こんにちは
心理カウンセラーの吉田亮介です。
前回、「境界」が壊れた人の悪影響をお話ししました。
今回は、その解決法をお話します。
では、「境界」が壊れてしまっている人や
あいまいな人はどうすればいいのでしょうか？
どうすれば健全な「境界」を
築くことができるでしょうか？
それにはいくつかの方法がありますが、
ひとつ鍵を握っているのは「怒り」
の感情です。
以前、「境界」が壊れている人は
仕事を押し付けられても
「健全な怒り」を感じない
という話をしました。
「境界」が壊れたあなたは、
「怒り」のエネルギーを使うのが苦手です。
なぜなら「怒り」というのは
自分や自分の大切なものを
守るために、それが危険にさらされると
発動するものだからです。
「境界」が壊れたあなたは、
「自分」や「自分のもの」と
「相手」や「相手のもの」という
感覚が弱いのです。
だからこそ、いいようにされたり、
都合よく利用されたりしても
あまり「怒り」が湧いて来ません。
あなたが「怒り」を感じる時は、
相手ではなく自分に対して感じます。
「罪悪感」や「自己嫌悪」
という形で感じるのです。
つまり、怒りの矢印が外側
ではなく、内側に向かっているのです。
この矢印を外側に向けてやる
必要があります。
それと併行して「境界線」を
認識することをやって行きます。
どうやってやるのか？
それはセラピーの中で
ワークとしてやります。
実際にイメージの中で自分の境界線
と相手の境界線を引くことで
認識してもらいます。
そんなことで効果があるのか？
と思うかもしれませんが、あります。
詳細は実際に受けてもらうしか
ありません。
もし、まさしく何回かにわたって
書いて来たように「境界」が
壊れていることで、
仕事を押し付けられてしまうという方。
「怒れない」あなた。
人の顔色ばかり伺ってしまうあなた。
パワハラにあっているというあなた。
そういう方々は、ぜひ一度、
メンタルブロック解除セラピー
を受けることを強くオススメしますよ。
では、今日はここまでにしますね。