こんにちは
心理カウンセラーの吉田亮介です。
今回も、《生存》に関するリミッティング・ビリーフ(メンタルブロック)のひとつである【愛着(愛情)を感じてはいけない】について詳しく説明したいと想います。
※ビリーフとは「心の抵抗」のことを言います。
詳しくはこちらの記事をご覧ください↓
【愛着(愛情)を感じてはいけない】
【症状】
・見捨てられるのではないかと不安になる。
・愛情のぬくもり、温かさを感じられない
・愛されているという感覚がない
・相手の愛情を疑ってしまう
・人を愛するのが恐い
・「私のことを愛してくれる人なんかいない」と思っている
・嫉妬心、独占欲が強い
・目に見えない愛情を信じない代わりに、電話やメールの回数、プレゼントの金額等、目に見えるものにだけ頼って愛情のありなしを判断し、そうしたものを執拗に追い求める
・「あれをしてくれない。これをしてくれない(だから愛してくれていない)」と執拗に訴える
・「まだ欲しい。いつまでも欲しい」と求め続けて、それでいて決して満足しない(応じないとリストカットしたり、自殺をほのめかすことも・・・)
・配偶者や恋人への暴力(男女とも)
・対人恐怖症
・摂食障害
【ビリーフが出来る背景】
・幼少期に、親から愛情を与えられなかった
・幼少期に、親に愛情を求めたら拒絶された
・幼少期に、親から放置、無視をされた
・幼少期に、親から虐待された
特に女性の場合ですが、恋愛で深い親密な
関係になれない。どうしても長続きしない
というあなたはこのビリーフを疑ってみて下さい。
もちろん、他の可能性もあります。
などの可能性もあります。
※クリックすると記事に飛びます。
女性で、何人もの男性と付き合うけど、
本当に好きになれる人がいない。
特定の人間とは付き合いたくないという
場合、その裏には「親密になることへの怖さ」
があるかもしれません。
どういうことか説明しますね。
あなたが小さいころ両親、特に母親の
愛情が満足に得られなかったりすると
あなたは愛情飢餓に陥ります。
あなたは辛く苦しくなります。
すると、その苦しさから逃れるために、
表面的に愛情を諦めるのです。
なぜなら
「愛情が欲しい→でも得られない・・・。」
は辛すぎる。
それならば、
「愛情なんていらない→求めてないから得られない」
という図式にした方が楽です。
自己防衛手段だとしてやむを得ずそうしたのです。
これを愛着回避と呼びます。
こうやって愛情を求めることを封印するのです。
そのまま大人になるとどうなるでしょうか?
当然、愛情を求めません。
求めるとしても表面的なものだけです。
身体の関係だけのなんちゃって恋人を
たくさん作ったりする人もいます。
何でそんなことをするのか?
本当に愛情が通った関係を結ぶことは
(無意識に)怖くて出来ないけど、
やっぱり寂しいからです。
そうやって気を紛らわしているのです。
もちろん、そうしている人全てが全員
そうだとは限りません。特に男性の場合は
単なる欲望ということもあります。
でも、
本当に深い関係を築こうとすると
怖くて出来ない。そもそもそれが
どういうことなのかわからない
という方はこのビリーフを疑ってみても
いいと想います。