こんにちは
心理カウンセラーの吉田亮介です。
今日は、心理カウンセラーの立場から
子育てについてお話したいと思います。
昨日、上北沢の『パパフェスタ』にてミニセミナーを開催しました。
タイトルは
『心理セラピストが伝える子供を幸せにする10歳までの子育てで一番大切なこと ~子供は十分に甘えさせることが大切です。十分に甘えた子供ほど自立します~』
です。
この内容についてお伝えします。
このセミナーで僕は3つのことをお伝えしました。
1,子供は甘えさせることが大切です。
2,子供は甘えと反抗を繰り返して成長していきます。
3,甘えさせると甘やかすは違います。
この3つについて1つ1つ説明して行きますね。
先ずは、
「1,子供は甘えさせることが大切です。」
からお話します。
甘えさせるとはどんなことでしょうか?
まず0歳~3歳くらいまでの子供、赤ちゃんの
場合には、何をおいても大切なことがあります。
それは、『抱っこ』してあげることです。
十分に『抱っこ』してあげることが大切です。
では、なぜそんなに『抱っこ』が大切なのでしょうか?
それにももちろん、理由があります。
赤ん坊は抱っこしてあげることで「安心」します。
そして、この「安心感」こそが大切なのです。
この赤ん坊の「安心感」は身体レベルで形成されます。
イメージとしては細胞に安心感が刻まれるのです。
このことの意味はとても大きいです。
身体レベルで「安心感」が出来ると
子供が成長して大きくなった時に、
自立に向けて色々なことにチャレンジ出来るのです。
逆にこの「安心感」が不足してしまうと
「不安」になり、怖くて色々なことにチャレンジ
出来なくなります。
つまり、自立が出来なくなってしまいます。
安心感→自分でやってみたいという意欲→チャレンジ!
という順番なのです。
この「安心感」が不足してしまうと色々な問題が
出て来ます。
今、僕のところにカウンセリングに来られる方は
この「安心感」が不足している方がとても多いです。
それゆえに「うつ」になったり、
対人恐怖になったり、
不安が常につきまとうようになったりするのです。
ストーカーをしてしまう心理もこの「安心感」の不足
にあったりします。
ですのでこの「安心感」というのは人生を生きる上での
「基盤」「土台」と言っても過言ではないのです。
だから、赤ん坊を持つママやパパは何よりもまず
「抱っこ」してあげてください。
ママとパパが子供にプレゼントできる最高の贈り物
のひとつが愛情のこもった「抱っこ」です。
未だに抱き癖がつくというような誤解がありますが、
とんでもない誤解です。
十分に抱っこしてあげれば子供は満足して自分から
自立に向かいます。
逆に抱っこが足りないと「不安」で、「抱っこ」
してもらいたがる子供になったりもします。
さらに言うと抱き癖がつくとかつかないとかは
非常に小さい問題です。
万一ついたら、ついた時対応すればそれで済むことです。
一方で、逆に「抱っこ」が不足した場合の悪影響は甚大なのです。
ですので、何をおいても先ず「抱っこ」をしてあげてください。
続きはまた次回お話しますね。