イタリアの風に吹かれて | こむぎブログ~猫とコンピュータ~

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3匹のお姉ちゃん猫と3匹の弟分猫たちの日常と6匹の猫たちが登場する変な猫マンガ。
そして昔のパソコンあれこれ。

【オープンカフェでイタメシ】

オープンカフェ(ただの屋台とも言う)「みけづき」で、イタリアンをたのんで食べているみどりちゃんたちです。

今日はお店に銀ちゃんが入っています。

 

麦ちゃん  「紺色に赤のノートパソコンってめずらしいわねー」

みどりちゃん「お父さんが学生の頃に使っていた昔のものよ、たいしたものじゃないわよ」

童子さん  「このノートパソコンはイタリア製なのよ。デザインが素敵だわ」

みどりちゃん「オリベッティというタイプライターで有名な会社が作ったのよ」

 

みどりちゃんが持ってきたノートPCを珍しそうに見ている麦ちゃんと童子さんです。

 

 

【日本でも人気のあったオリベッティECHOS(エコス)20C】

1994年に発売されたイタリアのオリベッティ社のサブノートPC[ECHOS20C]です。

 

性能的には当時の日本やアメリカ製のWindowsノートPCと同じで特筆すべきものはなかったのですが、当時の日本のノートPCと言えば、黒またはグレーのボディカラーで、その中で濃い青色のボディカラーのECHOS20Cは珍しいものでした。

 

キーボードの右上にはトラックボールが内蔵されていて、使い勝手も非常に良いものでした。

 

タイプライター、事務機の大手メーカーだったオリベッティのPCは、他社のPCとは一線を画するデザインのよさが人気で、ECHOSシリーズは日本でも人気でした。

 

ですが、オリベッティ社はその後の群雄割拠のパソコン市場での戦いに敗れてパソコン製造からは撤退し、主力製品だったタイプライターや事務機もすべてパソコンのソフトでまかなえるようになったため売上げを落とし、現在はテレコム・イタリア(日本で言うNTTのような通信事業者)に買収され、テレコム・イタリア傘下のシステムソリューション(ビジネスサービスのための情報システムを提案・提供する)企業となりました。

 

デザインの良いパソコンといえばアップルを連想される方が多いと思いますが、ヨーロピアンデザインの雄とも言えるオリベッティ社のパソコンも、一時期は高い人気を誇っていました。

 

 

【喪中につき年末年始のご挨拶を失礼させていただきます】

本年、私の父が亡くなり、年末年始のご挨拶を失礼させていただきます。

例年年賀の挨拶をいただいている皆様にはあらためて年賀欠礼のお知らせをお届けいたします。

 

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