コマオは出先の西宮ガーデンズでコロッケを購入し、夕食とした。
コロッケは普通のビーフとチーズ味、嫁は嗜好しているカレー味を美味しくいただいた。
コロッケを購入する前、コマオと嫁はシネコンで『ジーン・ワルツ』を観た。
映画の選択にも、やはり、妊娠を強く意識してしまう。
コマオは大杉漣に涙した。
大きく感動させられた。
そんな感動を味わう前、コマオらは寝床から車で15分ほどの所にある沖縄料理屋さんでランチを味わっていた。
沖縄そばとにぎり六貫、揚げ出し豆腐に海ぶどうがついて880円。
嫁には沖縄出身の友人がおり、その人のおすすめのお店である。
たいへん満足したコマオらは次回、晩ご飯に利用しようと意見が一致した。
美味しいランチの前にコマオらは病院を訪ねていた。
コマオも嫁も病気はしていない。
友人のHが脚の病気で入院していた。
Hはさぞかし凹んでいると思っていたが、脚以外は元気そのものだった。
ただし、Hは保険に加入しておらず、予想外の入院期間に費用の心配ばかりしていた。
コマオは各方面からお見舞金を集めようと決心する。
Hは最後に病院食の不満を口にした。
極薄味で仕方がない。
ずっと食べているため、差し入れのマクドの味が濃すぎて食べられなくなったとのこと。
いつ終わるかわからない入院期間に食事の不満、脚以外は元気なのに動かせない身体。
Hは健康が一番とコマオらに言い、見送ってくれた。