『親の心子知らず』ということわざがあります。
「親の子に対する深い愛情がわからず、子が勝手気ままにふるまうこと」と辞書にはあります。
たしかにそういう面は大いにあるのではないかと思います。
一方で、『子の心親知らず』ということも大いにあるなと日々のカウンセリングをしていて感じます。
おはようございます。
恋愛、婚活がうまくいかないのには必ず原因があります。
あなたの恋愛・婚活の悩みを解決する心理カウンセラーの吉田亮介です。
『子の心親知らず』を敢えて辞書風に書くと
「子の親に対する深い愛情がわからず、子に対する関心や配慮を欠くこと」
という感じでしょうか。
最初に断っておくと僕は結婚はしていますが、子どもはいませんので親になったことはありません。
それなのに何がわかるの!?
と言われてしまいそうですが、日々カウンセリングをする中で感じるものがあります。
子供の気持ちが親に伝わっていない、理解されていない、それが深い影を落としていることがたくさんあるなと感じます。
たぶん、一言で言うと、子供の親への絶対的な愛情を親は無意識に軽視してしまうことがあります。
もちろん、親だって人の子なので、完璧な対応など不可能です。
ただ、子供の親への愛情の深さは知っておいた方がいいと思うのです。
誰だって、人生の初期は子供だったはずです。
だから、全く知らないわけではないはずです。
ですが、やっぱり成人してさらに何年も経つと忘れてしまうところは大いにあるのだと思います。
例えば、今時はさすがにないと思いますが、
「あなたは橋の下で拾ってきたのよ(笑)」
という冗談を言われた子供は昔はたくさんいたようです。
親からすればちょっとした冗談です。
ところが、カウンセリングに来られる方の中には深い心の傷になっている人もたくさんいます。
実はこのケースちょこちょこあります。
もちろん、大人になった今、それは冗談だったんだろうと思える人がほとんどです。
それでも子供の頃に感じてしまった不安や悲しみはなかったことにできないことが多々あります。
その時に感じた深い心の痛みはなかなか消えないのです。
心の奥の奥にある自信のなさの一因になってしまったりするわけです。
また、ある女性は、3歳くらいの頃、友達におもちゃを貸そうとしませんでした。
それをみた母親が「●●ちゃん、そんなにワガママだとママはキライになっちゃうよ!」と言ったそうです。
大人の視点からみれば、心を鬼にして大好きな我が子に言った言葉かもしれません。
もちろん、ものの道理を教えるためですよね。
ですが、子供の気持ちがわかっていればこれは絶対言ってはいけないセリフです。
どこがよくないのか?
「ママは嫌いになっちゃうよ?」
の一言です。
この一言で子供にもよりますが、目の前が真っ暗になってもおかしくありません。
世界で一番大好きで頼りにしているママから「嫌いになるかも」と言われたのです。
ママには全く悪気はなくても、その子の気質によっては、世界が根底から崩壊するような一言かもしれません。
実際、このクライアントさんは、この一件以来、全く一切人にノーと言えなくなりました。
全く行きたくもない旅行に嫌われたくないからというだけで行ってしまうくらいです。
カウンセリングを通して、この女性は、お母さんはただオモチャを貸すようになってほしかっただけ・・
というのがわかりました。
プルスアルファ、友達にノーと言ってみる練習も少ししたところ、「ノー」と言えるようになりました。
大人になればそんなのわかるでしょ?
と思うのは大人視点の見方です。
大人になっても子供の頃にできた思い込みはけっこうわからないものです。
事実その女性はカウンセリングをするまで、自分の意志を人に伝えると本当に人に嫌われると思い込んだままだったのです。
しかも、この女性のお母さんは話しを聞くとどちらかというととても優しいお母さんで全く悪気はなさそうでした。
それでもこれだけの誤解が起きるのだからびっくりしますよね。
でも、お母さんはどう言えば良かったのでしょうか?
「●●ちゃん、そんなにワガママだとママはキライになっちゃうよ!」
というより、ストレートに言った方がずっと良かったですね。
「●●ちゃん、ダメでしょ!お友達にはおもちゃを貸してあげなさい!」
この方がはるかにいいです。
さらにいえば、「何で貸してあげないの?」と問いかけて、
「自分が貸してもらえなかったらイヤじゃないの?」
というように対話を通じて教える方法もあると思います。
もちろん、忙しいお母さんが「1から10までそんなことやってられません!」
ということもあると思います。
それなら、「●●ちゃん、ダメでしょ!お友達にはおもちゃを貸してあげなさい!」
という方がいいと思います。
それなら絶対誤解は起きないのか?
というと、実はそれでも誤解は起きる可能性があります。
ですが、さすがに全ての誤解をなくすことは不可能です。
最後の最後はやっぱりそれをどう捉えるかは本人の問題になるからです。
そして、これを読んでいる成人しているあなたは、たしかに親が原因となって傷ついているかもしれません。
ですが、成人したらもう自己責任です。
これは、突き放しているわけではなく、人は変えられないし、まして過去の出来事は絶対に変えられません。
だから自分が変わるしかないという意味です。
だから、変なお説教などではなく、あなた自身のために自分で変えるしかないということに気付いてほしいのです。
どうやって変えればいいかわからない・・
というあなたは、このブログやメルマガを読んで頂ければヒントはたくさんあると思います。
全ての始まりは、自分で自分を変える!という意志を持つことだと思います。
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