ハノイはいろいろなところで、のんびりして いいかげんな アバウトなところだと感じました。
それに引き換え、日本はなんでもかんでもルールでしばって、和を乱さないようにして、きちんとしないといけなくて、そのためにまたよけいな作業や仕事が増えて。。。他国から見たら、ちょっと病的なレベルだと思います。
まぁわたしたちの前の世代の方々がそうやって一生懸命真面目にやってきたからこそ、円が強くなって、そこそこ働いていればちょっと海外に行けるくらいのお金が手に入るようになったわけで、、、それはとてもありがたいことです。
なんでも、いまのベトナムじゃ大卒の初任給が4万円くらい。コンビニバイトが時給100円程度なんだとか(大衆食堂のフォー1杯が150〜170円くらい)。労働の対価が安すぎて、気の毒なくらいです。
日本車やアメ車はなんと関税200%で、一般庶民には天上の花。贅沢ができるのは、たぶん政府高官か、中華系のお金持ちか、日系を含む外資系企業に務めている人たちだけじゃないかな。
日帰りツアーのガイドの若者(たぶん高卒3年目くらい)から、「いままでどこの国に行ったー?」みたいなことをうらやましそうに聞かれました。腹のなかでは、うちの高校生息子を見てコンチクショウと思っていたかもしれません。彼の給料では、たぶん一生海外旅行なんて行けないでしょうから。。
発展途上の国に行くと、そうした格差を感じてちょっとだけ気が重くなります。。。。。。がその都度、いやいや日本人はモーレツに働いてきたのじゃ! ケロ夫やわたしだってストレスに押しつぶされそうになりながらあくせく働いてきたんだから!と思いなおします。
ベトナムだって、10年後はぐんと経済成長して(格差が広がって)いるかもしれません。あの旧市街の街並みだって、いつまであのまま残っているやら。
ケロ太は、そういう格差を肌で感じたかな?
…………どうかなー?(゜∀。)
最終日の夜は、帰国便の時間まで(またまた深夜発 (^^;)湖でぼんやりしていました。来てよかった。今度は南の都ホーチーミンに行きたいです。
日帰りツアーで500段の石段をのぼって見おろした、タムコックの心洗われる風景