【童子さんの新アイテム】
びわ 「あー!すごーい。カラーで絵を描いてるー」
童子さん「小さいけど、こうやって絵やグラフが描けるのよ」
童子さんが昔のポケットコンピュータがイラストを印刷しているところをびわに見せています。
【さすがに写真は印刷できませんが…】
童子さんがびわに見せているのはポケットコンピュータPC-1360K用カラードットプリンタCE-140Kです。
7色カラーで文字や図形を印刷できるカラープリンタです。
ポケコンはカラーグラフィック表示ができないため、カラーで図形やグラフ、絵を描くためには、図形を描くBASIC言語の命令でプログラムやデータを用意しなければならず、パソコンのグラフィックツールを使ってイラストを描くことに比べると多大な労力を必要とします。
童子さんはパソコンで描いたイラストを、ポケコンのプログラムで印刷できるようにデータ変換のプログラムを作ってポケコンに転送して、それを印刷して見せています。
【漢字ポケコンPC-1360KとカラードットプリンタCE-140PK】
文節変換で日本語入力ができるシャープのポケットコンピュータPC-1360Kと、専用漢字カラードットプリンタCE-140PKの3Dモデルです。
1986年に発売された機種ですが、私はこの機種は使ったことがありません。
ポケットに入るワープロ入力機として使えるかも、と、かなり興味を惹かれましたが、安価になったとはいえ、本体・プリンタ・メモリカードと揃えていくと総額で10万円近くになりましたので、おいそれとは手を出せるものではありませんでした(^_^;
ポケットサイズの本体とはいえ、当時はまだノートパソコンは無く、性能的には8ビットデスクトップパソコンにひけを取るものではなかったので、銀行や保険会社などの金融機関の渉外業務や、野外でデータを取り図面化する必要のある測量士などへの専用プログラムが内蔵されたポケコンもこの頃活躍していました(^-^)
今週はちょっと偏ったネタばかりですみません(^_^;