entry-12687062601.html?fbclid=IwAR3Yo7S5zAva4dXWLhtnWcAFORNZpzgLOo7zZRsk49rpcMaXUa-k6gGvPr8

こちらのブログから、まず、ここ1ヵ月間のコロナ入院患者とコロナ重症患者における、接種者と非接種者の割合を示すグラフを見てみましょう。緑色が完全接種者、オレンジが1回接種者、赤が未接種者です。



これを見ると、明らかに接種者の方が大幅に多くなっていますね。

もうひとつ、同じブログから。
これは、イスラエルの6,7月時点でのコロナ感染者の様子です。青い実戦は非接種者の感染者数の変化、点線は接種者の感染者数の変化です(左目盛り)。また、茶色の実戦は非接種者の入院者数の変化、点線は接種者の入院者数の変化です(右目盛り)。



いわゆる「感染者」は、接種者、非接種者共に同じように上昇しているのに、入院者のほうは、接種者が非接種者の2倍以上になっています。
これはつまり、「感染者」とされても、ワクチンを受けなければそれほど重症化する人が多くないのに、ワクチンを受けた人のほうが重症化しやすいことを表しています。

皆さんの多くは、周りの人たちが打つので自分もワクチンを打とうと思っていらっしゃるかもしれませんが、実際に日本でどれくらいの人がこれまで2度のワクチンを打ち終えたかご存じですか。
高齢者、医療従事者は確かにかなりの割合で打っていますが、7月18日時点で、64歳以下の一般者で2度打った人はどれくらいいるでしょう。



このグラフで、64歳以下で2度のワクチンを打った人は、1,346,075人と出ています。下の方にほんの小さく赤い色が見えますね。
人口比でいうと、わずか1.06%です。
現役世代や若者はほとんど打っていないことがわかります。子どもは12歳以上が認可されていますが、これはおそらく皆無でしょう。
そもそも健康な現役世代、若者、まして子どもがコロナワクチンを打つ必要は全くありません。益がないだけでなく、場合によっては死に至るまでの重篤な副作用を生むので、とても有害です。
初めに紹介したように、厚生労働大臣が、ワクチンの効果はエビデンスが確認されていないと明言しているのです。
加えて、このブログで繰り返し発信してきたように、そもそもコロナ・パンデミックは作られたパンデミックです。
流行現象は確かにありましたが、日本だけでなく世界的に見ても大流行などしていません。1年半を経て1万人あたりの死者はわずか5人です。
https://web.sapmed.ac.jp/canmol/coronavirus/death.html
しかもその数字はどの国でも水増しされているのです。

私たちは、世界の政府が意図的に進めてきたこの狂ったコロナ―ワクチン行政の背後に、どんな黒い勢力が潜んでいるのか、しっかり見破らなければなりません。以前引いた、80年代のジャック・アタリの言葉をもう一度引用しておきましょう。

将来的には人口削減の方法を見つけることが課題になってくるだろう。もちろん、我々は人を処刑したり収容所に送ったり、などという露骨なまねはできない。「そうすることが彼ら自身のためなんだ」と信じ込ませることで、上手に彼らを間引いていくことになる。そのために、何らかの事象、たとえば一部の人を標的にしたパンデミックを起こしたり、経済崩壊を起こしたり、高齢者に悪影響を与えるウイルスをまいたり、といったことが考えられるが、まぁ方法は大して重要ではない。とにかくこういう事件を起こすことで、弱い者や恐れる者はこれに屈服するだろう。愚か者はこの事件を信じ込み、何とかして欲しいと嘆願する。そこで我々の出番。「これが治療法だ」と救いの手を差し伸べる。こうして、愚か者の自然淘汰が行われることになる。屠殺場に自ら進んで向かうようなものである。



客:あれから一ヶ月近く経ったな。もう7月だ。いよいよオリンピック強行の日が近づいてきた。選手はまるで囚人みたいな待遇らしい。こんなんでどこからどれくらい集まるのかね。

主:まったくな。国民も全然盛り上がってないんじゃないか。政府としては何でもいいからやっちゃえって考えだろ。史上まれに見るみっともない五輪だな。

客:ワクチン担当の河野行政改革大臣が、6月24日の公式サイトで「ワクチンデマについて」って文章を発表したろ。あれも五輪意識して、国民をなだめようと必死になってのことだろうけど、内容はとんでもないな。世界中で話題になってるファイザーとモデルナのワクチンの問題点を全部消してる。
https://www.taro.org/2021/06/%E3%83%AF%E3%82%AF%E3%83%81%E3%83%B3%E3%83%87%E3%83%9E%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6.php

