こんにちは
「婚活に疲れたあなたへ 心理カウンセラーが教える 結婚できない本当の理由」の吉田亮介です。
毎日暑い日が続きますね。
アイスコーヒーを飲み過ぎなのか、やけに脚が冷える今日このごろです。
上半身は暑いのに下半身が寒いんです。。
暑い暑いといいながらクーラーを付けて、アイスコーヒーを飲んで、脚には毛布をかけてます(笑)
それはさておき、今回は、結婚が難しくなった背景について社会学者の山田昌弘さんの分析をご紹介します。
山田さんは、社会環境の変化を大きな要因としてとりあげています。
3つあります。
1,経済環境の変化
2,自己実現意識の高まり
3,交際機会の拡大
まず、1,経済環境の変化です。
この経済環境の変化も2つあります。
1,男女間の収入格差が縮まった。
2,男性の収入格差が広がった。
1,男女間の収入格差が縮まった。
1986年4月に「男女雇用機会均等法(だんじょこようきかいきんとうほう)」が施行(しこう)されました。
職場での男女平等を確保し、女性が差別を受けずに、家庭と仕事が両立できるよう作られた法律です。
その後も2度改正され、どんどん改善されて行っています。
その結果、女性にとっても以前よりも働きやすく収入も上がっています。
つまり、結婚しなくてもやっていけるし、自分がしっかり働いている分だけ男性を見る目も厳しくなります。
求める収入基準も自分がそれなりに得ているだけに高くなりがちです。
2,男性の収入格差が広がった。
次に男性の収入格差の広がりです。
昔は、若い男性間の収入格差はほとんどありませんでした。
終身雇用(しゅうしんこよう)といわれるように一度勤めたら自分でやめない限り、定年まで会社が雇ってくれました。
また年功序列(ねんこうじょれつ)と言われるように年齢に応じて収入が上がりました。
ですので、横並びで、年齢による格差はあったものの同年代では大きな差はなかったわけです。
さらに、収入が低くても、リストラの心配がありません。
収入は、将来、安定的に右肩上がりにあがっていくのもほぼ保障されていました。
それが、今は派遣社員や契約社員、フリーターの若年男性が増えて、安定した収入が見込めない男性が増えたのです。
そうなると、女性と出会っても選ばれない。
交際しても結婚相手には選ばれない。
男性自身も将来を思うと不安で結婚できない。
ということになってしまうのです。
続きはまた次回にお話しますね。
最後までお読み頂きましてありがとうございます。
「婚活に疲れたあなたへ 心理カウンセラーが教える 結婚できない本当の理由」の吉田亮介でした。
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