緒方恵美さんがワークショップと一緒に全国で開催していた私塾のメンバー出演の朗読劇「不思議な少年 -a Wonder Boy-」2023-2024を見に行ってきました(*^^*)
『不思議な少年』は山下和美先生原作の漫画を朗読劇として昔緒方さんとキャラメルボックスの真柴さん、坂口さんの3人でやってた演劇ユニットARMsでやっていた演目です。
その時もすごく良かったんですが今回は緒方さんの育てた若手役者さん達とゲスト、更に本番前に開催されていたワークショップのオーディション合格者も出演してより賑やかな公演になっていました。
オムニバス形式で↓の3本の短編が上演されました。
「エミリーとシャーロット」
「NX-521236号」
「聖フランツ」
短編ですがどれも心の奥をギュッと掴まれるような心揺さぶられるストーリー。
ただ単に良い話ってだけでなく人間の弱い部分や汚い部分も描かれてるんですが、静かに淡々と見守られて気がつけば導かれてるような不思議な少年の眼差しが感じられるのが良かったです。
個人的には『NX-521236号』が1番好きだったかな。
感情を持たないはずのロボットの選んだ結末に切なくもあたたかい気持ちになりました(*^^*)
『エミリーとシャーロット』的なことは普通にどこにでもありそうだけどこの終わり方は良いですね!
『聖フランツ』の魔女狩りは人間の弱い部分がさらけ出されて辛い展開です。
が、これ今のネット炎上とかも同じことが起きてるんですよね…。
でも、これもラストに出てくる子供の一言が効いてくるエンディング。
原作の漫画の方も読んでみたくなりますね〜。
宇都宮、長野、大阪、横浜と開催されていて私が行ったのは横浜公演です。
2024年GWに東京・代官山での追加公演も決まったようです。
5月行けるかまだ微妙なところですが、生で見る朗読劇はやはり感情をとても揺さぶられる感じが好きなので私もまた見に行きたいなぁ。