相撲が好きなだけでなく、
どんなスポーツでも観るのが好きだ。
特にボクシングは、井上尚弥のような無敗で、
決着が速く、頭脳の良さを感じるスマートな試合には
胸のすく思いがして、気分が良い。
最近は、有料チャンネルでしか試合が見られないのが残念だが、
勝つに決まってるから、、と、あとのスポーツニュースを見ることにしている。
もう5〜6年前になるのか、井上尚弥が「モンスター」と呼ばれ出した頃、
妹の息子、、甥、、の結婚式に「知らずに」出席して、
披露宴のテーブルに井上尚弥が、
奥さんと子供を連れて出席していたのには驚いた。
新婦と幼稚園時代からの幼馴染みで、
その仲間達に混ざって、にこやかに、
試合の時とは違う柔和な表情で、子供の世話をしていた。
ミーハーの私と、末の妹は
早速、席まで言って挨拶を交わした。
柔和ではあったが、シュッとしていて
綺麗な男子だった。
「スポーツルポライター森合正範著・怪物に出会った日」
日に何ページも読めず、ダラダラ読んだので
時間がかかったが、内容は面白かった。
今までに井上尚弥と試合した選手へのインタビューを元にした「ルポルタージュ」。
どの選手も、「井上選手と闘えたこと」を
誇りにしている。、、どの選手も。
無敗の井上の相手だから、当然全員「負け」ているのだが、
一人として、「腹を立てたり」、悔しがったり、
憎んだりしていない。
誰もが、井上と闘えた自分を喜びとして、
その後の選手人生や、引退したのちも、
自分の人生の糧になった、、と思っているようだ。
あの、結婚式で会った時より
何倍も強く、
今や【現WBAスーパー・WBC・IBF・WBOスーパー世界スーパーバンタム級統一王者。元WBC世界ライトフライ級王者。元WBO世界スーパーフライ級王者。元WBAスーパー・WBC・IBF・WBOスーパー世界バンタム級統一王者。世界4階級制覇王者。WBSSバンタム級優勝。アジア人初、史上2人目の2階級4団体統一王者】
という肩書がついた井上尚弥、、
この本は、井上自身にインタビューした部分は殆どない。
負けを喫した相手選手の方に焦点が当たる。
何度も言うが、全員負けているのだ。
しかも、殆どの選手がKO。(判定勝ちは、今までの試合で2度しかない)
それなのに、みんな爽やかな受け答えをするばかりか
井上尚弥に負けた試合を「誇り」に思っている。
良い本だと思う前に、もう一度、
あの優しい笑顔のシュッとした綺麗な青年を思い浮かべ、
甥の嫁のサッパリとした性格と、
その仲間達の気持ちの良い付き合いを想像して「なるほど」の気持ちになる。
散歩道で、偶然目にした「リュウゼツラン」。
いつかテレビで話題になっていたが、
なんでも100年に一度、花が咲くらしい。
↓花が咲いたみたい。


