前回、「石橋を叩いて渡らない」ではなくて「石橋を叩いて、最後にちゃんと渡って下さいね」という話をしました。
※「石橋叩いて渡る」は、安全を確認してから慎重に行動するという意味のことわざです。
では、「石橋を叩いて、最後にちゃんと渡る」って、具体的にどうやるの?というお話を今回しますね。
実は!けっこう多いんです。
「石橋叩いて渡らない人」ではなくて、「石橋を叩かずに渡ってしまう人!」=安全確認しない人。
前回の記事を読んで、「石橋を叩いて渡らない」というの聞いて、いや俺は渡ってるよ!というあなた。
そこにふたつの問題があるかもしれません。
1,そもそも渡る回数が少ない
2,石橋を叩いていない(=無謀)
ひとつひとつ解説しますね。
1,そもそも渡る回数が少ない
確かに過去に1度や2度、食事に誘ったり、告白したりしたことがあるのかもしれません。
ですが、それで「俺はダメだ・・。」「うまくいかない・・。」と結論付けるのは早すぎますよね。
思い当たるあなたは、このブログを読んで、最低限の準備が整ったら早速、新しい橋を渡ってください。
2,石橋を叩いていない(=無謀)
これはどういうことか。例えるなら丸腰で何の武器も持たずに相手の陣地に攻めこむようなものです。
具体的に話します。
ここにA君とB君がいます。会社の同僚です。
それぞれが思いを寄せる同じく同僚の女性Cさんがいます。
Cさんはこの時点では、A君もB君も同僚としか見ておらず特に恋愛感情もありません。
そんな中でA君は、積極的にCさんに話しかけます。
時には、CさんがハマっているマンガをこっそりA君も読んで話題を合わせたりしています。
最初は、全く気にしていなかったCさんですが、徐々にA君とは打ち解けて来ます。話が合うなという感覚は持っています。
そんな折に、たまたま会社の帰りにA君とCさんは帰りが一緒になりました。
また、お気に入りのマンガの話題で盛り上がりながら駅に向かいます。
駅が近づいて来ます。
お互い電車は反対方向です。Cさんも大好きなマンガの話題で盛り上がっているところで、名残惜しいと感じます。
そこに、A君が言って来ます。「話し足りないし、メシでも食っていかない?」
Cさんももちろん、もっと話したかったし、家に返ってもひとりでお弁当もさみしいところ。喜んで受けます。
「あ、いいね!行こう行こう!私、何か和食、食べたい気分!」
どうでしょうか?こんな流れだったら自然ですよね?
そして、それだけではないんです。
自然ということは、ここで万一Cさんが「ごめん、今日は用事があって・・。」と断られてもそれも自然なんです。
形としては同僚が同僚としてご飯食べて行かない?と誘って断られただけなので、ダメージもほとんどないのです。
翌日、出社して気マズくて仕事が手につかないというようなこともないわけです。
言ってみれば安全運転です。事故にならないのです。
そして、「石橋を叩かないで渡るケース」については次回お話ししますね。
最後までお読み頂きましてありがとうございます。
心理カウンセラーの吉田亮介でした。