こんにちは
心理カウンセラーの吉田亮介です。
あなたは感情を抑圧したことがあるでしょうか?
抑圧というのがよくわからなければ『我慢』と置き換えてもかまいません。
我慢したことがないという人はまずいないと想います。
ですが、それがいつもいつもとなると話は変わって来ますね。
色々なパターンや事例がありますが、先ず挙げておきたいのは、「うつ」の人です。
「うつ」になると程度の差はあれど、無気力、無感動、無表情になるのが特徴のひとつです。
つまり、感情をあまり感じなくなるのです。
多くの場合は、何か大変なことがあって、辛すぎることから、まるで電源をオフにするかのように感じることをやめてしまいます。
僕はかつてシステムエンジニアをしていましたが、過酷な労働から「うつ」になる人はたくさん見てきました。
「終わりがみえない」「努力が報われない」「やらなければならないことに対して自分が出来ることがあまりにも小さく感じる。」「自分にはとても出来ないように思える。」
こんな状況下で、過度のプレッシャーで、その上、睡眠もままならないような長時間労働で、陽の光も浴びないとなると、「辛すぎ」ますよね。
だから、もうそれ以上辛くならないように電源オフになります。
そして、人によっては、「味」もしなくなったりします。食事をしても「味」がしないのです。
感じないことで辛さを回避している状態ですね。
ずっと感情を抑圧して頑張って来たので、感情を感じなくなったとも言えます。
とにかく、無意識下で、自分に感情を感じることを禁止している状態です。
こんな状態だとしたら、「(感情や感覚を)感じてはいけない」というメンタルブロックが恐らくあります。
また、次回以降しばらくこの「感じてはいけない」についてお話したいと想います。
最後までお読み頂きましてありがとうございます。
心理カウンセラー 吉田亮介