ノストラダムスの大予言。世紀末の混乱と世界の終焉を予言したが、現実にはそうならなくてホッとした、予言が外れたという現代社会に、まだ終わっていないとスーパーミステリーマガジン「ムー」編集者は警鐘を鳴らす。

ムー2019年8月号

dマガジンでは定額で普段買わない雑誌やムックが読めるので、思わぬ発見が多い。月刊ムーもしかりである。(このレビューはdマガジン版ムーを読んで書いています)

電子書籍も、音楽・ドラマ・映画など月額サービスで見・聴き放題と同様に、読み放題という時代がやってきた。もちろん紙媒体と違うし、一部未掲載の頁は存在するものの、気になる記事をいつでも見られるようになったのはありがたい。

 

そんな中で今日取り上げた特集記事も、一大ブームを巻き起こした五島勉氏による特別寄稿まで掲載された新生ノストラダムスの大予言とでも解釈できる面白さで、当時を懐かしみながらミステリアスな案件にまた新たな想像力が脳に刺激を与えてくれる。

 

■月刊ムー

http://gakkenmu.jp/

 

■dマガジン

https://magazine.dmkt-sp.jp/

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2020年にTVアニメ第2期の制作も決まった「転生したらスライムだった件」ですが、原作の伏瀬氏が小説投稿サイト「小説家になろう」で連載、書籍化、漫画化されているハイファンタジー小説です。

転生したらスライムだった件説明

小説家になろう「転生したらスライムだった件」伏瀬

 

■あらすじ

主人公(30代後半の独身サラリーマン)が、結婚報告をしてきた後輩をかばい通り魔に襲われた。薄れゆく意識の中、今までの人生を振り返りあれやこれやと考えていると、頭の中に見知らぬ声が反応してくる。

どうせ死ぬけどユニークスキルとかエキストラスキルとか一体何のことだと突っ込みながら謎の声と数分のやり取りの後、世界は闇に包まれた・・・と思ったら、意識が戻った。しかし何か変だ、目の前は依然真っ暗だ。体の感覚がないようなあるような。主人公は一体どうしてしまったのか。

 

■感想

モンスターでスライムといったら冒険者が最初に戦う一番弱いキャラクタという認識ですが、そのキャラクタ側の視点で更にスライム特有の自在な擬態変形と転生するときに授かったスキル、最初の友達ヴェルドラとの共闘など、最初から面白いと思わせる要素がたくさんあります。

案の定、「スライム風情が」とモンスター側からも人間側からも足蹴にされますが、その実力と内に秘めた友と交わした秘密を持って、中年サラリーマン改め悪いスライムじゃない「リムル」の冒険がどうする、どうなると続きが気になります。

 

私はマンガから入りましたが、小説家になろうを知り、投稿サイトの小説がこういう形で漫画化され、メジャーになるんだと、勇気をもらいました。

 

小説投稿サイトというのはほかにもたくさんあるそうで、投稿している人も複数サイトで連載していたり、小説家になるためのノウハウや持論を投稿したり自由に想像、発信できる場がたくさんあるのはありがたいことです。

 

 

「小説家になろう」は日本最大級の小説投稿サイトです。

https://syosetu.com/

 

■小説情報

題名 :転生したらスライムだった件

作者名:伏瀬

ジャンル:ハイファンタジー

連載開始日:2013年2月20日0:36

完結済 全303部分(2016年1月1日0:00)

 

■TVアニメ「転生したらスライムだった件」公式サイト

http://www.ten-sura.com/

国政選挙の真っただ中、読んでしまったこの2014年に発行された社会派ミステリーはフィクションであっても、なぜか共感してしまう思いがします。

一千兆円の身代金

元副総理大臣の孫が誘拐された。期限までに1085兆円を支払うか、財政赤字を招いた責任の謝罪と再建案をテレビで提示せよ。これは日本が借金している金額だと言う。政府のこれまでの後回し政策に次世代の日本を支える若者への詐欺行為に憤りを覚えた犯人たち「革命係」が世間に一石を投じる。

政府は身代金を支払うのか、謝罪し再建案を示すのか。誘拐と言う卑劣な行動を犯してまで世論へ訴える犯人の本当の目的は。

 

社会保障に関しての日本人が誰もが感じる不安と、誘拐に対する「テロには屈しない」という政治家の対応を登場する人物ごとにザッピングしながら物語は進みます。

 

犯行グループ側の心理、警察官側の戦略、政治家や官僚からの圧力や、徐々に見えてくる犯人像と計画的犯行。主犯格の存在。意外な人物が犯人だったと思い、それもまた有りだと思いました。

 

奇しくも世は参議院選挙がはじまりました。選挙権を持つ有権者としての対応に一層の重みを感じます。フィクションですけど。

それにしても令和になってもこの問題はありますね。私が高校生の時代にも年金がどうのこうのという噂話はありましたし。

 

もし選挙に行かない若者にはこの本を読んで、考えてほしいです。選挙という政治家を選べる民主主義の意味と有権者になった責任を。

 

■書籍データ

初版  :2014年1月24日

著者  :八木圭一(やぎけいいち)

装画  :木内達郎

装幀  :高柳雅人

 

ジャンル:ミステリー、サスペンス

販売元:宝島社

https://tkj.jp/goods/newbooks

 

■テレビドラマ「一千兆円の身代金」~フジテレビ

https://www.fujitv.co.jp/b_hp/1000000000000000/index.html