【小さなパソコンを持って出かけるびわ坊】
びわ 「カエちゃん借りていくねー」
楓 「落としたり無くしたりしないよう気をつけるなりよ」
銀ちゃん「童子ちゃんにもよろしく言っといてねー」
楓にいちゃんが新しく買った小さなパソコンと、リュックには普通のサイズのキーボードを入れて、童子さんの家に出かけていくびわ坊です。
びわが手にしているのがパソコン本体で、取っ手がついていて手提げにして持っていくことができるようです。
【ミニチュアPC[X68000Z]】
童子さん 「ほんとに小さいわねー。本物のX68000はこの3倍くらいの大きさがあるわよ」
やまはちゃん「びわ君、どうせゲームばかりしてるんでしょ?」
びわ 「これ、カエちゃんのだから、いつもゲームをしてるのはカエちゃんだよ」
童子さん 「小さくてもちゃんとしたコンピュータだから、たいていのことはできるわよ」
やまはちゃん「びわ君、プログラムの勉強するって言ってたじゃない」
びわ 「う、うん」
楓が買ったX68000Zを童子さんが見たいというので、びわはそれを童子さんの家に持ってきて見せてあげています。
【瑞起より発売されるX68000Z】
組込系マイコンの開発メーカー「瑞起」がこの秋に発売するミニチュアパソコン[X68000Z]です。
その名前の通り、このブログでもたびたび記事にしているシャープの16ビットパソコンX68000(1987年)のミニチュア版です。シャープから正規に許諾を得て開発されたものです。
HAL研究所からミニチュアサイズの8ビットパソコンの名機、MZ-80C(シャープ)、PC-8001(NEC)、FM-7(富士通)が発売され話題になりましたが、このX68000ZはそれまでのミニチュアPCと違い、フルサイズのキーボードとマウス(X68000シリーズの特徴の一つのトラックボール兼用マウス)が付属するようです。
瑞起はメガドライブミニやイーグレットⅡミニなど、ミニチュアゲーム機も開発しているメーカーで、このX68000Zも単なるミニチュアではなく、X68000用のソフトウェアが実際に動作するようです。
まだ詳細は発表されていませんが、いくつかのX68000用ゲームソフトもバンドルされると噂されています。
X68000シリーズにはかなり凝った造りのキーボードとマウスからトラックボールに変形するギミックのマウス・トラックボールが付属していたのですが、このX68000Zにも同じキーボードとマウス・トラックボールが付属するため、それなりに高価なものになりそうな気がしますが、幻の名機と言われるX68000をWindowsPC上のエミュレータとは違うリアルさで体験できるというのは面白いと思います(^-^)
価格次第では私も買ってしまいそうで恐いです(;^_^A