【こたつでたぬきケーキ】
みどりちゃん「さっきまで猫のびわがいたのに、こんどはあなたが来たのね」
びわ 「麦ねえが来てるっていうからぼくも来てみたの」
童子さん 「近代屋のたぬきケーキがあるから、びわくんも食べなさいよ」
びわ 「やったー!ありがとー」
麦ちゃん 「(この子、猫だとチョコが食べられないから人の姿になったわね)」
みんなで近代屋洋菓子店のたぬきケーキを食べています。
猫にとってチョコレートは毒なので、びわはトイレに行くふりをして人の姿に変わって戻ってきました。
【たぬきケーキと昔のラジオ】
たぬきケーキと前回の記事に出てきたテレビ型ラジオ「シネマスーパー」です。
かまどもあるので昭和30年代の田舎の家の風景のようです。
たぬきケーキは知らない方もいるかと思いますが、食べ過ぎると胸焼け必至の安っぽいバタークリームをはさんだケーキの上に、これもワックスが入ったような安いチョコレートをかけて、たぬきのような形に仕上げたケーキで、昭和30年から40年代に日持ちのするこのケーキがあちこちの菓子店で作られていました。
決して美味しいものではなかったのですが、昔は「ケーキ」と名が付くだけですごく豪ジャスなお菓子のように思えました(^-^)
昭和50年代以降はホイップクリームや生チョコなどを使ったおいしいケーキが主流となり、たぬきケーキは絶滅したものと思われていました。
ところが令和の今、絶滅寸前だったたぬきケーキが、リッチなバタークリームとチョコレートを使って、プチブームとなっているようです。
うーん、久しぶりに食べてみたくなったぞ、たぬきケーキ(^▽^)
佐渡では現在5000軒近くが今回の大雪で停電になっていますが、幸いうちは大丈夫です。