おはようございます。
「婚活に疲れたあなたへ 心理カウンセラーが教える 結婚できない本当の理由」の吉田亮介です。
前回からの続きです。
自分は助かりましたが、妹を助けられなかったことを激しく後悔した女性。
「自分が妹を見殺しにした。」
そう想ってひたすら自分を責めていました。
この女性は想いました。
「こんな私が幸せになってはいけない・・」と。
この女性は、「十字架」を背負ったのです。
だから、彼女は笑わなくなりました。
何か、楽しいと感じることがあっても、自分に楽しいと感じる資格なんてないと想いました。
本来なら恋愛だってしたい年頃ですが、もちろん、彼女の中では論外です。
恋愛も結婚も一生ないということになります。
だって、幸せになってはいけないのだから。
彼女はカウンセリングを受けました。
そして、妹の立場に立つというワークをしました。
その時、はじめて妹の視点からみて、妹は、姉が不幸に成ることを望んでなんかいない。
妹は、姉に幸せになって欲しいと願っている。
そのことに気付いたのでした。
その時から彼女は「私は妹の分まで幸せにならなければ！」と想うようになりました。
実は、まだ不健全です。
「妹の分まで」という、やっぱり何かを背負っています。
しなければ！というのもそうですね。
でも、プロセスがあります。
いきなり、自分は自分でいいし、そうであることを妹が望んでいるというところに行くのは難しいかもしれません。
でも、「幸せであってはいけない」よりは、ずっとマシですね。
まだ強迫観念はありながらも、彼女は幸福を追求し始めたからです。
次回に続く。
最後までお読み頂きましてありがとうございます。
「婚活に疲れたあなたへ 心理カウンセラーが教える 結婚できない本当の理由」の吉田亮介でした。
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