80年代の設計室 | こむぎブログ~猫とコンピュータ~

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3匹のお姉ちゃん猫と3匹の弟分猫たちの日常と6匹の猫たちが登場する変な猫マンガ。
そして昔のパソコンあれこれ。

【製図台で図面を書く】

キナ鉄建設の事務所の製図台で手書きで図面を書いている童子さんです。

 

大月部長「どうかな?手書きだと図面は書きにくくないかな?」

童子さん「このドラフターの使い方もわかってきたので何とかなりそうです」

大月部長「今はみんなCADで図面を書くようになったから大変だろう?」

童子さん「いえ、勉強になって楽しいです」

 

CADのない頃に書かれた鬼奈川鉄道の鉄橋や駅の施設の古い図面をデジタル化して保存するために、元図の復元作業のアルバイトに来た3人です。

 

 

【ドラフター製図台】

※ドラフターは武藤工業株式会社の登録商標です

 

2000年頃までは建築、土木、機械の設計室や工業高校、大学の工学部などで使用されていた万能定規機能のついた製図台「ドラフター」です。

宮崎 駿さんのアニメ映画「風立ちぬ」でも、航空機の設計室にこのような製図台がたくさん並んでいるシーンがあったのを覚えている方は多いと思います。

 

平行線や直交線が簡単に書けるL型定規と、決められた角度に定規を回転させることができるバーニアダイヤル、その万能定規をXY方向に動かすためのアームがついた製図台です。

 

 

【ドラフターの3Dモデルを作成しました】

今ではPC上のCADで同様のことが簡単にできるようになり、きれいな活字で寸法や但し書きなどを記入することができるようになり、また、90年代までは非常に高価だった大判プリンタも2000年に入ると個人でも購入できるほど安価になったため、今ではドラフターはほとんど使われることはなくなりました。

 

日本で初のドラフターを開発・製造した武藤工業でも、現在は大判カラーインクジェットプロッタやCADソリューションが主力製品となりましたが、製図の基本が学べるということや昔からの愛用者のために現在もドラフターの販売を続けています。

 

 

桜が満開

こちらも桜が満開になりました。

近所の保育園の桜がとても綺麗です。

 

 

白いソメイヨシノ

本当に淡いピンクの桜の花です。

あたりいちめんほんのりと甘い香りがただよっていました(^-^)

 

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