出雲大社で縁結び祈願
先日2泊3日で島根県出雲市に行ってきました。念願の人気夜行列車サンライズ出雲に乗って!夜10時に東京駅を出発し、翌朝10時頃に出雲市駅に到着します。その日は台風が近づいており、日本列島が低気圧で雨模様の予報でした。朝6時頃目が覚めて、車窓を覗いたらちょうど岡山県でしたが、雨が降っていました。水不足の今なので、雨は恵みの雨ですが、旅行日和とは言えないなぁ・・・と思って、雨傘を用意していたのですが、出雲に到着したら曇り!降っていない!よし!このまま出雲大社に行ってしまおう!ということで、JR出雲市駅から出雲大社までは、一畑電車という出雲地方の交通の要である一畑グループの電車に乗り、出雲大社駅まで向かいます。しかし、時刻表見ると、30分から1時間に1本程度!山陰地方の一大観光地へ行く電車なのに、本数が少ない!たまたま、サンライズ出雲から下車して、荷物をコインロッカーに預け、お手洗いに行くとちょうど良い感じの出発時刻でしたが、のんびりしていると、次は1時間後でした。途中で乗り換えていよいよ出雲大社駅へ向かいます。この電車は無人駅なのか、基本電車内にいる車掌さんに切符を渡して下車するタイプです。その車掌さん、道中の景色のガイドもしてくれます。田園風景にあるチョイスポットを楽しんでください。さて、出雲大社駅に到着し、出雲大社まで徒歩10分ほど。参道を歩くのですが・・・お腹が減っていたので、少し早いですが、お昼!ランチは、出雲そばそして、ようやく出雲大社前に!鳥居が立派です!写真で見た風景!鳥居をくぐり、奥へ進むと、緑がいっぱいの素晴らしい景色です。途中、うさぎの像がいっぱい。そう、因幡の素兎の伝説が、出雲大社です。そして、拝殿が見えてきます。大きなしめ縄で有名ですよね。実際にみると、本当にでかい!出雲大社では、二礼四拍手がお参りのスタイルだそうです。お賽銭を入れ、二回お辞儀そして4回拍手をして、お願い事をします最後にもう一度お礼をして終わりです。さらに、その奥に、本殿が皇室の方でも中に入れないという禁断の区域だそうです。出雲大社本殿は、大社造という日本最古の神社建築様式ですが、伊勢神宮などの多くの神社が長方形であるのに対し、出雲大社は正方形という独特の形をしています。出雲大社は、「縁結びの神様」として有名ですが、この大社がお祀りしているのは、大国主大神(オオクニクヌシノオオカミ)日本を創った男神のイザナギノミコト伊邪那岐命 と女神のイザナミノミコト伊邪那美命の息子がスサノオノミコト須佐之男命です。その息子がオオクニクヌシノオオカミです。その出雲神話に出てくる伝説が元となり、出雲大社があります。このオオクニクヌシノオオカミが国護りの際、「私はこれから、かくれたる神事(目に見えない人の縁)を治めよう」と言ったことから縁結びの神社と成ります。この縁は、男女の縁だけではなく、人と人との縁全てが含まれています。太古の伝説に触れてみるのはいいものです。愛と涙と勇気の神様ものがたり まんが古事記1,512円Amazon