こんにちは
心理カウンセラーの吉田亮介です。
今回も「子供であってはいけない」
のビリーフ(メンタルブロック)について
お話しますね。
まずは【症状】と【刷り込みの場面】
については、以下の記事をご覧下さい。
【ビリーフ】「子供であってはいけない」について(その1)
「子供であってはいけない」
の記事をたくさん書いてます。
それだけこのビリーフは多くの人が
持っているメンタルブロックのひとつ
だということなのです。
「重要であってはいけない」
もそうですね。
この二つは、実際のセッションでも
本当によく扱います。
さて、話を本題に戻しますね。
よく「甘えられない」人がいますね。
「甘え」というと悪い意味にも
取られがちですが、健全な子供は
両親にしっかり甘えます。
↓詳しくはコチラの記事をご覧ください。
ママとパパが子供にプレゼント出来る最高のもの
「子供であってはいけない」
とは読んで字のごとく、子供らしい
ことを禁止しているのです。
だから、「甘える」=「子供らしい」
ことだから出来ないわけですね。
これは、成人して恋人や夫婦の間でも
起こりますね。
「甘える」というのは相手に依存して
頼りっぱなしということではありません。
「甘えられない」ことが返って相手に
迷惑をかけることもよくありますよね。
職場などでも、協力をお願いできなくて
ひとりで仕事を抱え込んでしまう人って
いますよね。
責任感が強いとも言えますが、
ともすれば返って仕事の進行を遅らせて
周囲に迷惑を掛けてしまうこともあります。
同じように恋人や夫婦であれば、
「甘えたい」こともあるだろうし、
「甘えて欲しい」こともあると思います。
一方通行で甘えっぱなしは、ただの依存
ですが、お互いがお互いを頼りに
しているというのがいい関係ですよね。
また、恋愛なら情緒的な甘えや
スキンシップだって大切です。
ベタベタすることで仲が深まりますよね。
だから恋愛ベタも多いですね。
要は生真面目なタイプが多いです。
長女だったり、長男だったりして
甘えることを自分に禁止して来た人は
「甘える」ということが苦手です。
それだけならいいのですが、
結果としてひとりで抱え込んでしまって
返って周囲に迷惑を掛けてしまったり。
本当の自分をなかなか出せないから
親密な関係が築けず表面的な
付き合いになってしまうこともあります。
だから、「甘えられない」というのは
案外やっかいだったりします。
甘えた方がいい時には甘えられた
方が健全ですよね。
甘えたいのに甘えられない
あなたは、このビリーフがある
可能性が高いです。