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魯山人紀行は山代温泉へ♪@山代温泉・星野リゾート 界 加賀

今回の金沢行きでは金沢のあと、山代温泉にも足を延ばしました。

加賀温泉駅から10分の距離にある星野リゾートの”界加 賀”です♪

金沢につづき、こちらも魯山人に愛された宿です💕

 

以前伺った際はまだ”白銀屋”だった”界 加賀”。改装後、どのように

変わったかとても楽しみだったのですが以前の面影を残しつつ、

壁の紅殻色が鮮やかに蘇っていました♪

 

到着した日の夜は結構な雨が降っていたのでちょっと全体が

上手に撮れなかったのですが夜は夜で風情があって素敵です♪

 

因みに以前は金沢からは特急で移動していましたが今はなんと!!

金沢駅から”界 加賀”まで期間限定でシャトルバス(要予約)が出ています。

特急に乗っても金沢から20分くらいなのでそんなに遠い旅ではないの

ですが、駅から山代温泉郷までバスかタクシーに乗ることが必要なので

シャトルの時間に間に合うようであれば金沢駅からのシャトルバスを

お勧めします♪

 

それでは宿に入ります♪

 

まずロビーに入ると天井からこんなものが!

これ、なんだと思いますか?なんと・・・

加賀水引で作られたオブジェです。

 

実は水引で作られたアートはお部屋にも飾られていて、私の

お部屋はこんなかわいい巾着でした♪

 

それからやはりこちらの宿といえば魯山人!!館内にたくさんの

魯山人の作品が陳列されています♪

 

中でも有名なのがいろは屏風です♪

 

”白銀屋”時代も展示されていたのですが、”界 加賀”になって

よりモダンにディスプレイされていて、いい感じです♪

 

屏風の下には加賀てまりが展示してあってかわいかったですよ💕

 

それにしても加賀文化はどれも本当に煌びやかで豪華です。

 

星野リゾート 界 加賀

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金沢の夜ごはん♪大胆だけど繊細、そして美味でした!!@金沢・山乃尾

それでは金沢の夜ごはんです♪

夜はお庭がライトアップされていて、朝や昼間とは違う顔を見せて

くれます。

 

そしてお夕食は宿泊とは別のお部屋にライトアップが素敵な

お庭を通ってご案内いただきました。が・・・

もしかしてここは宴会をするお部屋なのでは?

 

ゆったりと用意がされているのであれですが、HPで見たら

こちらのお部屋で婚礼もやるみたいなのでかなり贅沢な使い方を

させていただいています(汗)

 

各々の席にはこのようなセッティングが♪

あ~やはり塗りの文化っていいですね。

 

それではお食事の始まりです。

 

まずは菊姫のにごり酒をいただきました♪

石川県白山のお酒です。なんだか三々九度のようです💕

 

そしてお食事の”先”!筍ごはんが登場です!!

え~いきなり飯もの???でも荘厳さすら感じる盃でのお酒から

このダイナミックなプレゼンテーション、大胆です!!!

 

筍の皮を外したら、立派な筍の中にかわいく筍ごはんが

入れられています。そこにたっぷりの木の目を女将さんが手の平で

”パンッ!!”と叩いて

 

懐紙と共に「手で持たれて、がぶりといかれてください!!」と♪

 

木の芽の香り、竹の子の歯ざわり、そして筍ごはんのやさしさ、

ここに蕨の塩味も加わって”春”を体で感じる感じ?

 

あれですね。お酒などをいただく前にちょっとお腹に入れて

くださいねというのと季節の両方を見せてくださった一品

なのだと思います。

 

これは外国の人にぜひ体験してもらいたい感動だな~

 

スターターなのでとても淡々した味付けなのですが春の入り口に

連れてきてもらったような、そんな優しい美味しさです。

 

それにしても筍ごはんをこんな風に想起する料理長、凄い!!!

 

と思っていたら~素敵なお椀が登場です!!

斬新!!

 

蓋をあけると中には・・・

しじみの真丈♪おついももちろんしじみです。滋味深い、とても

上品なお椀でした。

 

ここでせっかくの金沢なので日本酒をお願いしました。

酒器もとても素敵です♪

 

因みに私は久谷焼では赤絵が好きなのですが久谷焼って

全く違った個性を持った絵付け法?があって面白いですよね。

 

と、ここで日本酒の登場に合わせたかのように”造”が

登場しました。

真ん中からぼたんエビ、左下が白バイ貝、時計回りにサヨリ、

トリガイ、鰈、平貝の炙りです。

 

これらのお造りをいろいろな楽しみ方でいただきます♪

 

え~どんな風にしようかな~

 

因みにひとつだけ”こうやって召し上がってください”というのが

あって、それは炙った平貝!

 

どんな風かというと~

海苔に巻いて、ちょっとお醤油をつけてパクッっと(≧◇≦)

 

大変、美味しゅうございます♪

山乃尾、繊細さと大胆さの両面を持っていて、まるで小悪魔のようです!!