主:あれは御用学者に書かせてるんだろう。なんでもっとまともなブレーン雇わないのかね。
しかも河野は6月20日のある番組で、「アメリカでは重篤の副反応は一例もありません」と言い切ったそうだ。
https://ameblo.jp/sunamerio/entry-12682667393.html?fbclid=IwAR3C8vmA5cyRcyVv6x1WQcjK0cWL4Xz1fEsLgqyfKWXnbR2znOZiiG7xS-I

CDCのVAERSデータベースでさえ死者が6000人超えてるってのに、まさかそれを知らないはずはない。どっちがデマをまき散らしてるのかね。閣僚もこういうデタラメを平気で垂れ流すところまで落ちぶれたんだな。血は争えねえってやつだ。

客:血は争えねえっていやあ、評判の悪いアストラゼネカを安倍が台湾に「プレゼント」したな。

主:ありゃあ、粗悪品とわかってる在庫を押しつけたことになる。ひでえ失礼なことしやがる。この大事なときに台湾の反日感情が盛り上がらなきゃいいが。

客:でもいいニュースもあるぞ。6月24日に、高橋徳ウィスコンシン医科大学名誉教授が中心になって、医師、看護師、議員450名が厚労省にワクチン接種を中止するよう嘆願書を出した。
https://kusuyama43.amebaownd.com/posts/18891674/?fbclid=IwAR10bpLRvpIbRKiZ2izFVJhH79AxiukOMoW6C7AWJXzKAvg7uwwCm4k7g2w
こういう動きがもっと盛り上がるといいのにな。ドイツやイギリスみたいに。

主:日本はなかなかなあ。俺は思うんだけど、欧米はロックダウンも何回もやって、ワクチン接種も飴と鞭使って脅迫的にやるけど、それだけに反発の運動もすごく高まる。でも日本式はちょっと違うんじゃねえかと思い始めてるんだ。

客:というと?

主:ここにいくつか資料がある。まず、世界のワクチン接種状況。

これ見ると、7月1日現在で、2回接種完了した割合が、日本は1割ちょっと。欧米先進国に比べてはるかに低いだろう。政府は供給不足なんて言い訳してるけど、そんなはずはねえ。

客:なるほど。それと、もう一つ思うんだけど、他の国もチリ以外は過半数いってねえんだな。

主:そう。それも言える。これ、1ヶ月以上前からあんまり変わってねえんだ。要するに世界中にワクチン不信がけっこう広がってるんじゃないかって推測も成り立つ。それにしても、先進7か国じゃ日本はダントツに低いだろ。

それから、これ。

6月27日時点までの東京のワクチン接種人数。2回接種が医療従事者を除いて75万人。てことは、東京の成人人口が1170万人だから、わずか6.4%ってことだ。ほとんど受けてないに等しいだろ。

客:1回目と2回目の差も大きいな。

主:そう。もちろん同時点で差があっても、間が開くから、これから縮まることは予想できる。しかし3週間くらい前に1回目を受けた人の水準まで行ってないわけだから、キャンセルした人もけっこういるんじゃないか。

それから俺たちが住んでる横浜市のデータもある。こっちは6月29日時点まで。

横浜市の成人人口は310万人だから、2回完了が18万3千人なら、5.9%。こちらもキャンセル組が想定できるな。

客:今回のワクチンの危険情報がかなり広まってきたってことかな。

主:たぶん。厚労省は因果関係認めてないけど、報告に上がってきただけでも死者が500人に達してる。実際にはこの何倍もいるだろう。近隣や身内で死者や重症者が出たってツイッター情報をずうっと集めてる人がいてね。
https://ameblo.jp/sunamerio/entry-12683703183.html
公式情報なんかより、こっちの方が信用できる。そりゃあ恐ろしい数に上ってるぞ。

客:菅は7月いっぱいまでに7割終わらせるとかなんとか言ってなかったっけ。

主:さあ、詳しい割合は忘れちゃったけど、そんなようなこと言ってたよな。でも全然思うように進んでないってことがこれでわかるだろ。これから急増するってのはちょっと考えられねえな。

