【ボーイング727を見に来たびわ坊】
※ボーイング727の3Dモデルは、3D Warehouseより2001kraft氏の作品を使用しました
日本の空から姿を消して久しい、トライジェット(3発ジェットエンジン)機のボーイング727型旅客機が、全日空の塗装で首都空港東京第一に来るというので、最近飛行機に夢中のびわ坊がそれを見に来ました。
銀ねえと麦ちゃん、楓がびわのつきそいで一緒に空港に見学に来ています。
【消えたトライジェット】
ボーイング727シリーズの最終型727-200スーパー27です。
ボーイング727型機は、1964年に就航し2019年までの半世紀以上にわたり活躍した中型ジェット旅客機です。
日本では日本航空、全日空、日本国内航空(のちに東亜国内航空→日本エアシステムとなり、その後日本航空に統合)の大手航空会社3社が導入した日本の空の主役でした。
私も一度だけこのボーイング727型に搭乗しましたが、この機体の特徴である胴体のお尻にある収納式のタラップから機内に乗り込みました。
このような仕掛けがしてあるので、ボーティングブリッジ(搭乗用可動式通路)の施設がない田舎の空港でも乗り入れすることができ、日本の地方空港のような小さな空港でもジェット旅客機を就航させることができました。
ロッキード社のトライスターやマクダネル・ダグラス社のDC-10型などの大型機もトライジェット機でしたが、ジェットエンジンが大型化し信頼性も確かなものになったため、現在の大型機のほとんどが2基のエンジンを積む双発機に変わっていきました。
【ソ連の小さなトライジェット機】
今、製作中の3Dモデルです。
旧ソビエト連邦時代に作られたロシアのYak-40型旅客機です。
わずか30人ほどしか乗ることができない小さなジェット旅客機です。
こんなに小さいのに3つもエンジンを積んでいるのは、ロシアの気象条件の悪さと、田舎の小さな空港の短い滑走路でも離着陸ができるようにするためです。
とにかく小さい!客室はマイクロバスの客室のような狭さです。
日本では富山空港からウラジオストクまでの定期便で2010年まで就航していました。
廃止になるまでに一度は乗ってみたかったのですが、それはかないませんでした。
こういった変な飛行機がロシアには多くあるのですが、これらのものも3Dモデル化していきます(^-^)
今日は休み…ではなく仕事でした(゚´Д`゚)
もうそろそろ休みがほしいです。