そして、原因をどうやって取り除くのかということについて、今日お話したいと思います。
前回と同じくあなたが女性恐怖症だとして説明しますね。
では、何で女性が怖いんでしょうか?
その原因があるはずです。
その原因が、たとえば、小学校3年生の時に、クラスメイトの女子全員に無視されたことだとします。
あなたは特別悪いことはしていません。
ですが、いろいろ運が悪かったこともあって、ちょっとしたキッカケでそうなってしまいました。
では、それが原因とわかったら、その原因を取り除けば悩みは解決しますよね?
そして、じゃあ、どうやって取り除くの?ということになります。
本当に詳しいことはカウンセリングを受けてもらうしかありません。
ですので、ここではポイントだけ参考程度にお話しますね。
ポイントは3つです。
1,感情を処理する
2,未完了を完了にする
3,その時できてしまった思い込みを書き換える
「感情を処理する」というのはこのブログではこれまでも何度も出てきていますね。
それだけ重要なポイントだということです。
処理するというとイメージしにくいかもしれませんが、「吐き出す」と言った方がいいでしょうか。
悩んでいるということはもう100%そこに感情があります。
いや、「俺は、悩んでいるけどそのことに関して感情はゼロだよ」という方がいたらぜひご連絡ください(笑)
※辛すぎて無意識に感じないようにしていることはあります。涙も枯れるというような。
なので、その悩みにまつわる感情を出してあげるのが重要なんです。
それと、大事なのは目の前の悩みの原因にとらわれないことです。
たとえば、あなたが職場でどうしても総務の女性と関わる仕事があって、いつも緊張しています。
あなたが緊張している原因は、ほとんどの場合、その総務の女性が本当の原因ではないのです。
さきほども言ったように、例えば小学校3年生の時に女子にイジメられたことが本当の原因です。
あなたは、その総務の女性が怖いのではなくて、小学校3年生の時にイジメられたことが怖いのです。
「また、傷つけられるのではないか?」と自己防衛反応が起っているのです。
それが人間の防衛システムだからなんです。
そして、そのイジメの記憶自体は必ずしも悪さをしません。
「小さいころ女子にイジメられちゃってさぁ、まいったよ!アハハハ。」と笑っていられる人もいるわけです。
その人はカウンセリングなのか自力なのか他の方法かわかりませんがその出来事を乗り越えているわけです。
だからといって、その方がその記憶がないかというとそういうわけではないんです。
では、何が悪さをするのか?
記憶そのものではなく、記憶に伴った感情が悪さをします。
その時に感じた恐怖や悲しみが蘇って来て、あなたは「女性が怖い」となります。
あなたが、その後も女子からイタイ目にあわされ続けているとします。
そうなれば、たくさんの体験から「女性は怖い」「女性は信用できない」というのが強く刷り込まれます。
そして、ポイントのひとつはやっぱりそれらの体験に伴う感情なんです。
だから、感情をしっかり吐き出すというのがひとつの大きなポイントになるんです。
どうやって、吐き出すの?というお話はまた別の機会にお話したいと思います。
最後までお読み頂きましてありがとうございます。
「30代、彼女が欲しいけど自信がなくてできないあなたに、彼女の作リ方」をお伝えしています。