これが日本式さ。つまり、表だって反対行動とかはやらねえけど、実は面従腹背、お上の言うとおりには動きませんよって、態度で示すんだな。

それで傑作な画像があったよ。これは大規模接種会場ががら空きの状態。


客:へえ、すげえ。設置した担当者はご苦労様だな。でもどこもってわけじゃねえだろ。

主:いや、けっこう多いぞ。「接種会場がら空き画像」で検索すると、いくつも出てくる。

客:笛吹けど人踊らず、か。日本式も悪くねえな。だけど、それだったら自粛要請にも従わなきゃよかったのにな。

主:そこが日本式のいまいち弱いところだな。持続化給付金に踊らされた向きもあったしな。それに、これから職域接種やワクチンパスポートで脅しをかけてくる。それにどこまで抵抗できるかだな。

客:うーむ。そいつが厳しいな。特にワクチンパスポートは許せんな。
それはそうと、この画像見てるうちに一首できた。

主:何?

客:わくちんを 打ちつる方を ながむれば ただがら空きの 椅子ぞ残れる

主:はは。じゃ俺も。
ちはやぶる 神代もきかず まつりごと 民殺しても 口ぬぐふとは

客:お後がよろしいようで。

零をならべ  いづれなせるか  わかぬまに  雲隠れにし  みやこぬしかな

 

しのぶれど  色に出にけり  わが野望

  総理ねらふと  ひとの問ふまで

 

いまころな  いひしばかりに  居酒屋の 

 客足の絶えを  嘆きつるかな

 

君がため  町中に出でて  ますくする  

  我が衣手は  菌で汚れつ

 

わくちんを  打ちつる方を  ながむれば 

  ただがら空きの  椅子ぞ残れる

 

国の色は  うつりにけりな  いたづらに 

  ころなころなの  騒ぎせしまに

 

ちはやぶる  神代もきかず  まつりごと 

  民殺しても  口ぬぐふとは

世界の女性差別の現状と未来~SDGsジェンダー平等を実現しよう~

 

「ジェンダー平等」という声がよく聞かれるようになりました。でもこれは別に新しい概念ではありません。ジェンダーとは人類史を通して作られてきた社会的・文化的性差のこと。そこに偏見や、雇用・賃金などの不平等が見られるなら、できるだけそれをなくしていこうというのが、ジェンダー平等です。でもこれ、昔からフェミニストたちによって唱えられてきた「男女平等」と変わりません。


しかし昨今は、しばしばこの平等原理で男女関係の問題をすべて割り切ってしまおうという、行き過ぎた傾向が目立ちます。アメリカでは都市部で男女共用トイレが一般化するなど、治安上もあまり褒められない施設が広がっているし、「アーメン」は「メン」(男性)だけで差別的だから「ウーメン」も加えて、「アーメン、アンド、アーウーメン」と唱えるべきだなどという提案が下院議会で大真面目になされています――(アーメンはヘブライ語で「かくあれかし」の意で、もちろん「男性」の意味ではありません)。


日本でも、親愛の情を示すつもりで女性に言葉をかけると「セクハラ」と受け取られることを恐れて、若い男性がコミュニケーションをためらう傾向が目立ち、恋愛関係が容易に成立しにくいといわれています。少子化の一因かもしれません。


女性差別とか偏見とか簡単に言っても、どういう処遇や振る舞いがそれに当たるのか、はっきりした線引きができるわけではありません。

経済的な条件の場合は比較的はっきりしていますが、それ以外の場合は、「女性がそう感じたら」というのがとりあえずの基準になっています。

しかし多様な個人の感覚を基準にするところには混乱が生まれやすいですね。混乱を避けるために無理に定式化しようとすれば、究極的には性差そのものを否定するのが良いことだという思想に行き着いてしまいます。そしてこれに「感覚的に」反発する人たちとの間で、議論にならない分断が生まれるだけ。悪循環です。

この問題は、次のように整理すべきでしょう。

まず、ジェンダーが根付いてきた根底には、やはり生理的な性差(セックス)があります。ジェンダーは、生理的な性差を根拠としつつ、人間自身が男女共同で歴史的に積み上げてきた性差観念の結果なのです。
その性差観念のスタイルが、政治的、権力的に見て歪んだ非対称なかたち(差別、抑圧)を取ることがあったし、今もあるでしょう。
しかし男女の非対称性は、反面、共同生活の役割分担と考えることも可能です。現に私的な領域(たとえば家庭)では、はっきりとは明示されない形で男性に対する女性の「実権」の存在をいくらでも確認することができます(女房の尻に敷かれる、財布はかあちゃんが握っている、惚れた女を女神のように崇める等々)。
また、男女の性差があるからこそ、それぞれの性にとっての幸福の可能性も生まれてきます。もし性差が打ち消されて限りなく平等で抽象的な「人間」しか存在しなくなってしまったら、私たちは、心身の合一や感情の交歓のうちに意味や喜びを見いだすことができるでしょうか。
もちろん不幸もそこから生まれてくるとも言えます。しかし異なる性のあり方を、互いの直接的な交流を通じて深く理解し合うところに、その克服の道も生まれてきます。「深い川」が間になければ克服の道もありません。川は「希望」ではないでしょうか。