 

次に稚鮎が登場♪

ごめんなさい・・・またまた私の写真力の低さです…LUMIX、

感度良すぎで黒をまずキャッチします…稚鮎ちゃん、ごめんなさい…

という写りですがめっちゃくちゃ美味しかったです。今年の初物ですが

これを稚鮎といっていいの???というくらい立派な稚鮎ちゃん♪

 

いや~築地でもいいものというのはいくつかの料亭に行って、

その他のお店には回らないといわれていますが、山乃尾って

そういういくつかの料亭なんだなぁというのを感じた一皿でした。

 

そして…北陸といえば!!!という一皿が登場です!!!

のどぐろ~💕

 

美味しいです。美味しすぎです。えー、英語だとこのあと

もうひとつ上の最上級があるんだけど日本語だとなんてかけばいいの?

美味しすぎすぎです(笑)?

 

のどぐろって基本どこでいただいても美味しいですが、でもこれは

錦織に食べさせてあげたいくらい美味しい!!

 

そしてお皿も素敵♪

 

はぁ~幸せです。

 

ここで次の日本酒を!!

そそ、先ほどの酒器ではかぐや姫のようなクーラーをお見せ

できなかったのですが(それは私のカメラ力・・・)、今回は

ぜひご覧ください。素敵ですよね。

 

グラスで2種類、お酒をいただかせていただきました。

 

ここでこんなものが登場

お肉は能登牛とのこと。またまた素敵なお皿にのっていますが

いったいこれは・・・?

 

と思っていたら、ご主人が登場です!!!

え~ちょっ、ご主人、かっこいい(≧◇≦)💕

 

もしかしてシェフズテーブル?と思っていたらはい、そうでした!!

そしてこれはもしや…

魯山人風でしょうか?

 

こちらはすき焼きではありませんでしたが、でもすべての材料を

同じ大きさ、同じ高さといえば…?

 

まぁそんな私が海原雄山に教えてもらった知識に翻弄されている

うちに目の前にお料理が出されました♪

大変美味しゅうございます。

 

いづれも本当に美味しいのですが、能登牛って美味しいですね~

 

以前、プレスツアーで金沢と能登を巡ったことがあり、その際にも

能登牛いただいたのですが、私もまだ若かったし、あと調理法が

違ったのもあったかな?あまり能登牛って印象に残っていなかったの

ですが、今回は物凄く記憶に残っています。

 

お肉に関してそんなに明るいわけではありませんが、能登牛、

なんだろう?脂が優しいのと味わいがとても上品です。

 

これは年齢がいってもいただけるお肉なのではないでしょうか?

 

そしてお食事は〆の鯛めしに♪

こちらも大変美味しゅうございました。

 

あ~もう本当に素敵(≧◇≦)✨✨

 

この後は水菓子の日向夏のゼリーと~

 

よもぎ餅をいただいてフィニッシュ!!

 

改めて本当にすべて美味しく、幸せな時間でした。

 

因みに山乃尾、お食事だけの利用も出来るのでもし金沢に

行かれることがあったらぜひ足を運んでみてください。

 

加賀文化の凄さと洗練を堪能できると思います!!!

 

山乃尾

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魯山人にゆかりの料亭旅館です♪@金沢・山乃尾

さて金沢で泊まった山乃尾♪

 

北小路魯山人にゆかりがあり、愛された料亭というので

有名な宿です💕

 

朝食の記事でも書きましたがお料理がお勧めというだけでなく、

お庭もとてもいいというお話を伺っていたのですがはい、素晴らしかったです♪

 

お玄関前もこんなに素敵♪

 

今回泊まったお部屋は紅柄色の壁が美しく、ちょっとした運動も

出来ちゃいそうなくらいに広いお部屋でした!!

 

窓からの眺めが素敵でね、到着した際に撮った写真がこちら

 

荷物を置いて、茶屋街に遊びにいって帰って来た際の写真がこちら

 

そしてお夕食前に撮った写真がこちら

すべてほぼ同じアングルですが全然、街の顔が違います。

 

因みに茶屋街はこんな写真も撮ってみました♪

 

そしてこのお部屋のいいところは広いお部屋もそうなのですが

こちらのお風呂です!!!

総檜ーーー!!!これ、湯殿だけでなく~

タオルやアメニティが置かれている棚も~

なんと広間からお風呂に向かう階段に至ってまでも何もかもが

檜!!!

 

え~どんだけ(≧◇≦)✨✨

 

ということで離れ全体がほのかに檜の香りに包まれています。

 

そそ、素敵な宿はこんなものまで素敵に!!

無粋なものもこんな風に素敵に室礼えたら素敵な空気に

取り入れられるのですね。

 

素敵な宿だな~

早くまた行きたいな~

 

次の記事では贅沢で豪快だったお夕食について書きたいと思います♪

 

 

山乃尾

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