こんにちは
心理カウンセラーの吉田亮介です。
前々回、前回と「カウンセリングって何?」ということでお話して来ました。
そして、前回、カウンセリングの価値と効果についてお話して、それが素晴らしいものであるということもお話しました。
そして、前回、そんなカウンセリングにも欠点がないわけではない。とお話したところで終わりましたが、今回は、そうしたカウンセリングの欠点についてお話したいと思います。
カウンセリングの欠点とは何でしょうか?
それは時に問題解決にならないこと。
あるいは、解決に多大な時間がかかるということです。
既にカウンセリングの価値と効果についてはお話しました。
このブログでもカウンセリングの絶大な効果を以前お伝えしています。
一方でカウンセリング(じっくり共感的にお話を聞く)で問題が解決しない場合が少なくありません。
確かにカウンセラーに親身にじっくり話を聞いてもらって、悩みが解決してしまうこともありますし、自力で解決する力が湧いてくることもあるでしょうし、カウンセラーのちょっとした一言が解決の糸口になることもあるかもしれません。
一方で、最初は悩みを聞いてもらって良かったのだけれど、2年も3年も経っても問題解決しない。少しは良くなった感じもするけど、ほとんど変化がない。
こんなこともちょこちょこ起こりえます。
なぜ、こんなことが起こるのでしょうか?
それは、カウンセリングというものが多くの場合、積極的に問題解決を図るものではないからです。
いわゆるカウンセリングというのは、クライアントさんの現状を受け止めて共感することで、ある種のヒーリング(癒し)が起こったり、あるいは、気付きを促したりするものです。
積極的に問題解決を図るというよりもクライアントさん自身が、自分自身の中で悩みを受け止めて消化し解決していくのを待つようなイメージです。
もちろん、それによって問題の軽減や解決につながることもありますし、それが短期に根本解決することもあります。
一方で、それだけでは当面の苦悩が和らいだとしても根っこの問題には何の効果もないということも珍しくありません。
だからこそ、認知療法や行動療法といった心理療法を組み合わせて行くカウンセラーもいます。
では、当の僕がどうかという話になるのですが、僕のやっているカウンセリングはまさしく積極的に問題解決を図って行くことがメインとなるカウンセリングです。
もちろん、僕もいわゆるカウンセリング、つまり「傾聴」ということもしますし、クライアントさん自身に問題解決の準備が出来ていない場合にも準備が整うのを待ちます。
ですが、基本姿勢は、早期に根本解決するということを目指しています。
そのために使っている手法が「メンタルブロック解除セラピー」なのです。
では、この「メンタルブロック解除セラピー」とはどんなものなのか?
そして、カウンセリングとの違いは何か?
ということについて、次回、もっと詳しく説明して行きますね。