【H-3ロケット】
先日打ち上げられた日本の新型主力宇宙ロケットのH-3です。
今回打ち上げられたH-3ロケットには固体ロケットブースターは2本だけ取り付けられたH3-22S型で、上のモデルはブースター4本のH3-24L型です。
新型液体水素燃料ロケットエンジンLE-9を搭載した第1段は所定の性能を発揮したのですが、2段目のエンジン始動に不具合が発生したため、海上に墜落する危険を避けるために管制センターからの指示で空中で破壊されてしまいました。
【アメリカの超大型宇宙ロケット】
左の大きなロケットは、アメリカ航空宇宙局(NASA)で開発が進められているSLS Block2 Cargoです。
昨年11月に半世紀ぶりの有人月面探査を目指すアルテミス1号を打ち上げたSLS Block1(中央)の拡大型ロケットで、将来の月面有人基地や、火星有人基地の建設のための資機材や、大型の宇宙天文台建設のために使われるもので、全高111mの史上最大の宇宙ロケットになります。
右の背の低いロケットが日本のH-3ロケットです。
だいぶ小ぶりに見えますが、現在のアメリカの主力宇宙ロケットのファルコン9やアトラスV、欧州宇宙機関のアリアン5型、中国の長征5号と並ぶ大型ロケットです。
私は本物や実物大模型を見たことはないのですが、おそらくはH-3ロケットも実物を見るとその大きさに驚くことだと思います。
上のロケットの3Dモデルも3D Warehouse(←私のページへのリンクです)にアップしました。
GLB形式ファイルをダウンロードすれば、3D-CADや3DCGツールが無くてもWindows標準の3Dビューアで見ることができます。
興味のある方はダウンロードしてみて下さい。
今日は夜にまた記事をアップします(^-^)