鷲は舞い降りた | 丸顔のルチャリブレな与太話

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( ^-^)





鷲は舞い降りた

(原作)
ジャック・ヒギンズ

(監督)
ジョン・スタージェス
「荒野の七人」「大脱走」の名匠
本作が彼の遺作となりました

(出演)
マイケル・ケイン
英国映画といえば「この人」な感
今回の役柄は英国人ではなくドイツ軍人
TV版の吹替声優は大御所・広川太一郎

ドナルド・サザーランド 
今は「ジャック・バウアーのお父さん」
…と紹介するほうが判りやすいです
毎回いわくありげな役柄で登場するので
この顔を見たらとりあえず要注意

ロバート・デュバル
渋くて頑固で少し怖い印象のオジサン
本作の役柄もこれまた渋いのなんの

(音楽)
ラロ・シフリン
「燃えよドラゴン」のテーマが超有名
70年代の有名アクション映画といえば
たいていこの人が音楽担当してるイメージ

(公開年度・製作国)
1977年・イギリス  
(本編時間)
135分


《丸顔海賊団》

…てなわけで
時は第二次世界大戦さなかの1943年6月
開戦当初の勢いを失ったドイツ軍は
北アフリカ戦線で連合軍に敗北
東部戦線でもソ連軍に圧倒されていた
劣勢の局面を打開すべく
ナチス親衛隊ヒムラー長官の下
密かに立案される「チャーチル誘拐作戦」
英国本土に空挺部隊精鋭を密かに降下させ
ウィンストン・チャーチル首相を誘拐
鹵獲した英国海軍高速魚雷艇で脱出
ヨーロッパへ連れ去ろうというのである
はたして作戦の成否や如何に?
…というストーリー
( ^-^)


《ライオン丸・9戦8勝1敗》

なるほど前回の「前フリ」通り
チャーチルが関連してる作品ですが
……結局は作戦失敗したんでしょう?
(^_^;)


おいおい、身も蓋もない発言だね
おっしゃる通りベーカーストリートだけど
実は本作の見所はそこじゃないんだよ
( ^-^)


…と、申しますと?
σ(^_^;


それについては順を追って説明しよう
チャーチル誘拐作戦の発端となるのが
「伊首相ムッソリーニ救出作戦」
1943年6月、首相の座から失脚させられ
山荘に幽閉された独裁者ムッソリーニを
スコルツェニー少佐指揮の独軍空挺部隊が
グライダーを使って救出に成功したんだ
(これは実話です)
( ^-^)
 

その頃の独軍には珍しい勝ち戦ですよね
ちなみにスコルツェニー少佐の部隊は
「バルジの戦い」では米軍兵士に変装
破壊工作で連合軍を混乱に陥れました
( ^o^)


映画「バルジ大作戦」にも登場してたね
…で、話を戻すけれど
ムッソリーニ救出に御満悦のヒトラーは
独国防軍情報部長官カナリスに対し
「チャーチルを掠えないか?」と
チャーチル誘拐作戦を命じた……てな設定
(^_^;)


その光景、目に浮かぶようです
σ(^_^;


…で、命令を受けたカナリスだけど
正直言って「無理っちゅーねん!」
ムッソリーニ救出が成功したとはいえ
相手は戦意喪失してるイタリア軍だし
英国本土に乗り込みチャーチル誘拐なんて
あまりに荒唐無稽で無謀な発想だよ
(-ω-;)


とはいうものの総統直々の御命令
「言えません!」とは出来ません
( ^o^)


「出来ません!」とは言えません……だろ
p(`Д´)q


…で、実行に至らないのは承知の上で
とりあえず計画を立案するわけですね
( -_-)ジッ


その通り井の頭通り
カナリスの命令で誘拐作戦を任されるのが
こちらのカナードル大佐(R・デュバル)



おぉ!
アイパッチ・ドイツ軍服・鉄十字章
コテコテすぎるキャラクター!
( ^o^)


誰が見てもそう思うよな(笑)
トム・クルーズもヴァルキリー
このスタイルまんま真似していたぞ
( ^-^)




トムさん映画はヴァルキリーじゃなくて
ワルキューレでしょう?
σ(^_^;


ワルキューレの英語読みはヴァルキリー
なにしろこの作品の登場人物全員
ドイツ人なのに英語で会話してる
原題も英語表記なんだから
邦題も英語読みにするのが筋だぞ!
輝がミンメイではなく未沙を選んだ事
未だ納得できないファンも多いようだし
当時の俺も「え~?」だったけど
やっぱり未沙で正解だと思うね
輝はリードするよりされたいタイプ
となれば「姉さん女房」の未沙しかいない
ミンメイは「みんなのミンメイ」だからね
( ^o^)




 
途中から話がハイパードライブしてます
(-ω-;)


それにしてもアイパッチ&軍服は
カレーライス&福神漬け級の最強タッグ!
元祖は誰なのか気になるところだ
( ^o^)


拙者のライバル「タイガージョー」も
アイパッチ姿でございます
(^_^;)




ちなみにアイパッチの位置
左眼=善玉
右眼=悪玉
…という説も一部にあるんだけど
確証には至ってないのが現状だ
( ^-^)


初期のタモリさん
アイパッチ、どっち側でしたっけ?
σ(^_^;


…ま、それはさておき本題に戻ります
上官の命令を受けたカナードル自身も
作戦が実行されないのを前提とした上で
「机上の計画」を立てて行くんだけど
そこへスパイから極秘情報が飛び込んでくる
なんと英国東海岸近くの小さな田舎村へ
密かにチャーチルが静養に訪れるらしい
思いがけないこの情報がきっかけとなり
誘拐作戦は一気に具体化していく
…で
(^o^)


…で?
σ(^_^;


毎度お馴染み脱線し過ぎてしまいました
ここらでいったん休憩
( ^-^)_旦~


まだ主人公が出て来ないのに………
……鷲は舞い降りず
(-ω-;)


さらに続きます