議論を混乱させないために次の押さえが必要となります。

男と女の関係のあり方を、平等・不平等という概念だけで把握できると考えないこと。


抽象的な「人間」の集合である一般社会の領域は、労働(戦争、政治なども含む)とそれによって生ずる富の分配がその基本的な形成原理となっています。この領域では、明らかに平等・不平等という把握が可能です。男女の問題にこの把握をそのまま適用すれば、そこでは、男が長らく女を支配してきたとか、女は一般社会から排除されて「人間」扱いされてこなかったといった言い方がたしかに成り立ちます。


しかし、個別の男女が渡り合う領域、すなわちエロスの領域では、この把握は必ずしも成り立ちません。それは労働の領域ではなく、個別の男女が身体や情緒を直接に取り交わすことを本質とする領域だからです。
あなたは、甘い恋のやりとりが行なわれている現場を、男と女の「権力関係」と見なすことができるでしようか。夫婦が食事しながら会話している現場を、「対立関係」と見なすことができるでしょうか。権力関係や対立関係でないなら、そこに平等・不平等を当てはめることはできません。


また一般社会の領域でも、より男性向きの職業、より女性向きの職業といったものもおのずと存在します。前者の代表として兵士や建設業者やトラック運転手、後者の代表として看護師や洋品店主や保育士など。

それぞれの職業が男女のいずれかに固定されるべきだというのではありません。放っておくと自然と男女のいずれかが多くなる職業が現実に存在するということです。

無論、能力が低いのに地位や給料が高く仕事をしない男性と、能力が高いのに地位も給料も低く、きつい仕事に耐えている女性。そういう現実もあります。私自身、そうした仕事の現場を何度か見たことがあります。

こうした社会状態は明らかに存在して、しかもこの格差の構造を企業社会は自社利益のためにあえて温存しようとします。これは解消されるべき差別です。

ただ一方、公的な職業への女性の進出度の高低、たとえば国会議員や政治家に女性が何割いるかによってその社会の進歩の度合いを測るといった考え方があります。

これは欧米由来の粗雑なイデオロギーであって、けっして正しい見方とは言えません。なぜなら、ある仕事にどちらの性がどれくらい配分されるのがよいかという問題は、その仕事が要求する適性と能力とによって決定されるべきだからです。
女性が国会議員や政治家に向いているかどうかはわかりません。向いている人もいれば向いていない人もいるでしょう。

また女性が国会議員や政治家に多ければ女性一般の声がより反映するといった単純論理は成り立ちません。これは、実際の国会議員や政治家を思い浮かべてみればわかるでしょう。
 
繰り返しますが、男と女の関係は、平等・不平等では測れない部分を大きく抱えています。

法的な用語としての「平等・不平等」が適用できるのは、まさに人間を法的人格として把握できる領域でだけなのですが、人々の全生活領域は、それよりもずっと広くなっています。そしてこのことは、常識的な男女なら、だれでも感覚でわきまえていることです。
問題は、その常識的な感覚に基づく議論が息を潜め、それと正反対の議論だけが政治やマスコミの場で賑わっていることです。

 

しかしだれもが社会的発言を駆使できるわけではありません。

たとえばあなたが、「これからは男らしさ、女らしさなどの古い思い込みを捨てて、一人の人間としての自由や人権を大切に」といった言葉に出会ったとしましょう。

仮にあなたが「こんなの、なんだかピンとこないわ」と感じたとしても、それにうまく反論できるとは限りません。実際にはそのままスルーしてしまうことが多いでしょう。するとこの理屈が表通りでまかり通ってしまうことになります。

でもちょっと立ち止まって考えてほしい。男らしさ、女らしさを捨てなければ自由や人権を守れないでしょうか。そういうことを言う人たちは、変に浮き上がった考え方をしているのではないか。男らしさや女らしさを日常生活の中でうまく活かすことこそ、自由や人権を本当に守ることにつながるのではないでしょうか。
なぜなら、あなたは、男または女という条件を生きることを通してこそ、自由や人権の問題に具体的に出会うのですから。