★★★★☆
あらすじ
地域の偏屈じいさんが、お向かいに越してきた一家と繋がることで人生を再構築する話。
みどころ
お隣のマリソルがいい人で、不思議とトムハンクスから目が離せないところ。
なんか見覚えあるなと思っていたら、スウェーデン映画の「幸せなひとりぼっち」という映画のリメイク版なんですね。
でもこっちは私にはあまり響かなかったみたいで
リンク先の感想は「君がくれたグッドライフ」メインで書いてます。
まぁ、もともと勘違いで見始めた映画だからかな。
こういう偏屈オヤジとかおばさんが出てくる映画で私が一番好きなのは、
「ウォルト・ディズニーの約束」という映画で、
メリーポピンズの作者パメラ・トラヴァースを描いた作品ですかね。
エマ・トンプソンがパメラを演じていて、
こちらもトム・ハンクスがウォルト・ディズニーの役で出ています。
コメディとしてもすごくよくできていて、
偏屈おばさんのパメラと、世界中の人が私のこと大好きでしょう?と言わんばかりのディズニーとの掛け合いが笑いました。
偏屈な人を中心に据えて描かれる作品は、
注意しないと嘘っぽく見えるというか、周囲をいい人に描きすぎてもダメだし、
演じる方にも何かの魅力や共感できる部分が表現できないと見ていられなくなるんですけど、
この辺りはもう、トム・ハンクスですもんね。
安心して観ていられます。
オットーの方が本家より面白いと思ったのは、やっぱ演出と役者ですかねえ。
あと、私の気分もあったかな。