私は長女だったので
3歳で妹が生まれるまでは
家の中の人や物は独り占めしていました。
祖母、曾祖母、両親の関わりも多かった。
特に曾祖母ひいばちゃんは何をしても怒ることがなかったので
一緒に居て一番安心できる人でした。
祖母も曾祖母も
当時「縫子」をしていたため
よく着物を縫っていました。
曾祖母は浴衣や着物も私用にとこしらえてくれています。
そして
沢山の本もありました。
幼児用の数や文字を学習する本
マンガ日本の歴史
童話大全集
今思えば
誰の差し金で
これらの書籍が我が家にあったのかは
ちょっと分かりません。
親が必死に幼児期から
何か知識や教養を身に着けさせようとしていたのかもしれません。
これらは
だいたい
小学校に上がる前には
自分で読んでいました。(内容の理解はもっと成長してからにはなりますが。)
大人になっても童話全集は時々読み返します。
でも。
ちいさいころに
一番好きだったのは
犬が赤いゴムボールを探して歩く
写真絵本でした。
ヨークシャーテリアやブルドックなどの犬が沢山出てくる
かわいらしい絵本です。
読んでほしいとせがむ絵本は
これ一つ。
ひいばちゃんだけが
毎日毎日飽きもせず
私に読み聞かせてくれました。
沢山の本と
ただ一つのお気に入りの絵本と
叱らないひいばあちゃん
ちいさかった頃の私の安全基地とそのアイテムだったように
思います。