2人が台本を杉山に提出してから数日、演技の授業の日がやってきた。
授業が始まると杉山は早速印刷した台本をみんなに配る。
「手嶋が書いてきてくれました。いまからすることはこの台本の訂正。こうしたほうがいいとかいう意見はどんどん言って。」
杉山がそう言い、生徒は台本を必死に読む。しかし誰も手を挙げる人はいない
杉山は驚いて
「ないの?訂正する部分。」
そうきくと全員頷く。
「そう。生徒創作にするからこっちもあまり口出ししないでおくわ。じゃあ手直しはなしということで、このまま行くわよ。」
「はい!」
元気よく返事をするクラスメイトの反応をみて隆太と早稀は逆に不安になった。
しかし、不安に思っていても話は進んでいく。配役などを素早く決め読み合わせが始まろうとしていた。
セリフはみんな同じ量で短く振り分けていったがただ1人とてつもない量の長台詞が与えられる人がいる。その役になったのが早稀だ。
ぼーっとしている間に決められてもうあとには戻れない状況だった。
なぜ早稀になったのかは不明だ。
「なんで、もう…。覚えられんのかな…。」
そう呟きながらも練習は始まる。
みんなが淡々とセリフを言っているなかだんだん早稀の番が近づいてくる。
遂にページをめくると早稀のセリフが出てきた。
呼吸を整えてセリフを読み上げると横にいた隆太が「えっ」と言葉を漏らす。
「えっ?」
早稀も台詞の途中だが同じように反応してしまった。
周りを見るとみんな唖然とした顔をしている。杉山も頭を抱えているように見える。なにが起こったのか早稀には分かっていない。
すると横にいた隆太が言う。
「早稀、それは本気で読んでるの?」
早稀は隆太の言葉の意味が分からない。
「訛ってた?」
「あ、いや、訛りはいいんだけど、それは100%演技した結果なのかな?って思って…。」
「どういうこと?」
「いや、あの…棒読み感…すごい…。」
《こまつなから》
先週も放置してしまいすいません

今回のお話ですが、早稀のできないことが発覚しました。『演技』です。
何事も完璧な人なんていませんよね笑
ただ、早稀の棒読みは素人が初めて劇しました~のレベルじゃないということ笑 相当ですよ。私も演劇に携わっているとすごい子に出会いまして、初めてその子の演技を見たときに杉山先生のように頭抱え、隆太のように「それは本気?」と聞いてしまいました笑 早稀…頑張ろう。
申し訳ないんですが、テスト期間に入るのでしばらくおやすみしますm(_ _)m
それから、12月は本当に忙しいので下手したら年末にしか帰ってこないかもです
comicoでの漫画はしばらく更新できないと思います
把握よろしくお願い致しますm(_ _)m
では