【夜のコクピット】
童子さん 「ムギムギ、操縦代わってちょうだい」
麦ちゃん 「え!?童子ちゃん、なに無茶ぶりしてくるのよ!!」
みどりちゃん「あーあ、今日は満席で300人近くお客さんが乗ってるのよ」
ボーイング787ドリームライナーのコクピットで、機長の童子さんが、横に座ったキャビンアテンダントの麦ちゃんに操縦をさせようとしています。
【夜間飛行】
3人が乗っているのは首都空港東京第一にある、日本航空のフライトシミュレータで、本物の飛行機のコクピットではありません。
麦ちゃん 「なんとなくわかってきたけど、やっぱり怖いわ」
童子さん 「さすがに着陸は怖いけど、天気がいい時の空の上ならそれほど怖くないわよ」
みどりちゃん「ムギムギ、宙返りしてみてよ」
麦ちゃん 「できるわけないでしょ!!」
童子さん 「上手く操縦できれば機体がバラバラにならずにできるわよ」
みどりちゃん「え?ほんとにできるの!?」
童子さん 「この787はコンピュータがそのような操作をさせないようにしてるけどね」
今の旅客機は炭素繊維複合素材などを使って、高い強度を維持したまま軽量化され、エンジンの出力も大幅に向上しているので、アクロバット飛行もできるのですが、操縦系統はコンピュータ化されていて、そのような無茶な操縦を受け付けないように作られています。
【3DCGツールが動かなくなった】
このブログに掲載しているイラストを描くために愛用している3DモデリングツールMetasequoia4が、データを読み込むと落ちるという現象に見舞われました。
最初は最新版のMetasequoia4のバグ?かと思って焦りましたが、ネットを見てもそのような事例は無く、私のPC固有の問題なのかと途方に暮れてしまっていました。
しばらくして「もしかしたら」と、アプリ起動後に重大なエラーが発生していないかイベントログを見てみたところ、Metasequoia4が参照しているntdll.dllというdll(ダイナミック・リンク・ライブラリと呼ばれるサブルーチンプログラム)が破損していることがわかりました。
ntdll.dllを修復すれば何とかなるかもと、システムファイルチェッカーを起動してsfc /scannowコマンドを実行したところ、「いくつかのdllファイルを修復しました」とメッセージが出て終了したので、再起動してMetasequoia4を起動したところ…無事に治りました(;^_^A
【結構壊れるWindowsシステムファイル】
停電や強制的な電源オフによる異常終了や、Windowsアップデートの表面上に出てこない失敗などによりWindowsシステムファイルは簡単に壊れます。
昨日までは使えたアプリが急に動かなくなったという場合にはWindowsシステムファイルの破損が原因であることが多いです。
ここ数年Windowsがらみでの深刻なトラブルに見舞われたことがなかったので、すっかり忘れてしまっていましたが、突然アプリが使えなくなったなどの事態に見舞われたら、魔法のおまじない的にsfc /scannowコマンドでシステムの修復を試みるのは解決手段の一つになります。
Windowsのシステム修復機能「sfc /scannow」を試してみよう…ぼくんちのTV別館
ぼくんちのTV別館さんの解説が丁寧でわかりやすいです。
結構強力なトラブルシューティング手段なので、困ったときにはぜひ試してみて下さい(^-^)