【パソコンショップ猫山】
やまはちゃんが授業で使っている、キーボード一体型マイコン「Raspberry Pi(ラズベリーパイ)400」の新しいマウスとケースを買いたいというので、猫山市では老舗のPC専門店「パソコンショップ猫山」に、麦ちゃんたちも一緒にやってきました。
【1980年代にタイムスリップ】
ここには1980年代後半から始まったパソコンブームの頃のパソコンショップを復元したタイムスリップコーナーが設けてあり、30年以上昔のPCが今でも使えるように展示してあります。
童子さん自身も1980年代の古いパソコンを持っているだけに興味深く展示されているパソコンを眺めています。
【当時は世界でも最先端を走った日本のパソコン】
1980年時点では世界のPCメーカーは数えるほどしかなく、アップル、コモドール(1994年倒産、現在はブランド名のみ存続)、タンディ・ラジオシャック(本業は家電量販店で、2015年倒産)がアメリカのPC御三家と呼ばれ、NEC、日立、シャープが日本のPC御三家(1982年以降はNEC、シャープ、富士通の3社)と呼ばれていました。
当時は電子工作ファンやアマチュア無線家など、限られた人だけが新しい時代の趣味として手を出すくらいだろうとメーカー自身も考えていたようですが、インベーダーゲームの大ヒットやOA(オフィスオートメーション)化の波に乗り、1980年代初頭に第一次パソコンブームが訪れました。
日本のパソコンは漢字が表示できる必要性があったため、早い段階で高解像度グラフィックを搭載するようになりましたが、そのおかげで絵画やイラストを趣味とする人たちがコンピュータグラフィックスを手がけるようになりました。
当時はユーザーサポートに専門的な知識が必要とされたため、家電量販店ではパソコンを取り扱うところは少なく、パソコンマニアの店長がいるPC専門店が主に販売を行っていました。
新潟市にも小さなパソコンショップが何店もあり、行きつけのお店で新機種を見せてもらったり、コーヒーをサービスしてもらったり、常連のマニアとPC談義をするのが楽しかったです(^-^)
今では懐かしい昔話になってしまいましたね…。
何と明日は休みです(^▽^)……って祝日なのか!!
休日出勤ばかりで、もう何だか曜日の感覚も無くなってきたぞー(゚´Д`゚)