あなたは失敗が怖いですか?
僕はもちろん怖いです(笑)
全く怖くないという人はいないでしょうし、いたとしたら、ものにもよりますが、それはそれで問題かもしれません。
だって、怖くなかったらどんどん失敗して、気にもしないですよね?
だから、失敗が怖いというのはある程度健全なことです。
ところが、中には度を越して怖がりな人がいます。
そういう僕もかつては度を越しすぎて神経症でした。
今は、人並みと思っていますが、人並みの中で比較すれば未だに怖がりな方かもしれません。
でも、これを読んでいるあなたはたぶん人一倍怖がりではないですか?
自信がない人って、「怖がりな人」とも置き換えられる面もあると想います。
何が怖いのか?ほとんどの場合、人にどう見られるか、思われるかだと想います。
中には、「人が怖い」という人もいるかもしれませんね。
以前お話ししたように暴力的なイジメや両親の虐待を受けた場合などです。
その場合は、真っ先にカウンセリングが必要です。
今日、お話するのは、「人にどう思われるかが怖い」というタイプの方に向けてです。
一番典型的な例は、気になる女性を食事に誘いたい、けどそんなこと出来ない・・。
「断られるかもしれない・・。」
「相手にされないかもしれない・・。」
「変に思われるかもしれない・・。」
「まわりに言いふらされるかもしれない・・。」
などなど。
それは怖いと想います。特にあなたは性格的にも失敗を恐れる慎重派かもしれません。
でも、よく言いますよね?
「石橋叩いて渡れ」って。
そうなんです。石橋は叩いて下さい。それは必要です。
あ、ここで「石橋叩いて渡る」を念のためどういうことか説明しておきますね。
石の橋があって、それを崩れたり壊れたりしないか、叩いて確認して、安全を確認してから渡るということです。
石の橋ほど頑丈で壊れにくい橋でもしっかり叩いて壊れない確認してから渡るほど慎重にということですね。
要は「安全を確認しながら慎重に行動する」ということですね。そういうことわざです。
では、本題に戻ります。
石橋は叩いて下さい。それは必要です。
でも、ちゃんと最後に渡って欲しいのです。
問題なのは石橋を叩くことではありません。
結局渡らないことが問題です。
あなたは、結局、一度も石橋を渡ることなく30年以上経過してしまったのかもしれません。
あ、石橋というのはもう分かると想いますが、恋愛関連の行動のことですね。
30年近く、彼女がいないという方に話を聞くと、慎重というより、石橋をそもそも渡っていない人が多いんです。
もちろん、渡れないからこそ、その渡れなくさせているものをハッキリさせて解消しましょうというのがカウンセリングです。
特に症状が重い方ほど、カウンセリングの効果が大きく出ますし、比較にならないほど動きやすくなると想います。
でも、カウンセリングで、渡りやすくすることは出来ても、やっぱり最後に勇気をもって渡らなければいけないのは同じ。
だから、今から少しずつでもその勇気をつくっていって欲しいんです。
といっても、明日早速女性を食事に誘いましょうとかいうことではないです。
じゃあ、どうするのか?
その辺りは次回またお話しますね。