こんにちは、久田和弘です(*^^*)

ちなみに、pixivでは3話とおまけマンガがいくつか試し読み出来ます。以下、2話の「詩歌人懐事情」は、タイトル通り、登場人物たちの懐事情がつまびらかに語られます。

https://comic.pixiv.net/viewer/stories/72251

「吠えたン」に登場する個性的なキャラクター=実際に存在した詩歌人たち(ややこしい!)の懐事情を知れるなんて勉強になる!と思いきや、そこはやっぱり「月吠え」と若干世界観が似ている作品ですから、説明の仕方もクセ強めです。

例えば「揮毫頒布會」について。俳人歌人がファンのために自身の歌を一筆書いてあげるからお金払ってね、というこちら、作中では「アイドルのチェキ会」と表現されていて、言い得て妙だな、でも分かりやすい、と、「月吠え」とは異なる変化球のギャグにちょっと脳がバグってしまいました……。

そんなかんじで、現代知識も盛りだくさんで、前作にも増して□街が異空間であることがビシビシ伝わってくるあたりがおもしろいですし、不思議と「我々現代人が一方的なイメージ付を作家にしている=消費」であるという意識がより濃くなって、読了後は毎回色々考えてしまいます……。

あと、近代詩歌人の給料事情がかなり厳しい……。朔くんが「原稿料の聞いたら引かれた」という話から、当時も「憧れの先生は金策なんか死んでもしない!!」と思われてたんでしょうね。いや、詩歌人も人間ですし、生きていかなきゃならんですからね……。